『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*思い出してー89


前回の続きで和弘さん視点からです。 途中にある ~~ まで。



「ホント? 」
言い切った僕の言葉に、ホッとしたように顔を上げる。目が潤んで、泣き出しそうなのを見て、焦った。
「智?! 」
「だって俺、男なのに和叔父さんがしてくれたので、その、・・し、しゃ精とか、しちゃったし」
聞いて、脱力してしまった。
ふと、疑問がわく。
「智、まさかと思うけど、自分でしたこと・・・」
「あ、あるよそれくらいっ。ただ自分以外でシたことなかっただけで」
思わず言ってしまったのだろうが、朝の話題ではないと気付き、見る間に赤くなる。

ああ、どうしてこんなに可愛い仕草をするんだろう。

「も、もう止めよ、こんな話。
あっ、醤油! 」
テーブルの上には直径七センチくらいの醤油溜まりが出来てしまっていた。
「これ、捨てないといけない・・? 」
「キッチンペーパーに吸わせて煮物にでも使うよ」
「じゃ、俺、取ってくる」
あのさ、手。と言われ、ようやく離す。


智、昨夜と今朝のこと、僕はきっといつまでも思い出すよ。 ~~


服が乾くまで和叔父さんの部屋を探検。 とは言っても、マンションだから押し入れとかはそんなにない。
でも、
「アルバム見っけ。 見てもいい? 」
「どこから持ってきたんだい? まぁいいけど」




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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その219

回文。
始めから(通常通り)読んだ場合と終わりから(通常と逆に)読んだ場合とで、文字ないし音節の出現する順番が変わらず、なおかつ、言語としてある程度意味が通る文字列。言葉遊びの一種。

難しい説明でしたが、 やおや(八百屋)とか、しんぶんし(新聞紙)の言葉を指すようです。
もちろん世界中のどんな言葉でも作られ、西暦79年の遺跡跡*からも見つかっているとか。


私が最初に意識した回文は、 「わたしまけましたわ(私負けましたわ)」 という文。
’日本一長い回文’ ・・というのもありますが、読みに行って頭が痛くなって帰ってきました。なんか滅茶苦茶で・・・。

時代小説に出てくる、 ’長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな――なかきよの とおのねふり(ねぶり?)の みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな―― ’ の方がよっぽど分かりやすいです。
お正月、初夢の風習のひとつが、この歌が書かれた七福神の宝船の絵を枕の下に置き、歌を3度読んで寝ると吉夢を見られる。というものでした。
日本語の文は、五七五七七の短歌調のものが多いようで、回文を意識して作られた歌もあるそう。
一例に、 むら草に くさの名はもし 具はらは なそしも花の 咲くに咲くらむ があります。


作ってる最中の人の頭の中、覗いてみたい!
私も作ってみようかな~~、と考えていたら、いつの間にか車のワイパーが浮かび、消えなくなってしまって挫折。。
言葉だけでなく、音楽**にも、驚くことに遺伝子の調節配列などにもみられるそうですよ。



* 紀元79年8月24日の大噴火で有名なベスビオ火山の遺跡 (特に有名なのはポンペイの遺跡。回文が見つかったのは、ヘルクラネウムという街の遺跡です)
**ハイドンの交響曲第47番『パリンドローム』の第3楽章は、逆から読んでも同じ楽譜になる。 J.S.バッハの「音楽の捧げもの」にその例がある。


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『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー83

Rな表現があるので、(R-16かな?)年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。

















くすくす笑ったあと俺を見て、
「じゃあ、ちゃんと喜ばせろ」
「ま、待って。浴衣脱いでから」
帯というか紐というか、とにかくそれが無いと動くのに邪魔。それに、破けたら困る。

シャツ一枚で馬乗りになる。
「寒くないか? 」
「すぐ、熱くなるよ」
ニヤッと笑い合って、キスした。
何度も追い上げられてた俺は、けっこう攻撃的になってたらしい。
浴衣を着たままのひろさんに、時代劇定番の ‘悪代官と村娘’ 的な攻め方をしていた。

「ぁ・・っ、あ、やめ、ろ」
「いいじゃん。ひろさん、エロい」
浴衣の前を大きく広げ、シャツは捲り上げてる。下は俺と同じ。
広げた足の間で雄どうしを合わせれば、溢れた蜜でぬらぬら揺れながら刺激し合う。
「ん、・・んぁっ」
「ぁ、くう・・っ」
偶然、カリが筋を擦り、ビリビリッと電気が走ったような快感が起きて声が重なる。
やっぱひろさんの声の方がフェロモン山盛りだ。
そして、その声に俺の雄が硬くなって、ひろさんの中に入りたいと要求してきた。
でも、まだだ。もっと 『喜ばせて』 あげないと。
「ひゃ、あ、ぁあっ」
体を倒し、ひろさんとの腹の間に雄を挟み腰を揺らす。圧迫感でさらに欲棒の熱が上がっていく。
「気持ちいぃ? 」
「ん・・っは、ぁんっ」
耳たぶを噛んで、舐めて、
「ねえ、教えてよ」
また聞く。
「ゃ、息、入れる‥ぅ、んんっ」



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『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー82

心の中で言い訳しても、出た声は無かったことに出来ない訳で。
「崇、もっとイイ場所、教えてやる」
「いっ、いい・・、じゃなくてっ、結構で・・」
「ほら。これならおまえの心配もいらない」
あわあわしてる俺にひろさんが見せたのは、四角く薄い、よくお世話になってる、例のアレ。
「こ、これ使ったの?! 」
「ああ。裏返しにすれば滑りもいいから」
にっこりして、ピッと袋を破り中身を取り出すと本当に指にはめ、くにくにと動かす。

そこじゃないって。そんな風に使わないでよっ。

「さて、もう一回」
ふふ、と笑うひろさんに、思わず腰を振って抵抗。
「わ・・っ」
バランスを崩したひろさんが背中に圧し掛かり、一緒にベッドに倒れこむ。今だ、と全力で体を動かしひろさんを捕まえた。

「こう、、さん。もう、触らな・・いから、放せ」
揉み合いになり、最後は息を切らしながらひろさんが降参する。
良かった、まだ体力は勝ってる。でも、俺もくたびれてすぐには動けない。
「たかし。俺が、上にいると重い、だろ? どくから、手、はなせ」
「・・うん」
ポンポン、と腕を叩かれ、両手を広げる。 ドサ、と横に転がるひろさん。
汗をかいたのか急にそこだけ体が冷え、慌てて浴衣をかき寄せた。

「・・教えてやろうと思ったのになぁ」
ちょっぴり悔しそうなひろさんの、俺に聞こえるような、ひとり言。
「しばらくはご遠慮いたします」
「感じたクセに」
た、確かに変な声、出したけどっ。
「おれは、ひろさんを喜ばせたいの」
力説した。



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『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー81

「ん~、やっぱり足りないな」
足りない? 何が? ・・って、俺、逃げるの先だろ! なんかないのか、考えろ。

「・・ひ、ひろさん」
「なんだ? 」
「っ、そ・こ、きれいじゃない、よ。風呂入ってないし」
円を描くようにマッサージしてるひろさんに言う。きっとこれなら止めてくれる、はず。
「だから? 」
「だ、だから、、っは、ん、・・触らな」
「平気」
喋って、力が抜けたのを狙ってたように穴の中に・・指が!
「わ、っあ。 よごれ」
「ない。それより力抜け」
「う、う・・―― っ」
駄目だってば。
侵入に体が拒絶反応。ぎゅっと閉まったそこから、ひろさんの指があることを実感してしまう。
「崇。痛いから、力緩めて。できそうにないなら深呼吸」



吸って、吐いて。もう一度繰り返す。
呼吸に合わせ、ずる、と内側を擦りながら指が出ていく。 変な感じと違和感。
それと、、これって、快感・・?
呼吸に合わせ、ずる、と内側を擦りながら指が出ていく。 変な感じと違和感。
これって、快感・・?

ㇲポン、と指が抜けた。
「ぁん、、」

い、今の声は、たまたま、だ!



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