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『プリズム』

『プリズム』27*知られても

プリズム、やっと再会になりました。前回は・・9月 7日。 ほぼ2ヶ月ぶりです。
周防の魔の手を逃れ、新井くんと苑田、盛りあがってます~。  ・・・・つ・つまりR全開。
年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。 大丈夫な方、スクロールして、どうぞ。。





























すぐに火が付いた。
舌を差し込み歯の裏を、頬の内側を擦り上げる。ひろさんの舌に絡ませ、力を入れる。
ひろさんも応えて俺の背中を撫でて、ゾクゾクした。
「・・っ、ひろさ」
「もう硬いのが当たってる。いつから? 」
「ひろさんの、方こそ」
僅かに開いた隙間、目を閉じてるぶん息遣いまで聞こえ、欲情した声にも熱が上がる。
「欲しいよ、ひろさん」
「・・・俺も」
互いに押し付け合って昂ぶる。
ベッドまでの距離が遠かった。

「? ひろさん? 」
「おまえの方が我慢できなさそうだ」
もつれ込んだベッドの上、膝立ちでネクタイを緩めたひろさんは、俺を見おろし人の悪い笑みを浮かべてる。
いつもと逆な体勢は、久しぶり。
(筋肉とか、そう付いてないんだけどなんでかっこ良く見えるんだろう)
体に合ったスーツのせいだろうか? 俺より着慣れてるから?
「ん? 」
じっと見ていたらどうしたと首を傾げて俺を見る。 何でもないと首を横に振った。
「余裕だな」
「そんなことな・・・っ」
不意にひろさんが沈んで、下着の上から咥えられる。
「んく・・っ」
思わず跳ねた腰がひろさんに押し付けた形になり、苦しげな声が聞こえ、でも、
「あっ ――・・、んう」
布地ごと吸い上げられて、甘噛みかでされて、震えが走った。
「駄・・目だ、ひろ・・っ、さんっ。出る、から・・っ」
「ちょっと待て」
「無理・・っ、はぁっ」

指が、直に触れている・・!?

「まだ出すな。もうちょっと我慢しろ」
ええ? それって軽く拷問なんだけどー。 と訴えようとした。けど代わりに口から出たのは、
「ふ・・っ、あ。くはっ」
言葉にならない音ばっかり。
ひろさんが下着の中から雄を取り出し、先端をチロリと舐めてから呑み込んだからだ。
生温かなその場所は俺の雄を含みきれず、でも下から上から刺激を与える。




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ひかるさまのところでは、もう少しお祭りが続いていますよ♪
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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-2


う・・ッかり忘れておりまして申し訳ありませんっ! しばらくRになるので年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。



























唇が、ガチガチの幹をつたい、その後を舌が舐めておりる。そして今度は舌先で小刻みにカタチをなぞりながら上まで行き、鈴口を突っついてからチュッと音をさせて解放し、俺の腰を跳ね上がらせた。
「ひろ、さん・・っ、」
止めてくれず、カリ首の下までをまた咥え、強く吸う。
「そこ、だ、っめだ。そんなし・・、たら」
せり上がってきた射精感に指でシーツを、足で靴下をぎゅっと握る。 そうだ、俺、服をきたままだ。 ひろさんは下着と靴下と、上はスーツを脱いでもいない。
気付いてうっかり、見てしまった。
俺の股間に顔を埋め、ジュプ・・と音をさせて奉仕する、ひろさんを。

「・・っあ! 」

感電した、と思うくらいの衝撃が走り、顎が突き出される。
目を逸らせない俺の前で、ひろさんが頬を膨らませ咳きこむ音を立て、飲み込みきれなかった白いものが唇から溢れた。
何故か俺の頬が熱くなる。きっと赤いだろう。
ひろさんは口を押さえ体を起こして、残りの手で、自分の下着をおろしていく。
(ひろさんのも、勃ってる・・)
アンプルを、俺の倍飲んだのもあるけど、俺に興奮してそうなってると思うとすぐに熱が溜まりだす。
もう一度俺を跨いで口の中の白濁を手にあけ、唇を舐めながら、
「(回復が)早いな」
クスッと笑う。
その顔が妖艶で。俺はもうひろさんのことしか考えられなくなる。
ひとつになりたい。ひろさんを抱きしめて、一緒に昇り詰めたい。

そう言おうとした。だけどひろさんが自分の後ろに手を伸ばし、俺の体液を使ってそこへ指を入れた、らしいのが分かって、言葉が生唾と一緒に飲み込まれる。
「・・ん・っ、ぁ、はあ・・っ。ぅ、ふ・ぅ、・・うんん・・っ」
声に合わせて、いや、指の動きに合わせて体がゆらゆら、揺れ、まだ達ってない雄も蜜に濡れて揺れてる。
視覚の刺激だけで完全戦闘状態になった雄がひろさんの足を掠めた。
「んは・・ぁ」
脳天を強打する喘ぎに理性が弾け飛ぶ。

「ひろさん・・・・っ」
「あ、ば・・っか、やめ、まだちゃんと・・」
腰を突き上げ固くなった雄で意識して内股を擦れば、狼狽したひろさんが俺を叱るけど、指を後ろに差し込んだままでは威力が無い、どころかヒワイにみえるだけだ。
「もういいよ。ね? 」
「だめ・・、ぁ、ああっ」
腹筋で起き上がりひろさんの手を抜こうとして、、悪戯心が湧く。
動かせない手に手を重ね、ぐっ、と押した。
「んンッ! 」
ひろさんが背中を撓らせて反応する。
重ねた手を握って引き、また入れる。
「や・・、ィやぁ・・っ、たか・・」
刺激に力が抜けてしまったのか、ずるずると下がってきて俺の腹に体ごともたれかかった。
いつもなら全体重をかけるなんてしないのに、余裕が無いんだろう。

ズシリとくる重さを受けとめ呼吸も苦しいけど、肩で喘ぐひろさんにたまらなくなる。




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 ハロウィン、まだ続いてるのでもう少し貼っておきますね。
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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-3

今日もR(R-18.です。そしてやっと合体・・・したかな? なので、年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。
そうそう、苑田視点も少しあります。 ~~ から ~~の間です。



























「ひろさん」
「ぁ・・、なに」
「指、抜くよ」
俺としても辛い体勢なので、ひろさんの手を持ったままゆっくり動かす。
抜かれる感覚に、ァッ・・、と声を出し体を跳ねさせるのが、伝わる。それだけで発射寸前になってしまうのが自分でもどうかと思うけど、
「たか・し・・・」
俺を呼ぶ声が誘ってる・・、ように聞こえる。
「ねぇ、挿れさせて? 」
自由になった両手で汗を浮かべてしっとりした肩を押す。
小さく頷いたひろさん、のろのろと俺の胸に手を付いて起き上がり、自分の尻の狭間に当たってる熱塊にぶるりと震えて肌を上気させて。

「早く」
欲情で、声が掠れる。
「急かすな」
そう答えるひろさんだって掠れ声だ。
姿勢を整え、後ろ手で俺の硬く脈打つ幹を緩やかに包んで腰を浮かせ、再度下ろしていく。

「ん・・っ。 ふ・く・・ぅっ」
「あ。。 ひろ、さん・・」

目で、耳で、感触で、ひろさんの内側に入っていくのが分かる。


~~ 崇に跨って、腰を下ろしていく。
自分からこうやってスるのは、初めてかもしれない。
頭の片隅に過り、体中が熱くなったが、それ以上に崇が欲しかった。

充分解して解していないのに、そこは自然に綻び呑みこんでいく。硬い感触を内側に感じ、これが俺を満たしてくれるモノだ、と思う。
肌が密着し、ため息をついていた。 ~~







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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その109

今日は、「えっ・・。 私にも?! 」 という話を。

おとといだったでしょうか、郵便受けにとある封筒。

私宛てだ。 ・・・。け・警察ーーっ。なんで?    ワタシナニモ悪イコトシテナイヨ。。

めったにもらわない手紙に、挙動不審になりながらも見直せば、手書きで「生活安全課」
の文字が追加されてあります。
「生活安全課」 ? どんな事してるんだっけ? と思ったので検索。
防犯活動、DV/ストーカー相談受理、少年の健全育成、許認可業務、取り締まり活動。
ふむふむ。

では、私は何に引っかかったのかな~~。 と中身を見ると、
“ 振り込め詐欺等の被害防止について ”
~~ 警察で押収した名簿にあなたの氏名や電話番号が ~~ 。

なるほど!  そっちだったのか!

巻き込まれたのではない。と分かってひと安心しましたが、どっから名簿なんて流出したのでしょう~。 
アンケートとか答えたりしてるから、そのあたりでしょうか。それとも、たまに新聞ネタになるデータ流出・紛失のなかに紛れていたんでしょうか。 心配。

これからは色々気を付けないといけないです。
さらには、知らないうちに自分が窓口になってて、登録してある人たちに迷惑がかかった、とか無いように注意しないと。

皆さまもお気を付けくださいね。


さあ、今回はもう一つ話題が。

ハロウィンパーティで一番人気だった、香川キリンドクター。
主催者のひかるさまにも大受けで、イラストを描いていただいたんです!!
ツイッタ―での公開だったので、オネダリして貰って来ましたよ―♡

もちろん著作権・版権はひかるさま。 無断持ち出しなどは絶対しないでください。
お願いします。 

それではどうぞ。
キリンドクター

如何です?  カッコイイですねー!  は? 顔が見えない?
「見えたら興ざめされるからな。それに、俺はシャイなのさ(by香川)」

嘘ばっかり。





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せっかくなのでこちらも。
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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*カラコンと名前-29

こちらも久しぶりの智くん。  優奈ちゃんのお見舞いからの再開です。



部屋の隅にある丸椅子を持って来て座り、
「早く良くなるといいね。夏休み終わったら受験、本格的になるだろうし、目だけじ
ゃなく風邪引いたりしても大変だから」
「そうですね」
「俺も経験あるから」
「智・さん、も? 」
「うん。冬、コタツムリして風邪引きそうになった」
「『こたつむり』? 」
怪訝な顔したから、 
「あ、ウチだけで言ってるのかな? トイレとか風呂とか以外コタツから出ないで首ま
で潜ったりしてる事」
「・・・・。っそれ、よくないです」
想像して、笑いだす優奈ちゃん。

ああ、やっぱりいいな。優奈ちゃんは笑ってる方がいい。

「じゃあ、今日は帰るよ。また、来る」
話す事も無くなって席を立ち、見送りはいいからと部屋から出た。


短めですみません。。


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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-4

まだR,続いてます(R-18)。一時中断のあと、2回戦(と言っていいのか?)に突入しました。。なので、年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。 大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。


























根元まで収めきり、ひろさんが息を吐く。
身震いして俺の腹に手を置き撫でたあと、いいか? と窺うように見るから、頷いた。
そろり、と腰をあげ動きだすのに合わせて、ずりずりと引き出されていく俺の剛芯はぬめっていてすごくいやらしく見える。

「崇、どこ、見てる? 」
上から声が降ってくる。同時に、ひろさんが腰の動きを強めて攻めてきた。
「んンッ・・、ぁ、くぅ」
「ぁ・・~~、ィい。おまえのが、熱い」

ひろさんのほうが熱いよ。

されるままぼうっと見上げていたらきゅ、と腹を抓られた。
「いっ、・・ひろさん? 」
「どうした? 来ないのか? 」
ん? と小首を傾げ汗を指で拭うひろさんは・・、征服したい。

「あ・・っ、ぁああっ」
「だってひろさんっ。して、いいって! 」
腰を押さえ、短く刻んで打ちつける。頭を振り、腹に置いた手に力を入れて耐えるひろさんに、針が、振り切れた。

「やあっ・・。ぁ、たか、っしぃ、ひ」
揺さぶりに力を込め、声をあげさせる。

喘ぐ唇にキスしたくなり手を伸ばして気付いた。まだ服を着たままだ。これじゃ破けてしまうかもしれない。
「ひろさん・・。服、脱いでシよ? 」

二人で剥ぎ取るように服を脱ぎ捨て、改めてベッドに入りなおす。今度は上下が逆だ。
一度出して気怠いひろさんはさっきよりエロさが増している。
そっと、啄むようにキスしてから深く重ねて舌を入れれば燻っていた芯が熱を持つ。

「・・っ、崇。そん、っ。ぃ・・あぁっ」
色づいてる胸の尖りを含み、転がし歯を立て、気のすむまで味わう。ひろさんは、
「も、やだ。そ、こば・・かっ、・・はんっ」
いやいやと首を振り、俺の髪を引っ張って止めさせようとするけどそれだって加速材料にしかならない。





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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-5

2回戦が始まったR(R-18)です。 年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。 大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。


































体を割り入れ広げさせた内腿に、唇を押し当てては舐める。ビクンと跳ねた体をベッドに押し付け、また蜜を零しはじめた雄芯に息をかけて呑みこんだ。
ひろさんの青苦い味と匂いが鼻に抜けていく。
「ゃ・やっ。崇、しなくてい・・んあぁ」
じゅっと音を立てて口で扱くと柔らかさが消え、芯が熱い剛棒に変わってい

「は・・、だめ、っあ」
(ダメじゃないよ。もう何回もしてる)
カタチをなぞるようにゆっくりスロートしたら、喘ぎながら背中を反らし雄もクッと角度をあげて、硬度を増した。呼応して、俺の熱棒も蜜を零す。
二・三度繰り返しチュッと音を立てて放し、ヒクリと震えてイキそうな根元を素早く指の輪で戒めた。
「ゃ、イキた・・・」
訴える声が泣きそうで。
「待って。俺も、一緒に」
蜜がとめどなく溢れ続けてぬるぬるな雄を狭間に擦りつける。
「・・・おまえの、熱い・・」
うわごとのように言うひろさんの声を耳にして、先に暴発しそうになって体に力を入れた。
「ひ・ぁっ。強・・くす・な・・っ」
指先にも力がこもったのか、一段高く啼く。
「ごめん」
見当で押し当てれば、僅かにズレた切っ先を、無意識に動いて迎え入れてくれるひろさん。
「ん・・、ハぁっ」
背中を撓らせながら伸びる体。逆に綻んで柔らかいそこは俺の熱杭を滑らかに埋没させていく。
「くぅん・・・」
小さく鳴いて、恥ずかしかったのか横を向いて唇を噛む。
その首筋に滲む色香に酔って、噛みつこうとして目の隅に脱ぎ捨てた服が目に入り明日も仕事だったと思いだす。
「あ・・、痕付け、るな・・」
分かった、と薄い歯型を舐め、代わりに唇を押し当てて吸う。
体を震わせて反応するひろさんに、一気に奥まで押し入り密着する。





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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-6

まだ終わってません、R(R-18)。年齢に達しない方、苦手な方、もうしばらくご遠慮ください。続き~、と大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。



























二人で同時に詰めていた息を吐き、ひろさんの呼気が耳に触れて、
「っぁ、・・お、きくする、じゃな・・」
俺の反応に腰を揺らすひろさん。どんな顔をして言ったのか見たくて上半身を起こしたら気配に気付いて・・俺を見た。
唇が少し開いて瞳が潤んで半端ない色っぽさが、凶悪。ちらりと舌先が見えて貪るようにキスをした。

いつも思う。ひろさんがもっと欲しい。

そのままグイグイと前後に揺さぶる。
「なか、吸いついてきてる」
「バカっ。・・・そんなこ・と、言うな・・っ」
角度を変えて息継ぎの合い間に知らせると、怒ったように返事する。話すことで中にも力が入り、余計ひろさんが分かって興奮度が増した。
「あ。あぁあ・・っ、ん、ぁふっ」
スピードをあげ、ストロークを長くして、俺の突き上げに溢れ出る声を全身に染み込ませる。
(聞きたい。聞かせて、ひろさん・・! )

「たか・・しっ、も、や。ぃ・・イきた、んくっ」
指の戒めに悶え、寸前まで追い上げられて閉じた目尻に涙を滲ませて懇願するひろさん。だけど俺の雄を呑みこんでる場所は休むことなく動いて‘もっと’と要求してくる。

もっと奥へ挿入させようとして、ドキッとした。
背中に、足の当たる感触。





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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-7

長かったR(R-18)もようやく終わります。年齢に達しない人、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。




























まさかと思いながら腰を押さえていた手を滑らせる。脚に沿わせていくと、自分の背中に手が回り・・・。
「あ・あ・・っ。やだ、ぁ」
ブルッと全身を震わせ、指の爪が、踵が背中に押し付けられた。

しがみつかれてる。

脳みそが沸騰するかと思った。こんな体勢、初めてだ。

「・・っ、そ・ぉくっ、深・・っ。あ、ィ、・・ぃいっ。当・・、ハぁうっ」
気付いたらひろさんの雄を扱きながら腰を打ちつけていた。
「んぁっ、た・・かしっ、・・ぅ、もう」
「俺も・・っ」
肌を打つ、ぱん、と言う音が連続する。
「―― ッ、く・・、ァ、い・くーーぅ、っ! 」
「ひろさ・・! 」
先に達したひろさんの白濁が腹の間に熱い染みを作り、俺も最後の一突きを押しこんで締めつけてくる内壁に精を放出した。


荒い呼吸につれてゆっくり手足が俺から離れていく。
汗もかいていたんだろう、離れた場所が空気に触れ、少しひんやりした。
「ひろさん・・」
すごかったねと言いかけて、止める。きっとアンプル飲んだせいだと、そういう事にしておこう。
「・・・な、に」
掠れた声音がまた下っ腹にキたけど、これ以上は、無理だろうな。
「・・何か、飲む物持ってくるね」


冷蔵庫から水のペットボトルを出し、分けあって飲んだ後シャワーを浴びる。
浴室で、ひろさんを支えながら後処理するのが今回はけっこうキツかった。俺のムスコがまた元気になってきて、知られないようにするのが大変だったからだ。

バスローブを着て、ぐしゃぐしゃになったベッドにベッドカバーをかけてひとまず見えないようにし、ソファに座って、やっと落ち着く。
「どうしよう、ひろさん」
服も下着も汚れてる。買い物に出たくても部屋の外へ出られる格好じゃない。
「・・・フロントに電話してみる」
着替えも無いし、とつぶやくひろさん、ちょっと顔が赤い。







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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その110

。 
たっくさんあるんです、家の中に。
段ボールからガンガン(クッキーなどの缶をこう呼びます)から収納BOXまで種々雑多。
こんなに ’しまう’ものがあるのにはみ出るアレコレ・・。  片付けが上手でないのは、捨てられないのは、分かってるんですが。
見るたび 「あーあ」 と 「あーっ、もう! 」が交互に襲って来ます。

で、片付けようとまた、箱詰め。。Orz


中身が分かっていても中が見えない箱は、ドキドキしませんか?
宅配など、「来た来た」 と思ってもテンション上がったり。 手土産などに持って行って、受け取る方が目の前で開けた時の心拍数の上がり方とか。
部屋の隅、押入れの奥の、埃を被った箱なんぞは毛色の違った・・ドキ。包装も破ってないような物だとさらにドッキン。
「開けるぞ~、開けますよー、いいですね・・・」
なんて言ったりして。 笑
そして中身が無い時は、意気込んだ分妙にがっくり・・・。



魚が入っていた発泡スチロールや素麺が入っていた木の箱などは、縁側の植木鉢の寒さよけになります。
ガンガンは薬を入れたり書類を入れたり。万能選手なのはやはり段ボール。後始末も楽です。

そう言えば昔、リンゴをもらった事がありました。 木箱にもみ殻の♪
ご存知ない方もいるかもしれませんね。  もみ殻、は、稲の一番外側部分。プチプチなどが無い頃の緩衝材の一つでした。
こういうものです↓
もみ殻

懐かしい・・・。
最近は’箱入り猫’の写真などで癒されてます。





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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*カラコンと名前-30

二日後、今度はお見舞いを持って優奈ちゃんの所へ。
病室に行く途中、
「あーら、この間の彼氏さん」
どこかで見たような、病衣を着たおばさんが声をかけてくる。
「あの・・」
「ふーん、両眼で見てもハンサムね、優奈ちゃんの彼氏さんは」
言われて思い出した。片目に変わった眼帯をしていたおばさんだ。
「優奈ちゃんは今検査に行ってて、もうすぐ戻ってくるわよ。でもねえ、部屋で待ってない方がいいんじゃない? 」
「どうしてですか? 」
「・・知らないんならいいのよ」
思わせぶりなことを言い残し、じゃあねと通り過ぎた。

何があるんだ、病室に。
優奈ちゃんのお母さんでも来てるのかな? でも、会ったことあるし。

首を捻りながら部屋に行き、う、と固まった。
先客がいた。男の。
相手も驚いたように俺を見てる。優奈ちゃんの、ベッドの側に座って。
俺とあまり年が違わない彼は一瞬俺を睨んだけど、すぐに立って、
「初めまして。俺、米原 謙斗(まいばら けんと)です」
と挨拶する。
「あ、初めまして。お・・、僕は能見 智です」
返して俺も頭を下げた。
けど、話題も見つからなくてお互い黙ったままで、気まずい。
「あの」
「ただい・・、智さ、・・先輩?! 」
驚き声に振り返ったら、目を丸くしてる優奈ちゃんがいた。


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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-8

“ 苑田。 新井。

どちらがこれを読むのかは知らないが。
用件は3つ。

服はクリーニングに出せ。朝までには間に合うはずだ。惜しいだろうが下着は処分しろ。
一応替えを用意した。

食事は、人目を避けたいならモーニングコールして済ませればいい。

料金は前払いで清算されている。余分な心配はするな。


P・S 今夜は冷蔵庫の物で凌いでくれ。
                             香川 “


「香川さん・・」
手紙をぎゅうと握ってしまった。

「崇、どうかしたのか? 」
呼びかけられ、黙って二つをひろさんの前に置く。
「・・・そうか」
手紙を読み終えたひろさんはひとこと言って手紙を置く。言う言葉が見つからず立ってる俺を見上げて、
「この際だ、使えるものは使おう」
にっこり笑う。
「でも」
「仕事を放り出させられたんだ、そのくらい当然だと思えばいい」
「・・・。うん」
そうだな。そう思うことにしよう。

出せるだけの服をクリーニングに出し、部屋の冷蔵庫から遠慮なく物を出して食べるというめったにできない事をする。
最後は二人でもうひとつのベッドに寄り添って、寝た。


翌朝、モーニングコールで起こされ、クリーニングが終わった服をもらって支度する。さすがに、誰に会うか判らないビュッフェ形式の朝食は行けないので、部屋で食べてホテルを出る。
「まずは昨日のやり残しを何とかしないと」
「うん。俺、ほんとに途中で襲われたから・・」
いつもより早い時間、二人で話しながら駅へ向かうのを驚いて見送る人がいたのは、すごい確率だったと思う。同じ会社の人だったのも。


「どうしてあの二人が、並んで、ホテルから出てくるんだ・・」





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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-9

金曜日。普通なら週末に向けてどこか気持ちが弾むんだけど、今日はもう既に月末・給料日前の気分。
小野山課長には、ひろさんが、
「急な腹痛に襲われ、盲腸を心配した俺がとっさに苑田さんへSOSして病院に行ったけど一晩で回復した」
こう話してあると教えてくれたので、その方向で押し通すことにする。
出社して、俺を見つけた小野山課長が、
「新井くん、大丈夫だったかい? これからは季節がら食中毒の心配もあるし気を付けないと。私の知人は卵であたったことがあるんだよ」
そう言って心配してくれ、心苦しかったけど事実は話せないので、できるだけ神妙な顔をして、
「はい、ありがとうございます。以後、気をつけます」
と答えるしかない。
会話を聞きつけた北森からは、
「おまえの事だから腹出して寝てたんじゃないのか」
とからかわれたり、
「新井くん、お刺身や干物なんかも気を付けた方がいいよ。危ないと思ったら、もったいながらずに処分しないと」
なんて市島さんにまで言われてしまう。

昨日の放棄してしまった分の仕事の穴埋めから始まった仕事は、午後にようやくめどがつき焦りが減った。
「あとは・・、三社くらい回れそうかな」
パソコンでチェックしながらスケジュールを立て直す。
さあて、と気合を入れて、
「課長、外回り行って来ます」

お詫びと、在庫確認。俺なりに考えて持っていった新しい商品の紹介。向こうが興味を見せてくれるとこっちも張り合いが出る。 
こんな時、仕事が好きだ。って思う。

ひろさんもきっとそうだろう。

新商品の注文が出た訳じゃないけど、気分良く戻ってきたら・・、捕まった。






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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-10

戻ってきたのは就業時間内ぎりぎり。頭の中で、あれとこれをファイルして。なんて考えていたから受付の安田の目配せを見落とす。
営業のフロアに止まったエレベータを降り、休憩所を通りかかり、
「来たっ」
女性の声が聞こえて、腕を掴まれたところでようやく気付くが。

「新井さんっ、どういう事なんですか!? 」
「ちゃんと聞かせてください! 」
ひそひそ声ではあったけど詰め寄られてぎょっとした。
一人は、覚えてる。絹里さんの友達で、連休前にも捕まった麻倉 知子さん。もう一人は名前知らないけどやっぱり絹里さんの友達なんだろう。
「新井さん、私、言いましたよね? 真希を放っておかないでください、って」
「真希、連休中新井さんの事ひと言だって言わないで・・。ずっと待ってたはずです。
私たちと遊んでる時も携帯見ては悲しそうにして。
それなのに中畝さんが誘いに来て、出掛けたんですよ? 
どうして連絡してあげなかったんですか? 」

そう言われても。






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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-11

「中畝さんがアタックしてるのはこの際、別にいいです。でも、真希が天秤かけてるとか、二股とか、そんなこと言われないようにしてくださいね! 」

え? 

「待って、絹里さんにそんなこと言う人がいるのか? 」
二人とも、あっ、と言う顔になった。お互い見合って、
「・・直接言う人は、いません。
けど、中畝さんも女子たちの間ではポイント高いから、新井さんと両方話してる真希は、よく思わない人が・・」
「名前はわかりませけどSNSとかで、噂になってるんです」
さらに小さい声で話す。

「・・判った。 絹里さんと話してみる。
ありがとう、教えてくれて」
ちっとも知らなかった。
絹里さんは俺と苑田さんの事を理解してくれた大事な女性(ひと)だ。心ない噂なんかで傷つけたくない。

頭を下げてお礼を言い、麻倉さん達は安心したのか、
「本当に真希の事、お願いします」
「私たち、応援してますから」
笑顔になって帰っていった。

(応援かー。 違うんだけど・・)

俺たちの間では、もう終ってる。それはともかく、
「話はしないとな、絹里さんと。・・中畝さんもいた方がいいのか? 」
呟いて、頭を切り替えるためにコーヒーを買った。


何の予定も無い日曜、ゴロゴロしながら絹里さんの事を考える。
どうしたら中畝さんと仲良くしてるのを悪く言われないだろう。俺に何が出来るだろう?

絹里さんとは終わってしまったからどうぞ、とは言えないし。
「中畝さんに俺とひろさんの関係は話せない・・」






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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その111

暗証番号~。

時に厄介のタネになるこの必需品。
カードを増やすたびに捻り出さなくてはならない4ケタ。もしくは各方面でサイトに入る時の、記号とアルファベットで8文字以上。
誕生日は論外、覚えやすいロゴ合わせ(語呂合わせ?)もイケマセン。 なーんて注釈がついたりして。


忘れて久しいのはクレジット系。使うのは買い物する時ぐらいなので、たまーに違う事をやろうとして、
「暗証番号ヲ入レテクダサイ」
と促されるともうお手上げ。 後ろに待っている人がいようものなら汗がどっと噴き出します。。
そそくさと ’キャンセル’もしくは’最初からやり直す’ボタンを押し、 「あのー、どうぞ」 と順番を譲って、離れたところで赤面。

パソコンの前だとまだ冷静。
何と言ってもすぐ横に、暗証番号ブック ――番号控えのメモ帳―― があるのですから! (ちょっと鼻息強め。笑)
ログイン、の表示が出ても、「えーっと、これこれ」 パチパチ。 無事入れます。


大変なのが番号を忘れてロックされ、使えなくなった時!
身分証明書(ほとんど免許証を使ってます)を持って行かないとほぼ駄目で、下手したら作り直し。
または債発行手続きのメール待ち。

面倒くさい。けどやらないとさらにややこしくなって。


家の鍵とか、車とかまで数字キーになったら、どうしよう・・・・。
スマホもロックしてないから、落とせない~~~。    ああ、大変。

『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*カラコンと名前-31

「優奈ちゃん、お帰り」
「新村、どうだった? 」
「あ・・、はい。え、と」
何で俺たちがいるのか戸惑っている。
「ああ、僕は今来たところ。米原クンと挨拶してたんだ」
「そうなんで、すか? 」
俺の言葉に目線を’米原先輩‘に合わせる。
「そうだよ。 それで、どうだったんだ? 聞いたら俺は帰るし」
「帰っちゃうんですか・・? 」
小首を傾げる優奈ちゃんに、
「‘彼’が来てるじゃないか。たまにしか会えないんだろ? 
それで、どうだった? 」
ちらと俺を見て視線を優奈ちゃんに戻す。その目がなんだか・・。
「はい、目の状態はもう大丈夫だそうです。 ただ」
表情を曇らせるのを見て、
「部活はもう終りなはずだ。まだ行ってるのか? 」
「最後の作品がまだなんです。 あれは仕上げたいから」
「そうか」
俺の知らない会話。俺の知らない・・・優奈ちゃん。会話に入れず居心地が悪い。
そこへ、
「優奈、具合どう? 」
未遊が来た。



「優奈ちゃん、これ、お見舞い」
出しそびれていた物を袋から出す。
「わあ! きれい」
目を輝かせてくれてホッとする。 持ってきたのはキャンディフラワー。
いろんな飴玉をカラフルな包みで花のようにして棒を付け、花束に見えるようにしたも
のだ。

「女の子のお見舞いに行くなら花が一番だと思うけど、生花は手入れが大変だからお菓
子の花にしたら? 」
姉貴に相談したらアドバイスをくれ、その通りにして正解だったと内心ガッツポーズ。



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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-12

堂々巡りになってしまい、とうとう声に出して
「俺とひろさんは付き合ってるけど言えない。絹里さんは俺たちの事を知って別れてくれたけど、それはまだ誰も知らない。
中畝さんは絹里さんが好きで、俺にライバル宣言してきた。今色々アピールしてるらしい。
俺はもう絹里さんを誘えないけど・・」

あれ?

「中畝さんが絹里さんを好きで、アピってて」
紙、かみ、とそこらから適当に取って図示してみる。
「そうか、俺には人に言えない秘密の恋人がいるんだ! 」
男同士で付き合っているから他人に言えないのは当然なんだけど、『秘密の恋人』って口にするとなんか恥ずかしい。
思い出したら、ひろさんとぎくしゃくした時に絹里さんと付き合いだしたんだんじゃなかったっけ?
「そう言えば俺、『もしかしたら』とかなんとか言った気もする・・」
うわ、よく考えたら酷いこと言ったのかも。 でも。

これなら上手く行く?
やってみる価値はありそうだけど、中畝さんが怒りそうだなあ。

◇  ◇  ◇

来週は六月になる週の金曜、中畝さんを飲みに誘う。
話したい事があるから、と言うと、
「僕にもあります」
と強く返された。

静かで、でも話を聞かれない場所。中畝さんに聞いてみる。
「僕が知ってるのはお酒を飲めない場所ばかりなんだ」
「俺もあまり・・」
それを聞いて中畝さんが少し呆れた顔になる。
「君は、絹里さんにもそうなのか? 」
「違います。中畝さんの知ってるところの方が話しやすいかと思って。
俺の知ってるところでいいなら」
子湖塚さんのバーを思い浮かべながら返答すると、
「・・・そこでいい」
一呼吸置いて同意される。




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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-13

「こんばんは」
「いらっしゃい、新井さん。お友だちですか? 」
中畝さんを案内してドアを開け、子湖塚マスターの柔らかな声に迎えられて少し首筋がほっとする。
「友達じゃないんですけど・・。大事な話をする人です。あのボックス席、空いてますか? 」
マスターが済まなそうな顔をする。
「今日は予約があって。ほかの席でもいいでしょうか? 」
「・・はい、いいです」
「では、そちらの、絵をかけてある席へどうぞ」
「ありがとう」

絵がかかっている席は、ボックス席のすぐ隣。横には三つ似たテーブル席がある。
「何にしますか? 」
「(話が)長くなるかもしれないので。お任せしていいですか? 」
「わかりました」
笑みを浮かべて頷き、マスターが持って来てくれたのは、
「申年の梅酒です。
病気や、悪いことが’去る‘と言われているので、お二人の話が良い方へ行く事を願ってお持ちしました」
「それ、梅酒なんですか? 」
「ええ」
ではごゆっくり。とボトルと水、氷とグラスを置いてカウンターへ戻っていく。

「・・俺は初めてなんですけど、中畝さん、飲んだ事ありますか? 梅酒」
「ええ、あります。焼酎で漬けるのですけど、わりと薄いですよ」
ロックでなくても大丈夫、と言いながらグラスにトクトク、と注いで、あれ? と言う顔をする。
「どうしました? 」
「・・僕の知っている梅酒よりずいぶんと濃い色なので・・」
ひと口、コクと飲んで驚いた表情になった。





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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-14



見てるだけでは何に驚いたのかわからなかったので、俺もグラスに注いでみる。ふわ、と仄かに梅の匂いがして、とろりとした琥珀色の液体が店内の灯りを柔らかく反射する。
「美味しそう」
思わずひと口。

わ・・。

中畝さんと目が合い、ついグラスを合わせてしまった。
「梅酒一つでもここが良い店なのが分かります」
「ありがとうございます。こちらもどうぞ」
トレイを持ってきたマスター、盛り合わせのお皿を二つテーブルに置き、隣のテーブルには、‘予約席’の札を置く。
「隣に人がいると気が散るでしょう? 」
ありがたい心遣いに、ただ頭を下げた

「つまみもおいしい」
塩味の濃いチーズ、アンズのゼリー、無塩バターに、
「これ、羊羹(ようかん)だ」
和菓子まである。

いつの間にか三杯目になって、気負っていた気持ちの尖りが無くなったのを感じる。
グラスを置いて、
「中畝さん、俺の話、聞いてもらえますか? 」
落ち着いた声が出た。
「・・聞かせてください」
体が後ろに傾き、背もたれに寄りかかる中畝さん。


「俺が絹里さんを意識したのは、仕事始めの日からでした。
思いがけない告白で、確かに俺も嬉しかったんです。・・周囲が盛り上がりすぎてましたけどね。
社内公認で付き合いが始まって、一緒に出掛けたり、食事したり。楽しかった。
何もなければそのまま・・・・、結婚、を考えたかもしれない」
話しながら思い出していた。絹里さんを好きになっていった頃を。

そう、好きだった、けど、恋愛にまでは行かなかったんだ。

「  楽しかった、か。
過去形なんですね、新井さん」
黙ってしまった俺に、中畝さんが言葉を挟む。







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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その112

覗く、という行為には、ドキドキ感がありますね。

自分の事は見られたりしないで対象物を見るからなんでしょうか。
特に穴を覗く行為は老若男女を問わず・・・・です♪


私がビックリしたのは、数珠に付いてる珠の中に観音さまが見える、という覗き穴。小学生ぐらいの時でした。
大好きなのは万華鏡(カレイドスコープ)。 これは自分で関わる事が出来るので楽しいんです。 でも、回し過ぎると外した時、目が回る。
つい見たくなるのは・・、節穴。 向こう側が空き地だって判ってる板塀の穴でも、つーい目を当てて。。ふほほ。

缶の穴を覗く時は、粒のあるコーンスープとかお汁粉風。 あれ、振っても振っても、全部出てきた!って「やった」缶・・・いえ、感がない。 ふにゃ~~。

はしたないけどやるのは、袋詰めになってる色々なもの。 数を数えたり種類を数えたり、・・腐ってないかしらん? という覗き。

皆さんはどんな ’覗き’ したことがありますか?





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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*カラコンと名前-32


米原クン、は、未遊と帰った。
「米原くん、用事が済んだなら一緒に帰ろう」
と先輩風を吹かしたんだ。


「優奈ちゃん、聞いてもいい? 『最後の作品』って? 」
二人になって聞きたい事を聞いてみる。
「あ」
途端にちょっと赤くなる。言いたくないのかと思って、
「無理に聞くつもりはないけど、よかったら教えて」
「・・秋の、文化祭の事なんです。ほかの部とコラボしようって話があって、私も参加するんですけど・・」
「すごいじゃないか。俺も見に行きたいな。いつ? 」
「十月の最終土日なんです」
「行くよ。必ず」
何も予定が無かったはずだ。意気込む俺に優奈ちゃん、困ったような顔で、
「でも、まだ仕上がってないんです・・」
「大丈夫だよ、優奈ちゃんなら。楽しみだなぁ、優奈ちゃんの制服姿も見られるし」
期待を込めていったら、目を瞠ったあとぷっと吹き出した。
「あ、笑ったな? 」
「だ・・って。未遊先輩もおんなじ制服だったんですよ? 」
「未遊と優奈ちゃんは絶対違うって! 」
本気で言ったのに、
「変わりませんてばー」
智さんって、おかしい。そう言って笑い転げる。

文化祭での再会を約束して、病院をあとにした。


◇  ◇  ◇



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『プリズム』

『プリズム』27*知られても-15

すみませんーー!一話分飛ばしてしまいました・・っ。訂正させていただきました・・(汗)。


「はい。
気が付いてしまったんです。俺が・・、俺が絹里さんに対して持っていた感情は恋ではなくて、好意だったと。
自分より、結婚して家庭を作り、子どもが出来ることを楽しみにしている両親のために結婚したいと思っていた事を」

まっすぐ中畝さんを見て、言わなければならない事を言う。

「本当に好きな人が傷つくのを見て、初めて気が付いたんです。だから絹里さんを選べなかった」


「それは・・、絹里さんのほかに好きな人がいるということなのか? 」
中畝さんの言葉の最後が、震えていた。

「そうです。
俺にはもう、愛してる人がいます。力が足りなくても守りたい人がいるんです」
過去、絹里さんを傷つけ、今また中畝さんも傷つけるかもしれない。でも譲れないんだ。
「な 」
一音だけ発して、中畝さんが固まった。


氷の小さな、カラッ、と崩れた音にハッと意識を動かし、俺を見直す。
「・・いつから、その人を愛している、んだ? 」
「一年以上前からです」
「絹里さんと、付き合う前からか? 」
「はい」
嘘はつけない。苑田さんにも、絹里さんの為にも。中畝さんの目が険しくなった。
「それならどうして付き合ったりした」
タンッ、と持っていたグラスを置く。
「最初に断れば彼女だって傷つかずに済んだはずだ。それなのに君は黙って半年も彼女と付き合い、騙していたのか? 」
「いいえ。
騙していた訳じゃありません。俺は絹里さんに『好き嫌いで分けるなら好き』だと言いました。
言い訳になるのは分かっています。でも・・、社内報に出なければもっと」
「同じことだ、彼女にとっては。そして君はか・・、絹里さんを泣かせた」
何度も‘彼女’と言ってたことに気が付いたのか言い直す。
泣かせた・・、事実だ。





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