FC2ブログ

『プリズム』

『プリズム』24*それぞれ、一歩ずつ-25


俺と絹里さんが別れた・・、ことは、誰もまだ知らない。いつか知られるだろうけど、絹里さんに悪くて、あんまり見せつけるような感じにならないようにしないと。
「あ、でも、苑田さんに言ってない」
「なんだ? 新井、おまえまた苑田さんに相談か? 」
「え? 違うよ北森。仕事じゃないから」
ポンと肩を叩く同期の言葉に答える。
「絹里さんのことなら、小野山課長か中島部長だろ? 」
「は? 何それ? 」
「・・仲人の話じゃないのか? 」
「なこ・・! 」
大声になりかけ、慌てて北森を引っ張り廊下の隅へ。
「な・何で仲人になるんだ? 」
「何でって・・。おまえ、婚約とか考えてないのか? 」
「当たり前だろっ。まだ・・、二ヶ月しか」
「おまえなあ」
北森は呆れたように、
「絹里さんに今でもアピってる奴らがいるんだ、って知らないのか? 」
「『今でもアピって』? 」
「そ。おまえと絹里さんの仲は公認だけど婚約とか言ってないし、指輪もしてない。まだ隙がある、ケンカでもしたらチャンスだって、手ぐすね引いてるのが・・・と」
社員用通用口に方を向いてる北森が急いで言葉を切る。振り帰ると、
「お早うございます」
中畝さんが俺を睨むようにして挨拶し、通り過ぎた。
「お早うございます、中畝さん」
「お早うッす」
挨拶を返し、角を曲ったのを確かめてから北森が、
「あ・・ぶね。聞こえたかと思った。中畝さん、一番絹里さんに近付いてるんだ。用心しないと、かっ攫われるぞ」
それでも小声で俺に忠告する。 ありがたいんだけど・・・。
「わかった。サンキューな」
心配してくれる気持ちだけは受け取って、仕事モードに切り替えた。


年度末のバタバタが仕事以外のことを押しやって、心の隅の山積みにしていく。
中畝さんのことも、絹里さんの事も、父さんが言ってた事も。
気になる事はあるけど、それ以上に、
「ひろさんが、足りない・・」
きっと俺より忙しいんだろう。最近、席に座っている姿を見かけない。いても、仕事モード全開で話しかけられない。

集中力が切れて、ひと息入れようと缶コーヒーを手に屋上へ出る。 と、先客が。
「新井? 」
「ひ・・、苑田さん」
「やあ。君も、休憩? 」
市島さんまで。

何だか二人で話をしていたみたいだ。
「あの、俺、邪魔なら・・」
「そんな事は無い。ちょうど良かった、今、チーム営業の話をしていたんだ」
苑田さん、同意を求めるように市島さんを見る。
「そうなんだ、新井くん。
私は、君たちに教えてもらうことばかりだったから最後のプレゼンくらいは、と思って相談していたところなんだよ」
「プレゼン? 」
そんなの、あったっけ? 首を傾げる俺に苑田さんは苦笑して、
「ほら、ね。新井は右から左に聞き流してる」
「だって、レポートだけでよかったんじゃ」
「『今後の参考にするから』と三月初めの合同会議で言われたんだけど」
覚えてなかったかい? と市島さんに言われて考えて。思い出した。
「そう言えば、専務とかの前で話をするとか、聞いたような・・・」





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ



スポンサーサイト



『プリズム』

『プリズム』24*それぞれ、一歩ずつ-26


「そう言われれば、専務とかの前で話をするってきいたような・・・」
「そうだよ。私は新井くんでもいい経験になると思ったんだが」
「俺が反対した。今のおまえを見ていても判る。絶対何かポカをしそうだ」
「絶対・・って」
言葉はきついけど顔も声も笑ってる。だから、苑田さんは、市島さんにしてほしいんだ、と感じた。
「けど苑田くん、新井くんは」
「新井はまだ勉強中です。市島さんを差し置いては出来ませんよ。俺たちの中で一番の適任は市島さんです」
「苑田くん・・・」
ちらりと視線を流され、
「俺も、そう思います。市島さん、やってください」
「新井くんまで。。
分かった。やらせてもらう」
手を貸してくれるかい? と改まって聞かれ、もちろんですと答えた。


◇  ◇  ◇


「・・では、第二チーム、発表お願いします」
「は、はい」
ガタガタッ、と音を立てて椅子から立ち上がる市島さん。相当緊張している。
プレゼンは、当日になって急な変更があり、普段俺たちが入れない重役会議室で行われることになった。それも市島さんのプレッシャーになっているようだ。

(大丈夫かなあ? ・・でも、市島さん自分から引き受けたし、あんなに練習したから)
思いつつ、まるで授業参観の親の気分。
そっと横を見れば、苑田さんも何だか緊張してる。

(あ! )
市島さん、蹴躓いた!
咄嗟に講演台に手を付いて倒れるのは免れたけど、持っていた書類をばらまいてしまい、慌てて拾い上げてる。その格好が可笑しかったのか、クスクス噛みころした笑い声も聞こえてくる。

(市島さんっ)
思わず手伝おうろ浮かせた腰を、
「崇」
低く小さな、でも鋭い声が押し戻した。
『苑田さんっ、どうして?!』
『これは市島さんの仕事だ。おまえが出て行くな』
『だけど』

「で、では、始めさせて・・、ぃただ行きます」
市島さんが、話しはじめた。声が上ずってる。態度もぎごちなくて、このままだと。

「・・・、そして次に・・」

言葉に詰まった。手が、何度も書類をめくる。
「次に・・・」
途方に暮れたように顔をあげ、会議室を見まわし、目が合う。
(市島さんっ、頑張って! )
言葉に出せない思いが伝わったのか、泳いでいた目が落ち着きを取り戻す。少し視線がずれて、苑田さんを見る。苑田さんが頷くのが分かる。  市島さんが息を吸った。

「では次に、こちらのグラフをご覧ください」





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ




雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その89

見上げる桜、見おろす桜。 蕾・ 一輪・二輪からやがて満開、散って葉桜になるまで。
桜ってどうしてこう人を引き付けるんでしょう。
今の私のパソコン、壁紙も桜です。

そして、食べる。  うっふっふ。

桜餅に桜煎餅に、桜モナカでしょ、桜アイス、桜茶、桜ヨーグルト。あ、あんパンの上にも乗ってましたね~。 最近は、数え切れません❀
そうそう、サクランボも忘れたらいけない♪
葉っぱ、花、実まで食べられるなんて珍しい木です。 いや、そこまでする日本人の方が珍しい?

ほとんどの桜は葉っぱが香るのですが、中には花が香る種類もあるそうで。そんな桜を植えたら、お花見の季節には着物でも着て、優雅にお茶会したい・・・。


そういえば、”桜の木の下には、死体が埋まっている。。”  って有名な一文もありました。
梶井基次郎さんが書いていらっしゃいまして、理由もなく納得出来てしまう(有名なのは、’檸檬’という作品)。  しかし!
食欲の前にはそんな妖しい話も、つつつーーっ、とぶら下がって来る毛虫も、霞んでしまうんですよ~~ (笑)。

こちらはまだ五分咲きくらい。気温が高い日が続いてるので、毎日眺めに行ってます。3回に1回くらいはおやつ付きで(おほほ)。
明日は皆既月食もあるので、夜桜見物しながら月を待ってみるのもおつなもの。

晴れて欲しいですね。





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ




『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*カラコンと名前-11


「おい、智! 」
ガタッと席を立ち、外へ出ようとした俺の腕を内海が掴む。
「放せよ」
「どこ行くんだ」
「いいから放せって! 」
「ちょっと、けんかしないでよ。目立つから」
和泉に制され少し頭が冷える。

「・・・悪かったな」
内海が言って手を放す。
「いいよ、もう」
和叔父さんだってとっくにいない。そしてちらっと周囲を見ると慌てて顔を逸らす人も。
(何やってんだろ、俺)
はあ、とため息をついて座りなおした。

「そろそろ帰ろっか」
「うん、パンフレット貰って・・、っていうんじゃないもんな」
「それならスーツ着て来ないとダメなんじゃん? 」
そんな時間? と腕時計を見る。これ、姉貴が誕生日プレに買ってくれたやつ。ウノアなんとかってメーカーのシリコンウォッチ。ビリジアンって色が俺好み。
「あれ? 智そんな時計持ってたんだ? 」
目敏い和泉が見つける。
「まーね」
「見せてよ」
うん、と腕からはずし手渡そうとする、前に、
「へえ、変わってんな。これってシリコン? 」
内海が奪い取る。
「あんまり乱暴に扱うなよ。姉貴から貰ったんだから」
「なんだ、おねーさんか」
例の叔父さんじゃなかったのか、と呟きが聞こえ、たような気がする。
内海、和叔父さんを気にしてるのか? 変なやつ。


店を出て、来た時とは反対側の通りから帰ろうと信号を渡る。しばらく歩いてて、
「あれ? 」
涼二が立ち止った。
「なあ、こんなとこに車椅子がある」

え? 



↓ランキングに参加しています。ポチッとしていただけると励みになります♪
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ


『プリズム』

『プリズム』24*それぞれ、一歩ずつ-27

「どのチームもいい経験になったようで我々も満足できる内容だった。今後については、君たちのプレゼンを元に検討させてもらう。ご苦労だった」

全てのプレゼンと質疑応答が終わり、ホッとした空気が流れる。田之倉専務の終了を告げる言葉で他のチームも俺たちも書類を纏め、部屋を出ようとしていた。

「市島くん」
「は、はい」
列席していた重役の一人、氏家常務が市島さんに声をかけてくる。
「よく、立て直して出来たな。立派だった」
「・・ありがとうございます」
「ところで、何かに躓いたようだったが、何だったんだ? 」
「あの・・」
市島さんも良く覚えてないらしい。すると、
「コンセントのようです、氏家常務」
そばにいた苑田さんが助け船を出す。
「コンセント? 」
「はい。あのあたりに埋め込み式のコンセントがあって、市島さんはそれに躓いたようでした」
指し示すあたりを見れば、確かにある。
「お、そうか。ふむふむ、今度はテーブルの配置も考えないといかんな。分かった」
「では、これで失礼します」

会議室のドアを閉め、エレベータで営業のフロアに戻って来て、やっと肩の荷が下りたようだ。期せずして三人ともため息が出る。
「市島さん。お疲れさまでした」
苑田さんがまっ先に市島さんを労う。
「いや、でも失敗したし・・・」
「全然じゃないですか! やっぱり市島さんにしてもらって良かった。俺だったら転んでます」
頬を赤らめる市島さんに俺も言うと、
「君たちの、おかげだ。
あの時、僕を励ましてくれたから、出来たんだ。

あ・・、ありがとう」
俺たちの方を向いてお礼を言われ、こっちがこそばゆくなる。


「あー、居たいた。市島さん、苑田さん、新井くん、どうしたんですかこんなとこで」
「中畝? 」
「早く来てください。みんな待ってますよ」
エレベータの前で語り合ってた俺たちに中畝さんが声をかけ、市島さんと苑田さんを引っ張っていく。慌てて後に続いた。
「みんなって? 」
「みんなですよ。 ・・苑田さんたち、戻りました」
「おー、戻ってきた。ようしこれで全員だ。ほら、何してんだおまえたち。そこへ並べ」
待っていた顔の中島部長に急かされ、他のチーム営業をしていた人たちと一緒に並ばされ、

「それじゃ。 チーム営業、お疲れさん! 」
「「お疲れさまでしたー!」」
お祝い? の言葉と拍手が。
「ありがとうございます、皆さん、中島部長」
お辞儀をする苑田さんに、俺も、
「あ、ありがとうございますっ」
「あ・・」
市島さんは感極まって言葉が出てこない。ちらっと見たら涙目になってる。





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ



『プリズム』

『プリズム』24*それぞれ、一歩ずつ-28

「今日は早めに仕事を片付けろ。打ち上げと慰労会だ」
中島部長の声に歓声が ――仕事中なので控え目に―― あがる。
「会費と場所は後で知らせる。
ああ、新井、苑田。市島も。おまえ達は必ず来るんだぞ」
部長、そう言ってあははと笑いながら仕事続けろ、と言い渡す。その声にフロアはいつもの仕事に戻った。


「乾杯! 」
中島の声の後に、たくさんのグラスが触れ合う音がする。
居酒屋の二階を借りきった打ち上げは、ほぼ全員が参加していて賑やかだった。

「ともかく、どのチームも脱落せず終わって良かった」
「そうですね」
「どちらかと言うと彼らより大変だったんじゃないか? 小野山さん、一之瀬さん」
「それほどでも・・」
「まあ、それなりです」
酒が行きわたり、砕けた雰囲気になりはじめたなか、部課長は隅によけて話しはじめる。

「一之瀬さんが、苑田くんを出してきたのは驚きでした」
「いえ、グループ分けをした小野山さんの方こそ。まさか市島くんを組ませるなんて思いませんでしたよ」
「部長の英断です」
「おいおい、擽ったくなるような事は言わなくていいぞ。
まあ、俺にしても賭けだったし、あの三人が上手く動いてくれて助かった事は事実だ」
中島の言葉に、二人とも宴会の席の彼らを見やり、チームを組んでいた頃を思い出す。

「市島くんは、変わりましたね」
「苑田くんもだ」
「新井いい働きをしていた。一番得をしたのはあいつだろう」


「あらいー、飲んでる? 」
「ああ、飲んでるよ、北森。せめて会費分は飲み食いしないと」
「だな」
お互いのコップにビールを注ぎ合い、笑う。

「でも良かったな―、無事終わって」
「うん」
「俺さ、最初おまえのこと気の毒に思ってたんだ」
「は? 何で? 」
「だってさー、苑田さんと、あの市島さんだろ? どうしたって纏まらないんじゃないか・・、って」

ああそうか。市島さん、真面目すぎる人だもんな。
「一回、ケンカした、って聞いた」
「それは違うよ」
ケンカでもない。・・・今から思えば、二人とも言いたい事が伝わらず行き詰っていた感じがする。





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ




『プリズム』

『プリズム』24*それぞれ、一歩ずつ-29

「苑田さんも仕事になると頑固なとこあるし、市島さんも熱心だからそのあたりで意見がぶつかったくらいだ。それに、プレゼンだって市島さんが自分でやるって言って」
「え? そうなんだ・・・」
ふーん、市島さんがね・・。 北森が呟く。俺だって驚いたもんな。それでつい市島さんを探したら、向こうで女子に話しかけられているのが見えた。

「苑田さんに、色気、分けてもらったのかな市島さん。ここんとこ、モテてんだよなぁ」
「馬鹿言うなよ。市島さんがそんな事する訳ないだろ」
真似して見ていた北森の言葉に、ムッとしながら言い返す。
「市島さんはただ、人と話をするのは上手くなかっただけだ。色んなこと覚えてるし、いい人なんだぞ」
「んな怒るなよ―。だってさ、俺なんかずーっと苑田さんの側にいるのに、あんな風に女子が寄って来てくれないからさぁ。おまえには絹里さんがいるし」
彼女欲しい・・、と呟く北森に、もう終ったんだとは言えない。どう言えば絹里さんが少しでも傷つかずに済むだろう。
「あー、もうこうなったらネットで婚活するかな~~」
「社内で探せばいいじゃないか」
「やだね。給料の額とか知られるじゃないか。それにケンカでもしたらすぐ噂になる」
ああ、そういうこと。俺も、絹里さんのことすぐ広まったんだっけ。

ん? 婚活?

「北森、今ネットで婚活、って言った? 」
「・・んー? っく、なんで、よ」
わ、酔っ払い始めてる。
「だから、ネットで彼女探すって」
「それ? だからさ、パソコンによく出てるだろ? ‘内緒で婚活・・・’とかいうの。あーいうのだとぉ、自分から「彼女出来ました」って言いだすまで知られないらし・・っ、から、便利だって」
「そうなんだ・・」
「おまえは、する必要ない、だかんなっ。ちくしょー、絹里さん、持ってってー・・」
「はいはい、ごめん。ほら、グラス空だし」
「おー、注げ」
北森の差し出したグラスにトクトクとビールを注ぎながら、
(ネットで婚活、か。参考になることあるかも)
思っていた。


打ち上げは一時間ほどで終わり、二次会へ行く人たちもいたけど、俺はその気になれなくてそっと抜け出す。駅へ向かう道の前方に、見慣れた背中が見えた。

苑田さんと、市島さんだ。
初めて顔合わせした頃の棘とげしい感じだった市島さんが、苑田さんと肩を並べて何か話しながら歩いてる。

「苑田さーん、市島さーんっ」
嬉しくて、寄った勢いもあって、声を上げて後ろから二人に飛びついた。





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ



『プリズム』

『プリズム』24*それぞれ、一歩ずつ-30

「わわっ・・!」
「な?! 新井? 」
驚いてバランスを崩す市島さんと、俺の鞄が当たって痛そうな苑田さん。
「・・ったく、何やってんだ!危ないだろ」
「・・ごめん~」
苑田さんに怒られ、小さくなって謝る俺に、
「ははっ、新井くんじゃ仕方ないよ。君も今帰り? 」
市島さんが楽しそうに笑う。
「そうです。市島さんたちもですか? 」
「ああ。一緒に帰る? 」
「はいっ」
’気を付け‘の姿勢で返事したら、また笑った。

「できれば、またこうして会いたいね、・・三人で」
駅で別れ際、市島さんがはにかみながら言う。
「ええ、是非。俺も市島さんんと話したいです」
苑田さんがきちんと答え、俺も、
「今度一緒に、ご飯食べしましょう」
本気で返事した。


「ひ・・、範裕さん、良かったね」
電車の中、並んで座ることができて小声で話す。
「そうだな。市島さんとあんな風に打ち解けて話せるなんて思ってもみなかった。たまにはチームを組んで仕事するのもいい刺激になる・・」
「違うよ、俺が言いたかったのは、帰る方向が別だったってこと。だってさ、一緒に帰るの見られたら・・っ、痛たっ」
脇腹に肘打ちが入る。
「おまえは・・」
「も・もちろんチームで仕事出来たのは良かったよ。俺だってちゃんと刺激受けて、一応本も買って勉強したし。
でも、やっぱ範裕さんをひとり占めしたい」
「崇」
周囲に聞こえたら、と焦るひろさんだったけど、電車はホームに止まるところで俺の声は雑音に紛れてた。

「ほら、これ飲め酔っ払い」
降りたホームで自販機から何か買って差し出すひろさん。
「あーい」
げ。トマト100%ジュース。
「顔が赤い。残すなよ。そのあたりで寝込んだら置いていくからな」
それはないよ、と頬を膨らませたけど、ひろさんも同じ物を飲んでる。 ひと息に飲み干そうとして、
「・・っ、ぐふっ、げほ」
途中で噎せる。
「・・落ち着いて飲め」
「あ、ありがと」
ハンカチを出され、口の周りを拭き、残りをゆっくり飲みほした。


「コート、汚れなかったか? 」
「うん、大丈夫そう」
酔い覚ましに歩いて帰って来た俺の部屋。ひろさんに言われて、コートはすぐ濡れタオルで拭いておく。
打ち上げではちょっと足りなくて小腹がすいたからと、ピザをレンジで温め二人で食べた。ノンカフェインのコーヒーを飲むひろさんの喉元にふと目が行って、途端に腰が疼く。




にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ




雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その90

とか、隙間とか。
妙に覗きたくなると思いませんか?

成人して何年も経っているのに、この誘惑は強力です。  笑
さすがに、他人の家の鍵穴に目を当てて・・、はもう出来ませんが(やったら不審者)、本が紐でくくってあったり、ビニールでカバーされた頃は隙間から覗いて、
「あ、これは買ってある」 とか、 「面白そうだから買う」 
なんてやった経験が。。

コーンスープの缶や、お汁粉の缶は、人目につかない家の中で。 時には竹串まで使って、
「お~い、残ってないかー」 と
粒々探し。。 なんというか、見つけた時の ’やった!’ は爽快で・・。

困るのは、冷蔵庫の下に転がった物がある時。
懐中電灯で照らしても見えない。でも確かに入っていった。 むむ。50センチ物差しとか細い棒などを差し込んで、そろー、ソロ~~っと右左。
こち、と当たった感触があれば、「やっぱり」 。そして悪戦苦闘の末出てきたものは、想像通りのホコリまみれ。
はあーー・・・。


あ、でも、万華鏡や、望遠鏡、双眼鏡、数珠の珠にある、覗くと観音様が見える、穴は大好きです♪
5円玉の穴に水を落として(水に浸して)レンズを作るのも、むか―しやりました。
ドーナツの穴も、バームクーヘンの穴も、覗いてたな―。

残念な穴は、ボウルやお鍋に空いた穴。 よくそこまで頑張ってくれたね、と穴をさすってから危険物のゴミ箱行きになりました。


言われたくないのは・・、 「お前の目は節穴か」  かな。
やりたくないのは、 「穴があったら入りたい」 ことですね。   どちらも人生には付いてくるものですが。
せめて、これから先はしないでおきたいわ~~。





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ




『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*カラコンと名前-11

道路側を歩いていた俺は気付かなかったけど、見ればそこはコンビニなのに、確かに車
椅子があり雰囲気が違う。
「ここ、施設があるみたいだ」
涼二の横にいた内海が、コンビニの横にある通路のような空間と、上を見上げて看板を見て言う。
「あぁほんとだ。“支援施設・くろすはーと”ってとこみたい・・・」
和泉の声に、
「では、これで失礼します」
「またよろしくお願いします」
と挨拶する声が混じる。自動ドアの開く音。出てきた人が俺たちに気付き立ち止り、
「・・・智」

和、叔父さん。
呟くような小さな声だったのに、俺の名前を呼んだのがはっきり聞こえた。

「どうして・・? 」
「智の方、こそ・・・」

「智、知り合い? 」
内海の声に二人でハッとする。
「あ・・、ああ。俺の、叔父さん」
「叔父さん、て、文化祭の? 」
「あ、うん・・」
久しぶりの、思いがけない出会いにぎごちなくなる。

「能見さん? どうかしましたか? 」
和叔父さんの後ろから出てきたのは、杖をついた女の人。
「あら・・、こんにちは」
俺たちを見てにこやかに笑う。
「あ、こんにちは」
「こ・こんにちは」
「「こんにちは」」
「こちらに見学ですか? 」





↓ランキングに参加しています。ポチッとしていただけると励みになります♪
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ



『プリズム』

『プリズム』25*小休止

UPする前に読みなおしたら、どうもRを付けた方が良いようで。。
まだ緩いRではありますが、苦手な方、年齢に達しない方、ご遠慮ください。 大丈夫な方はスクロールしてどうぞ♪






















「泊まっていってくれる? 」
「おまえが無事ベッドに入るのを見たら帰る」
上目使いになって聞いたのに素っ気ない返事がかえってくる。それは嫌だと手を伸ばし、向かいに座ってるひろさんの、コーヒーカップを持つ手を握った。
「泊まるよね? 」
「・・・ああ」
しょうがない、と苦笑いして頷く。  やった!

先に、風呂の支度をして、その後寝室の暖房を入れて・・、と、気が急いてバタバタ動いてる俺に、
「遅いんだから焦って動くな」
ひろさんがブレーキをかける。
「・・・ごめん」
「あとは寝るだけだ。明日は休みだし、ゆっくりできる。分かったな? 」
うん、と答え、足音に気をつけて動く。
「風呂、もういいよ。 先に入る? 」

ひろさんが先に風呂に入り、そわそわしながら順番を待つ。

「・・ひろさん? 」
呼ばれたような気がして浴室へ行き、
「呼んだ? ひろさん」
ドア越しに声をかける。
「ああ、石鹸が割れてしまったんだ。新しいのあるか? 」
「ちょっと待って」
洗面所の戸棚を開け、
「・・・あ・・った。これで最後」
中身を取り出し、
「ひろさん、あったよ。最後の一個。開けていい? 」
「どうせなら入れ。俺はもう上がるから」
「じゃ、そうする」
ぱぱっと脱いで、石鹸と一緒に中へ。ひろさんは湯船に浸かっていた。
「かけ湯して体を温めたら交替だ」
「わかった」
シャワーだとひろさんにかかるかもしれない。そう思いながらちらりとひろさんを見る。
「どうした? 」
お湯で温まった体がほんのり桜色で、浴槽の縁に乗せた腕の上に顎を乗せ、俺を見上げていて。

目があった。

じわ、と熱が集まりだす。
「べ、別に。あ、お湯、かかるかもしれないから気をつけて」
言って、しゃがんで洗面器にお湯をためる。
「かけてやろうか? 」
いいの?
期待顔で立ち上がったら、
「・・・そこで喜ぶのか? 」
今度は可笑しそうにからかうような顔になって、湯船のお湯を掬って、俺の、半立ちのソコへパシャリとかける。
「あっ」
避ける間もなくお湯が股間に当たり、つい前かがみになった。
「そんなに盛って。洗う時は楽だろうけど」
「ひろさん、それ、ヒドイ」
「ははっ、ちゃんと立てよ。流してやるから」
ほら、洗面器よこせ。クスクスわらいながら立ち上がる姿に、目が離せない。

「ひろさん・・・」
「ん? 」
抱きつく。
温もりが気持ち良くて首の付け根に吸いついた。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ



『プリズム』

『プリズム』25*小休止ー2

今日からベッドinなのでRです(R-15?)。なので、年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。





















「た・崇・・っ」
「泊まってくんだし、痕付いたってなんともないよ」
紅い痣を付け、首筋を舐め上げて耳たぶを甘噛みする。びく、と反応して誘うように息が漏れ、
「んぁ・・、んっ。・・あ、たか・・」
当然俺は唇にもキスして、口の中を愛撫して回る。舌と、唾液も絡ませ舐め合い、吸い合った。

「・・・ひろさんのも、硬くなってる」
腰のあたりまで湯船に遮られず密着できるから状態も丸わかりで。
「し、仕方ないだろっ、おまえのせ・・ば、こす・るな・・っ」
「っと、ひろさん、動いたら危ない・・」
ぐらっと体が揺れる。ドキリとしたがひろさんが逆に抱き支えるようにしてくれてほっとする。
「危ないのはおまえだ、崇。俺がいつもはらはらして・・・」
「声、響いてる」
あっ、と口を閉じた頬をつついて、
「俺はいつでもひろさんとくっつきたいよ、こんな場所じゃなくても。
だから、出よう」
ニッと笑う。
「ひろさん、もうきれいだし」
「おまえは風呂場にいるだけじゃないか」
何も洗ってない。と耳を引っ張られる
こんなやり取りで気持ちが宥められ、でもいつ復活するか分からないから、急いでシャワーを浴びた。
「カラスより早い」。
って笑われたけど。

髪を乾かす間も、着替えを出す間も惜しんで二人でベッドに潜り込む。
「ねぇひろさん」
「なんだ? 」
「明日と明後日、何か予定ある? 」
「いや」
それなら遠慮しなくていいか、内心喜びくっついた。肌が触れ合い、すぐ火が点く。
足を絡ませたら、ひろさん、ふわりと誘うように微笑みを浮かべ。
頬に手を添えた俺をじっと見て、目を閉じる。一気に体温が上昇した。

ひろさんの体は、俺に敏感に反応する。それは、何度でも抱いて声を上げさせたい。俺だけに見せる顔を見たい、という欲をかき立てるんだ。

そっと額に。それから鼻先に唇で触れる。無意識にだろう、ひろさんは唇を尖らせキスして欲しいと訴えてくる。
「まだ、ね。ちょっと後」
横目で見て、耳のそばで囁き、舌を差し入れくるりと形をなぞる。
「ぁ、あ・・っ、崇」
頭を傾け、体を震わせて感じる声をこぼす。 ゾクゾクする声。
「もっとする? 」
答の代わりに腕が俺の背中に回り、くっと力が入れられた。
そのまま耳たぶを軽く噛んだり、ぴちゃぴちゃ音を立てて舐める。喘ぐ息がすぐそばで聞こえ、興奮度がグンと上がる。





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ




『プリズム』

『プリズム』25*小休止ー3

今日もRです(R-18)。合体までは行きませんが年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。
























顔を動かして耳の後ろ、骨ばったすぐ下を強く吸い上げた。
「んァッ、や、そこは・・・見られ」
「大丈夫だって。誰も見ないよ」
舌を尖らせ、浮き出た筋を伝い鎖骨へおりる。鼻に抜ける声で喘ぐひろさんに、もっと啼かせたいと思う。
胸を密着させてずり下がれば、乳首同士が擦れて。
「ん、くぅ・・っ、は、ぁあっ」
(ひろさん・・。そんな声)
色気に溢れた声が物理的になって俺に圧し掛かり、びしょ濡れにしていく。

俺にも快感を伝えるその部分の擦れい合いはすぐ硬い抵抗になり、もう一度、と誘惑を囁いた。
「ひろさんのココ・・、すっごく敏感」
「・・っは、そ・んなの、知る、か・・・」
喘いでるくせに強がるから、わざと、
「なら、確かめてみよ」
「あ・ゃ・・っ。崇、やめっ、んァッ・・」
ダイレクトに刺激が返ってくる小さな粒と胸の前後運動。ひろさんが逃げようとシーツを両足で何度も蹴る。
止めさせよう、離そうと俺を押し上げる手を脇に縫いつけ、続ける。気を抜けば俺の方がやばい。でもやっぱりひろさんの方が弱くて、声が上がりっぱなし。
そして、胸だけじゃなく勃ち上がってきた雄同士も擦れて滑りを帯び、その刺激の強さにとうとう、
「たか・・しっ、も、止め、・・で、出るか、らっ、ふ・ぁ・・っ、あ・・――っ」
喉を逸らして白濁を迸らせた。
互いの下腹と、雄も濡らして肩で喘ぐひろさん。閉じた目尻に涙が滲み、呑み込みきれない唾液が顎を伝い筋を作る。その水分をどっちも舐め取り、またキスをする。
体を離し、赤みを増して尖り立った粒を見たらまた触りたくなって、口に含んだ。
「はん・・っ、だ、そこ・・」
薄く汗をかいてるのか、仄かに塩味。
「・・っ、ばっかり、弄るな・・、ぁ! 」
もう一つはスイッチを押すように指の腹で圧し揉んだら全身がびくっと撥ねて、
「やあ・・っ」
一段高くなった声に俺の雄が応えて張り詰め、痛いくらいだ。

「ひろさん・・、うつ伏せになって」
体を引き上げ顔を見おろして言えば、かあ、と頬を染める。
「これ、冷めないうちに温ったかいところへ、挿れさせてよ」
膝を使って片足をひろさんの足の間に割り込ませ、ぐいぐい押しあてて俺が達ってない事を教える。と、解放して柔らかなひろさんの雄が纏わりつく。
んんっ、と身震いし、反応してのけ反り、
「崇・・・」
悩ましい声を出す、大好きなひと。
「欲しい。俺だけのひろさんが」






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ




『プリズム』

『プリズム』25*小休止ー4

まだ合体出来てません。。R(R-18)なので、年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。






















ゆっくり、体が回る。
四つ這いになってる俺の下で、白い背中と、何度も欲望を受け入れてくれる蕾を隠した双丘が俺の目の前にやってくる。
ごくりと唾を呑んだ。

「きれいな背中」
うつ伏せになった体の、少し窪んでる背筋の下から上に向かって指を滑らせる。
は、と震える息で喘いで、それが俺の何かを押す。
「ぁ・あ」
項から唇を押し当て、舌で舐め上げながら下り、時々強く吸って痕を付けていく。
「ゃ・・、や、だ」
「だめ」
あの腰骨、に触られると分かっているから逃げようとするひろさんの体を捕まえ、両手の親指でそこをひと撫で。
「ゃあっ。・・・あ、ん・・ぁっ」
汗で髪が貼りついた首が反り、それだけで達ってしまいそうな声を出す。
ゆらり、と、背中からフェロモンが立ち昇る。ひろさんが快楽に溺れはじめる合図。俺が牡になる匂い。

息を深く吸いこんで、肩甲骨の下に歯を立てた。
「いァッ」
痛みの入り混じる声に、そこをペロリと舐める
「あ・ぁ、やだ・・。崇、、い・・ゃあ、んっ」
感じて、頭を横に振りながら喘ぐ、ひろさん。そんな仕草もどうして色っぽいんだろう。
もっと、見たい。
「腰、上げられる?」
体を離し、ぐっと引きながら声をかけ、高い位置へ引き上げる。最初だけ嫌がって動かなかったけど、
「擽るよ?」
って言ったら、そろり、じわじわ、と膝を立てて。両脚の間に俺が居るから閉じることもなく。
しっとり汗を浮かべている肌は上気していつもより温かく、それが手の平を通じて分かる。そして俺が見つけた場所に唇を押し当てると、震えた。
「た・崇・・・。あ・んまり、触る・・」
「しないよ、たくさんなんて。いつだってちょっとだけだ」
そのまま喋ったから、ふゅっと息を吸い込む音がして、びくびくっと反応した。
その動きに、俺の熱棒が、たらり、と透明な蜜をこぼす。

でも、まだひろさんの蕾を柔らかくしてないんだ。
ローションを取ろうとして、思い出した。
(不在通知が来てたんだった! )
今頃気がつくなんて・・!

「・・たかし? ・・は、あっ」
腰の、弱い所をきつく吸い上げられ、背中を撓らせて声を上に飛ばすひろさん。反応したあと強張った体が力を抜いたのを狙って双丘を押し開き、灰桜色の蕾に舌を差し込んで力を入れた。




にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ




雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その91

出もの腫れもの、ところ嫌わず。もしくは、ところ選ばず。
その代表格、おなら。

困りものですよねー―。
日常でも赤面するのに、フッと会話が途切れた瞬間とか、お葬式とか。
歯医者さんで、「じゃあ、うがいしてくださいね」 と電動椅子を起こされる瞬間に、とか。
好きな人の前でやってしまった時なんて・・、走り去りたい!!

一番良いのは、‘ブッ’とまろやかな音で出るの、だそうです。 それって、どんな音?!
逆に一番臭いのは‘す~~・・・っっ’と誰にも音が聞こえないようにやる、‘すかしっぺ(屁)’・・。


探すとお話が色々。
屁っこき嫁・・なあんて昔話があったり。
この話、なんパターンかありますが、私が好きなのは’引くおなら’が出来るお嫁さん♪
ちょっと長くなりますが。。

**
むかしある村に、年老いた母親と息子が住んでいました。ある日、隣村から働き者で親孝行な良い嫁を迎えました。
やがて10日も経つと、嫁の様子がおかしくなりました。母親が心配して嫁に理由を尋ねると、嫁は「屁がしたいが我慢している」と言うのです。
母親が「屁ぐらい遠慮なくすればいい」とやさしく促すと、嫁は着物の裾をまくってものすごい屁をぶっ放しました。

このあたりまではだいたいおんなじ。この先がいくつか分かれてます。で、 私が知ってるのは、

ある時夫婦げんかしてこの屁(おなら)に飛ばされたご亭主、大根畑まで行ってしまうんです。 お嫁さん慌てて、戻って来て―、とばかりに ’引き屁’ をするんですねー。
するとご亭主、握っていた大根ごとヒョ~~ン! と家まで戻ってきた。
以来畑の収穫がもの凄く楽になった。  と言うお話。

オチはもちろん、、嫁の為に屁の家(部屋)を作ってあげ、いつでも好きなだけ屁をふれる(おならができる)ようにしてあげました。この家族はいつまでも仲良く幸せに暮らしましたとさ。 になってます。
**


リアルではちょっとした悲劇もあるようで。
おならを我慢してガマンして、大きな音をさせてを驚かそうとしたら、ピッ・・!という音とともにソコが切れてしまったー!
。。。男性だそうです。 そのあと大変だったでしょうね。 笑っちゃいけないんだけど、お医者さん、理由を聞いた時吹き出さないようにするの苦労しただろうなあ。


そうそう、
発酵型のおなら(臭くないうえに、体にもいい効果がある)
腐敗型のおなら(臭くて良くないおなら)
なんていう記事も見ました。こちらの記事です。

【おなら】は我慢出来る!?知っておきたい「おなら」の秘密 - NAVER まとめ
matome.naver.jp/odai/2133180777047283801

何でも我慢しすぎるのは良くないんですね・・・。 けど、どうせなら臭くない方が良い。
サプリメントでも買おうかなー。 バラの匂いのするサプリ。 ぷ~、ってしても「いいにほひ」 なら許されるかも?!

『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*カラコンと名前-12

見学・・・。
「あの、ここは? 支援施設、って看板が見えたんですけど」
いち早く立ち直った内海が聞く。
「ええ、名前の通り、ここは色々な障害を持つ人と社会を繋ぐための施設なの。
例えばパソコンを使う技術を教えたり、電話の応対をしたりとか」
「他にも出来る仕事はたくさんあるから、そういう人たちの仕事を探したり企業が求め
る人材とマッチングしたりしてるんだよ、小苗代(こなわしろ)さんは」
和叔父さんが小苗代さん、のあとを続ける。

優しい目でその人を見ながら。

「あの、それじゃ、お言葉に甘えて見せてもらっていいですか? 」
和泉が興味津津と手をあげる。
「どうぞどうぞ。若い方が訪ねてくるなんて、みんな喜びます」
小苗代さん、俺たちを案内するためにくるっと向きを変えて、ぐらっと体が傾ぐ。咄嗟
に支えたのは和叔父さん。ドサッと音がしたのは鞄を投げ出したからだ。
「・・っ大丈夫ですか? 」
「あ・・ありがとう能見さん」
「いいえ。気を付けてくださいね」
どうしたんだろう、小苗代さん。

「さあどうぞ」
「失礼します」
「お邪魔します」




↓ランキングに参加しています。ポチッとしていただけると励みになります♪
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ


お知らせ

お休みのお知らせ


すみません、リアルが少しバタバタして、記事のUPが出来なくなりそうです。

1週間ほどお休みをいただきます。
遊びに来てくださっている皆様申し訳ありませんが少しの間お待ちくださいませ。

私もここで皆さまとお会いしてお喋りするの、大好きです。 なので早めに戻れるよう頑張ってきます。

では また

雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その92

しばらくぶりです。

お休み中、このブログを始めた 「4月22日」 ・・が過ぎていました。
覚えていてくださった方からお祝いのコメントが届いて、そうか、この日だったんだ。。 なんて。 呑気ですね。

そしてこれから先は、3年目。ますます頑張らねばと思っています。お話の数も増やしていきたいな、とも(できるんだろうか? 汗)。


リアルのバタバタで、時間の流れ方が分離している時ができてしまいました。
時計と周囲は流れているのに、私の気持ちだけがふつっ、、と立ち止まっている。 というもの。
まだしばらくはこんな状態が続くと分かっているので、なるべく焦ることが無い時間に立ち止まりたい、立ち止まれるよう気持ちを切り替えていこうと思っています。


そうそう、私の町は今、議員さんの選挙があるので毎日賑やかです。
こんな笑い(?)話、ご存知ですか。

とある地区、新興住宅地だったので投票率があまり良くなく。  しかし、いぎなりガン! と上がったことがありました。
理由。
グリーンさん(グリーンなんとか、という名前が付いた地区の人)が、役場に行って、
グ「私たちの地域に、どうして除雪のための用水とか装置が無いの? 」
役場の人、
「どちらの地区の方ですか? 」
グ「グリーン◎◎よ」
約「ああ、そちらさんは、選挙の投票率が低かったので順番があとの方なんですよ」
グ「なんですって~~! 」

以来、キチンと投票に行く人が増えたのだとか。。  ま、ま、これは聞いた話なのでどこまでが本当か判りませんが。
こんな行政の方針があったら、皆さん行きますよ! ねェ(笑)。

文句を言うには、義務を果たしてからでないと、 うん。





『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*カラコンと名前-13

連れて行かれたのは二階。想像していた以上に普通でびっくりする。

「・・普通」
「うん、もっと違うかと思った」
「しっ、馬鹿」
隅の、応接セットみたいな場所でこそこそ話してると、
「どうぞ」
男の人がお茶を持って来てくれる。
「あ、すみません」
「こちらこそ。
驚いたでしょう? 普通で」
「はい。・・・・でっ」
頷いた涼二の足を和泉が踏む。
「私もそうなんですよ」
お茶を持って来てくれた男性が笑う。



↓ランキングに参加しています。ポチッとしていただけると励みになります♪
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ



『プリズム』

『プリズム』25*小休止ー5

今日も引き続きR(R-18)です。年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。




























「んん・・っ」
また全身が強張るのを、舌を動かして牽制する。
力が抜けたような感じがして、は・・、といきを吐き出すのが聞こえる。硬かった襞と圧力が緩んだ。
丹念に、唾液をまぶすようにしながら指を添わせ、そっと奥へ入れる。内側に伝わる感触が変わったのに気付いたんだろう、震えがはしった。
顔を離し、角度のある背中に、腰に紅く残るキスをする。
「んぁっ・・あ。たかっ、動かし・・、やめ」
「どうして? 内側が吸いついてくるよ」
始めはきつかったけど、抜き差しする間に綻んできて動きが滑らかになる。

「ぁ・あ・・っ、そ・ひっッ・・、ひぅ」
「イイ、んだって。言ってよ」
指を二本に増やし、揃えてくいくい押し込むしこりは、啼くような喘ぎをあげさせ、いつも俺を追い上げていく。
「・・こんなに、感じてるのに」
「「や・・っ、ゃあ、前、触る、っく」
イイ、と、感じてるんだと言わせたくて、張り詰めてきたひろさんの雄を包み、沈めた指の動きに合わせてスライドさせた。
「言って・・、ね? ひろさん」
「・・っい、ハァッ、・・い・ぃ。・・・ぁ、や、だ、指ッ」
円を描くように揺れる腰に急かされ、さらに増やした指で内側を掬うようにしたり、曲げ伸ばしたりして出入り口を解していく。
ぬちゃ、と粘りのある音がくっきり聞こえ、俺の腰に直撃を与える。ひろさんにも聞こえただろう、指の根元で収縮するのを感じた。
「ぁっあ、・・っと、いや、だ。そんな音・・、出す・・んんっ」
「でも、もうちょっと、・・拡げないと」
さらに続く水音に、
「も・・、早、く、・・・。た・し、・・ぁ、して、くれ・・・」
ひろさんが、こっちを向いて濡れた声で言う。
トクンッ、と自分の雄がまた蜜をこぼし、糸を引いた。
「・・挿れるよ」
指を抜き、そこが形を変えないうちに湯気が出そうな硬い欲棒を潜らせる。
一瞬、よりは長く、ひろさんの体が侵入に耐えて固くなり、大きく張り出した場所が襞を拡げきって打ち込まれた時、喘ぎとため息がない混ぜになった、ああ・・、という淡い嬌声が聞こえた。
けど、その先のひろさんの内側はもう待ち構えていて、蕩けるようで、蠢いてて。そして、熱かった。
「くっ・・ん」
呻いて、暴発しないようにするため、動きを止めて唇を噛む。深く息を吸って吐き、半分ほど入った雄で小刻みに刺激する俺に、
「・・・そこで、止める、な」
続きを欲しがる。 もちろん俺だって止められないよ、ひろさん。







にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ



『プリズム』

『プリズム』25*小休止ー6

・・まだ、続いてます(あは)。 R-18なので年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。




























肌が密着するまで一気に突く。アンダーヘアまで押し付けぐいぐい中を捏ね回す。
「ああっ、ぁ・・、ぃ、いぃ・・。い・いっ、たか、し、・・・崇っ」
「んっ、ひろさん、もっと・・言って。イイ、って。・・・欲しい、て」
強弱を付けて打ち込む。
「やぁ、も・ぅ・・っ。・・しい、欲し・・っ」
声がまた高くなる。 ラストしパートにはいった。ひろさんがまた俺の所に落ちてくるのを受けとめるために。
肌を打ち合う音をさせ、背中に胸を合わせて揺さぶり、
「んあぁ・・っ、だ・・、だめっ・・、ク」
「イく? ・・俺、も」
糸を引く蜜に濡れたひろさんの雄に指を絡め、輪にして扱き、解放を促す。
「やっあ・・っ、たか・・しっ、い・ぃく・・――ッ」
ビクン、と体が跳ね、手の中達して白濁を飛び散らせる。連動して内壁がぎゅううっ、と締めつけ、俺も、
「・・ひろさ・・んんっ」
奥を塗りこめるように熱塊を放出した。

ひろさんがくたびれている。
息が落ち着いてきた俺が腰を引くと、ぶる・・っと体を震わせ、力の抜けた体をベッドに沈め、それ以上動けないようだ。
プレゼン、打ち上げとあった日だったから。 だけど後始末をしないと大変なのはもうお互いが知ってる。
「ひろさん。・・・ここ、してもいい? 」
「・・・・、ん・・」
聞けば恥ずかしそうな声で小さく頷く。その仕草にムクリと起きはじめた分身は知られないようにして、
「用意してくるね」
ベッドを下りた。

まず自分の始末。
お湯になるまで待って、シャワーを浴びる。石鹸を泡だて、用心しながら牡を触ったんだけど、
「・・んっ」
うっかり扱いたもんだから、熱が籠もってしまう。
(やば。このままひろさんの顔を見たら、また乗っかっちゃいそう)
さすがに今夜は怒られるだろう。  しかたない、抜いてから行こ。


「ひろさん、タオル、持ってきた」
「・・・・むい」
背中越しの、最後の方の言葉だけ聞こえ、首を傾げる・
「ひろさ=ん、遅くなって、ごめん」
謝って、いくつか持ってきたタオルのうちの少しぬるめの物をひとつ、
「これ、熱くないから、顔、拭いて」
手を伸ばして差し出す。けど、なかなか受け取ってくれない。
「ひろさん、汗が乾くと痒くなるし、顔だけでも拭いて」
もう一度言うと、やっと手が動いて面倒くさげにタオルを引っ張る。
「体、拭いてくね」
「・・・ぅん」
あ、声が寝むそう。 ってことは急がないと。




にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ




『プリズム』

『プリズム』25*小休止ー7

新井くん、治まりませんでした~。緩いですがRがあるので(R-15? 16?)、年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。 

























「ごめんひろさん。ちょっと動かないで」
敷いてあるバスタオルを引き寄せ、体を横向きにして、そうっと指を。
「・・っ」
柔らかく閉じていた窄まりが、抵抗すること無く俺の指を受け入れてくれる。


~~ あの時まで一人でしていた、情事の後始末。

知られてから後の処理を自分でする事は・・、ほぼ出来なくなった。
恥ずかしいのに、崇は、そんな俺の様子も喜ぶように自分の出したモノを掻き出す。
意識はしてくれるのだろう、指があの場所に触れることはまず無いがそれでも・・、
「っん、・・っ、は・・」
時々しこりを掠め、声が出て、体が波打つ。 ~~


何度か指を入れては出し、ようやく白濁がこぼれ出なくなってきた。
代わりに、息も絶えだえなひろさんから、また、俺を誘うようなフェロモンが揺らめき立つ。

だめだよ、ひろさん。
そんな誘い方・・・したら。

「ひろ・・さん」
「・・ん? おわ・・た、のか? たかし」
気だるい、優しい声にスイッチが入ってしまった。かろうじてタオルをサイドテーブルに放る事ができたけど。そのあとは。
「ひろさん、俺・・、足りない」
「な、あ! 」
壁を向いた横向きの体を、俺の体重で押し倒して仰向けにして 。
「だめ、だ、・・も、・・ぁ、あ」
「そんな声・・」
「ひぅっ」
声だけの抵抗。膝を手に持ち開かせ、内腿にいくつも赤い痣を散らし ―――。


翌日、ベッドから出られないひろさんの命令で食事の支度をする。 冷蔵庫を覗き、
「野菜って、あんま無いなー。あ、リンゴジュースがある。これでもいいか。あとは、・・レトルトがあった。えーっと」
冷凍庫も開けて物色。

「ひろさん、出来たよ」
「・・ぅ、ん・・」
ゆっくり体が動き、瞬きしてこっちを見る。
「起きられる? 」
「出来るかどうかは、おまえの方が知ってるだろう? ったく」
文句を言う声も掠れてる。水、と言われ、慌てて持ってきた。
「ここで食べる? 持ってこようか? 」
「ああ」

掛け布団を丸めて背もたれを作り、ひろさんが起きるのを手伝う。大きい、長四角のお盆に二人分乗せて、
「俺も一緒に食べていい? 」
「こぼすなよ」
「うん」
笑いながら足をよけてくれる。その平らな毛布の上に置いて、座った。




にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ




プロフィール

ますみ

Author:ますみ
FC2ブログへようこそ!

最新トラックバック
フリーエリア
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
ようこそいらっしゃいました!
よろしければポチっとしてください(ペコ)。

Page Top