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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-20


無事に?合体♥ R-18になってます。年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。






























体を強張らせ、短い息遣いで耐えてるひろさん。内側もみっしり吸着してスライド出来ないから、代わりに腰を揺らした。
「ぁ、あ、動かす、・・ふっ、や」
感じてるけど不安そうな顔で俺を見る。自分の膝を抱えてるからなんだと気付き、しっかり腰を支えた。
「大丈夫、離したりしないから。力、抜いて」
一呼吸おいて縮こまっていた肩が下がる。と、内側も緩まって、動き出す。
「あ」
「・・っ。おまえの、せい、だ・・ァッ」
「うん。俺がひろさん大好きな、せい」
腰を引いてぐうぅっと挿し込む。ゆっくり、早く。角度をつけて張り出した場所で擦りながら、
「ひろさっ・・んっ、聞か・せて。イイ、って」
強請る。
「ァ、あっ。そこ、い」
「ここは、好き? 」
「ひあ、っかし・・、たかしぃ」
「聞かせて、よ、ひろさんっ・・。あの声、好き・・だ」
「っだ、そ・こ・・、ば、っかする、んんっ」
「ねえ、言っ、てっ」
「ああっ、イイっ。崇っ、くうっ、奥に当たっ・・、い、ィ」
突き上げるたびに顎をあげ、何度も俺の好きな『イイ』を言ってくれる。肌を打ちあわせる音が早くなった。
「ひろさん・・、ひろ・さんっ」
「聞かせて、よ、ひろさんっ・・。あの声、好き・・だ」
「っだ、そ・こ・・、ば、っかする、んんっ」
「ねえ、言っ、てっ」
「ああっ、崇っ。イイッ。奥に、当たっ・・。い、ィ」
突き上げるたびに顎をあげ、何度も『イイ』と言ってくれる。
「ひろさん・・、ひろ・さんっ」
「ぁ、も、達っちゃ」
「いいよ、イって」
揺さぶられ、喘ぎながら駆け上がってくひろさんを追いかけ俺も加速し、肌を打ちあわせる音が早くなった。
「あ・・っ、も、だめ・・。ぃ、っく、――― ッ! 」
半歩先に極まったひろさんの熱い白濁が下腹から広がり、俺も一気に収縮した奥へ迸らせようと。

ピピピピpp・・・

「わああっっ!?」





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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-21


耳に響きすぎる音の正体は、顔のすぐ横で鳴った目覚まし。
跳ね起きた俺は、
「今までの、夢?? 」
マジかー、と周囲を見回すが、温泉宿でも布団でもない俺の部屋と、ベッド。さらに、足の間には何とも言えない感触が。追い打ちをかけたのは、綿毛布を抱くように寝てた自分の恰好。

(欧米人なら、「オーマイゴ―ッ」って言うんだろうな・・・)

母さんにバレないわけにはいかないから、
「寝汗をかいたからシャワー浴びる。洗濯する」
と言い訳し洗濯機にシーツまで放り込んで、へこんだ・・・。


ひろさんと連絡しないまま連休が明ける。
仕事中、視線を感じて顔を上げると苑田さんと目が合った。
(あれ? 目が怒ってるみたいだけど)
俺だけに判る仕草で言う。
“後で休憩コーナーへ来い ”

苑田さんが席を立ち、休憩コーナーへ行くのを見て、自分も席を立つ。缶を買って、二人になれるのを待った。

「新井、夢を見たか? 」
言われて、買った缶を落としそうになる。
「どうなんだ? 」
「・・見た、けど」
温泉で、アンナ事をした夢、なんて言えない。
顔が赤らむのを見た苑田さんが、ごん、と俺の頭をグーで叩く。
「いった・・」
「変なもの見せるんじゃない」
 
へ?

意味が分からず見上げる。と、苑田さんの顔も、赤い?
「苑田さ、ん? 」
「っ。分かったな」
この日は一日中、目も合わせてくれなかった。


~~ 「全く、崇のやつ」


まさか夢で、チョコバナナ食べさせられるとは思わなかった。





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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その136

暗証番号
新しいタイプの鍵。

この頃はたくさん必要になってきてます。あのカード、このカード、パソコンやスマホなどの端末。
もー、考え付かないよー! 
といいたくなるんです、けど。

他人のものを欲しがる人がいる限り、失くならないんでしょうねえ。

幾つも作っていると似通ってしまう並べ方。思いつきで打ち込んで、忘れて焦る番号。 一覧表でも作っておかないと間違えて、
「この番号では使えません」  「番号が違うのでロック(ブロック)します」
なんてことに~~! ATMで、後ろに人が居る時になってしまったら・・・。考えただけでもヽ(*>□<*)ノキャ━━
最新式(?)になると整体認証まで加わってますよね。
指や目などの場合、怪我をしようものなら 。。。Orz

機械って融通が利かない相手。
正しい手続きを踏まないと、「知らないよ」って、あっちを向く。

定期的に変更することも今では当たり前のようになってますよね。 これも面倒くさい仕事。
・・そういえば、チタンで出来た判子があります。 これ、回転式になってるそう。 実印登録も出来るんですって。
Aのとき、Bのとき、C、D・・・。
回転させて、使い分け。 便利だなあ。   でも、落としたり・・・?  ブルブル・・・ッ。 考えるのやめとこう。


さーて、次の暗証番号のヒントはどこかしら?  







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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*思い出してー17

「で? チーズケーキが主目的なのに、君はチーズ山盛りのピザLサイズを買ってきた。
と」
「言わないでくれ・・・」
ローテーブルの上に置かれたケーキの箱を見ながら冷ややかに言う俺の前で、やつは頭を抱える。
「腹が減ってる俺の道の途中に、ピザ屋があるのがいけない」
「だったらせめてチーズの少ないピザにしとけばよかったんだ」
俺たちの目の前にはメインであるはずのケーキの箱。なのにピザでチーズをしこたま食べてしまったから、これ以上食べる気にもなれない。
「せっかくの、美味しそうなケーキなのに」
ピザを食べる前にそーっと箱から出して眺めた長方形のケーキは三層になってて、一番上にはブルーベリーなんかが乗って、見た目もきれいだった。
「・・・仕方ない。明日、食べよう」
「うん」
「今度は気を付けろよ。食い物の恨みはオソロシイんだからな」
「へへ~っ」
テーブルに両手をつき頭を下げる内海。ケーキの箱は、再び冷蔵庫に戻っていった。

風呂も済み、俺はベッド、内海はこたつベッドに潜り込む。電気も消して暗い中、
「智、スーツとか作った? 」
話しかけられた。
「ん~、まだ」
「俺さ、年が明けたら作るつもりなんだ。一緒に行かないか? 」
「早くないか? 」
「おまえ、スーツ持ってる? 俺、ジャケットしかないんだ。だからせめて一着くらいと思ってさ」
そう言われれば、
「持ってない、かも」
「じゃ、行こうぜ。実はさ、割引券もらってるんだ」
智の分もあるから、と続けられ、苦笑した。
なるほどね。 ま、いっか。
「いつ行く? 」
「松の内は空いてる。智は? 」
「俺の方は分からないから、明日確認する」
「オッケー。おやすみ」
「お休み」



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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-20


すみませんー。 前回最後の方 ~~ から苑田視点で、苑田の夢のお話になってます。
新井くんの夢とどのあたりがシンクロしてるのかな?




~~ 見たのは、どこかの縁日。崇と二人浴衣で屋台を眺めながら歩いていた。スーパーボールを掬い、たこ焼きを食べ、
「ひろさん、かき氷は? 」
「腹が冷えるからいい」
「焼きそば、あるよ? あっ、お好み焼きも」
「よくそんなに食えるな」
「えー、屋台のだから美味しいんじゃないか」
言いながら買い、手に下げる。
「あ! 」
「今度はなんだ? 」
「ひろさん、リンゴ飴売ってる! 」
目が輝いて立ち止まってしまった。
「おまえ、買いすぎ」
「これで終わりにするから」
「はいはい」
「いらっしゃい! おっ、イケメンなお兄さんたちだね」
「ありがとっ。りんごあ・・」
「おじさん。リンゴ飴ちょうだい」
崇の声にかぶせたのは小さい子の声。見下ろすとすぐ横に、女の子が背伸びしてリンゴ飴を見ていた。
屋台のおっさんが優しい顔になる。
「お嬢ちゃん、お金は? 」
「はい、これ」
差し出されたのは百円玉ひとつ。値札は三百円。
「お嬢ちゃん、ほかに持ってないかい? 」
「これだけなの」
見上げる瞳にうーん、とねじり鉢巻きの頭をガシガシし始めたおっさん。
「崇」
とひろさんが袖を引き俺に耳打ちする。聞いた俺も大賛成。

「おじさん」
「はいよ」
「俺たちもリンゴ飴欲しかったんですけど、この子とじゃんけんして、勝ったら、ください」
台の上にお金を置く。怪訝そうな顔して聞いてたおじさん、ハッと気が付いた。
「お、おう。そんなら構わねぇ」

結果はもちろん女の子の勝ち。嬉しそうに持って行った。
そして俺たちは、
「にいさん、こいつはお礼だ」
と、チョコバナナをもらう。







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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-21


「見本だから、遠慮すんなよ」
そう言われて受け取ったのは、てっぺんにソフトクリームのコーンみたいなのが乗った、茶色とピンクのチョコがかかり、トッピングまでしてあるすごく派手なもの。
「こんなことができる、って、全部くっつけたのさ。 ま、おれは食べないけどな」
作ってるだけで口の中が甘くなるんだと笑っていた。

さすがに持って帰るのは恥ずかしい、と思い、もう少し人が少なくなるのを待とうと屋台が並んでる近くのベンチに座る。崇も並んで、
「すっごいね、これ。チョコの上に苺チョコをコーティングして、その上に色々まぶしてある」
改めて見て感心する。そして何を思ったか、
「ひろさん、食べさせてあげる」
と言いだす。
「俺は子供じゃないぞ」
「いいじゃない、お祭りなんだから。あ、お好み焼きからの方が良い? 」
「・・・。焼きそば」
「分かりましたっ」
はい、あーん。と差し出され、仕方ないと口を開ける。

空になったパックを片付け、
「それでは本日のメインイベント。じゃーん! 」
チョコバナナを取り出す。その様子が子供のようにわくわくしていて思わず笑ってしまった。
「先に食べるか? 」
ぶんぶんと頭を横に振って俺の前に差し出す。受け取ろうとしたら、
「これも」
と口の先まで持ってくる。
「お願いします」
仕方ない。コーンの部分を口に含んだら、崇が うう、だか うおお、だか低く声を出した。
一口齧りとり咀嚼する。
「うん、美味い。思ったほど甘すぎないし」
「もう少し食べる? 」
「そうだな」
少し体を前に倒し頬張ると、また崇が変な声を出す。







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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-22


「おまえは食べないのか? 」
「う、うん・・、俺は後で。はい」
また食べさせられ、癪に触ってわざと咥えたまま引っ張る。
「わ! ひろさんっ」
チョコバナナの柄を放し、体勢を崩し慌てるのへ、
「今度はおまえの番」
と向きを変えて口に当てる。む、と唇を尖らせたが、味見はしたいようで口を開けた。
「・・・。ひろさんに食べさせてもらうと、オイシイ」
「言ってろ」
くすっと笑い、もう一口食べさせる。
「ん。もういいよ。残り、ひろさんにあげる」
もぐもぐしながら俺の手に手を重ね、こっちに向ける。
「棒が出てきてるから気を付けて」
分かった、と答え口元へもっていこうとしたら何か意地になって動かさない。
(ホントに・・)
子供みたいな事をする崇に苦笑して、顔を寄せる。気を付けながら食べ終え、棒を口から出した、その時。
『ひろさん。俺、帰れなくなりそう』
崇が囁いた。
「帰れない? 」
何をしたんだと聞く前に、耳を疑うひと言。

「勃った」

「・・もう一度言ってくれ」
「だから、チョコバナナ食べてるひろさんを見てたら」
「いい。その先は言うな」
こんな所でいったい何をやってる? は飲み込んで、
「宥めるまで待っててやるから」
会社で怒られた時のことでも思い出せ。と言って立ち上がる。
「置いてくの? 」
情けなさそうな顔をするから、ペチッと頬を軽くたたいて、
「飲み物、買ってくる」

戻ってきた俺を見て、崇が立ち上がり、俺の腕を握って歩き出した。






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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-23


「治まったのか? 」
ホッとして聞けば、
「全然」

は?

「ちょっと、待て。どこへ行くんだ」
「人に見られない所」
「トイレなら向こうに・・」
「そこじゃ間に合わない」
ぐいぐい引っ張られ、明かりのささない、薄暗い木の陰に押し付けられてしまった。
バサバサッとビニール袋の落ちる音。
「たか・・っ、むぅっ」
「ひろさん、エロい食べ方するんだもん、俺、自分のがされてるみたいで」
角度を変えるキスのたび呟く。
「食べさせた、のは、っ、おまえじゃ・・」
「いつも俺の、あんなにしてるの? 」
予想もして無かった問いかけに、膝を割って押し付けられた硬い部分に、返事ができない。
「目の前で見せられて、興奮しないのは、男じゃない」
関係ない、の文句は入り込んだ舌が絡みついて言えなくなる。

口の中で崇の舌が弱い所ばかり舐め回し、頭がくらくらする。

「ひろさんも、興奮してる」
「触る・・ッ」
俺が息を乱したのに気付いた崇が、浴衣の裾をから手を入れ半熟の雄を包み、指を這わせてくる。
「誰か、来たら」
「来ないように、声、出さないで」
「は・・ぁっ。やめ」
「歩けないし、抜いていこ」
「抜いて・・、って」
出来るわけないだろう! の怒鳴り声は手で押さえられて言葉にならない。
「大丈夫。コレ、あるし」
自慢気に崇が出したのは、小さな四角い、
そんなの持って歩くな! も言えなかった。

崇、おまえ、普段からゴム持ち歩いてるんじゃないだろうな?!






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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その137

名前。
ありとあらゆるものに付いてる特別な言葉。

庭の草むしりをしていて、ふと思い出したことがあります。
「雑草という草はない。どんな植物でもみな名前がある」  と言う言葉。  これは昭和天皇のお言葉だそうです。
確かにそうなんですよね。
辞典を見ればみんな名前を持ってる。

雲も、海も。
名付け親は誰なんでしょう?  楽しそうな名前も、ええーっ? と言う名前も、「そうだそうだ」 と賛同する人がいるから残ってきた。
人間が勝手につけた名前を、付けられた側はどう思ってるのかな。

すぐそばに居るペットたちに聞いてみたいと思っても、すでに受け入れて返事してるから文句はない、の?
もっと違う名前が良かった。 って言われたら人間の方が困るかしらん。

長い名前の人は、テストの時にそれだけで時間とってしまうから大変だろうなあ。

私は、習字の時間、名前を書くのが苦手でした。
一つだけ、どうしても大きくなってしまう文字があって、全体のバランスが悪くなるんです。
これは、漢字を書く時の悩み。 簡単な文字もそうですね。

でも、名前の無い国へ行ったら、なんて呼ばれるんだろう。
身体的特徴を全部並べられて呼ばれるんだろうか。。     それは嫌だな・・・・。







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ssもの

『耳から始まる恋愛』 * お揃い・彼シャツ

本編はちょーっとお休みしまして。

昨日の「お知らせ」 でもお伝えしました、ひかるさんのブログ、BLR-18+の感謝祭ー「彼シャツ」-に参加させていただいたお話です。
最初の部分は紹介していただいたので、読んだ方もいるかもしれません。

和弘さんと智くん、どんな「彼シャツ」だったんでしょうね?



「ただいまっ」
ドアを開けるのももどかしい、そんな声で智が帰ってきた。そのままバタバタと寝室へ駆け込む。
「どうした? 」
驚いてかけた声も聞こえないらしい。
クローゼットを開ける音がしたから覗けば、僕のクローゼットを開けて探し物の最中。
「智? 」
「和叔父さんっ、シャツ、貸して! 」
「いい、けど。どれ? 」
「薄い紫の・・・、あ」
やっと僕の方を見たと思ったら、大声で指さす。
「そのシャツ、今借りようと思ってたのに! 何で着てるの? 」
苦笑がこぼれる。

「やれやれ」
着替えさせられ、別のシャツに袖を通しながら思い出し、笑う。
「『この色のシャツ着て行ったら、大概のことが上手くいくんだ。だからさ、それ、脱いで』。 って。
いくら同じ色で揃えたと言っても」
しかも洗濯さえしてないシャツを着て、行ってしまった。
「大丈夫かな? 」
どこへ、誰と、を聞いてない。

まあ、どうにかなるだろう。それに、
「急いでいたり、焦ったり。・・甘える時も『和叔父さん』と呼ぶ」
恋人になってからより叔父・甥でいた時間の方が長い。二人で一緒に暮らし始めたのは、ついこの間から。
「ゆっくり追い越せばいい」
この先は長い。いつか叔父甥だった時間を追い越せるだろう。
襟を直しながらクローゼットの鏡にウインクした。

「ただーいまぁ」
夜、電話で連絡があった通り、機嫌よく帰ってきた。
「お帰り」
「ん~、いい匂い。和叔父さ・・、あ」
「また言った。今日は二回目だよ」
「し、しょーがないじゃん! 和叔父さんはずっと和叔父さんだったんだから! 」
「今も? 」
悲しそうな顔を作って智を見る。途端にオロオロして、
「違うよ。今は俺の大事な人。そんな顔しないで。ね」
ギュッと抱きついてくる。 ふわりと香りがした。僕がつけてるフレグランス。
(ああ、シャツに残っていたのか)
「和弘・さん、怒ってない・・? 」
「怒ってないよ。ほら、着替えておいで。汗臭くなかったかい? 」
「全っ然。
あ、このシャツ着て行って正解だった! 仕事先で上手くいったんだ」
「それは良かった」
頬に、ちゅ、と音を立ててキスすると、わ、と慌てて体を放す。いつまでも慣れないのも、可愛い。
「あ、ご飯、食べよ? 」
「はいはい」
赤みのさした顔で話題を逸らし、手を洗いに行った。


具だくさんの焼きそばは、仕上げにスクランブルエッグを乗せるのが智のお気に入りだ。
「でさ、このシャツも褒められたんだ。『センスいいですね』って。
それにさ、これ、和弘、さんの匂いがして安心できたんだよ」
まだ着替えてないシャツに鼻を近づけ、くん、と匂いをかぐ。
「それって、僕が着ていたのを剥ぎ取って、着て行くくらい? 」
「ごめんってばー。あの時は本気で焦ってたんだから」
「じゃあ、お詫びの代わりに片づけを頼もうかな」
「わ、分かったよ」

食事を終え、エプロンをつけて台所に立つ智。スラックスを部屋用のスエットに履き替えたけどシャツは着たまま。
『どうせ風呂に入るし、何度も着替えるの、面倒くさ』いのだそうだ。
食器をかごに入れるたび動く後ろ姿にぞくぞくしてくるのを感じる。もう終わりそうだと席を立つ。
「和弘さん? 」
近づく気配に振り向こうとするが、その前に手を回し耳に顔を寄せ、
「ご苦労さま。ご褒美を上げようね」
囁き、ペロッと襞になってる部分を舐める。
「っ」
ビクッと体が跳ね、泡を流していた皿が流しに落ちて鈍い音を立てた。
「割れてない? 」
「・・て、無、っ。そこで、喋っちゃ」
「ん? 何? 」
耳に口を付けたまま聞き返す。
「・・、ゃ」
意識がそちらに集中してる間にシャツの釦を下から外していく。手を滑らせると布の感触。
「肌着、着てるのか」
「っぁ、だ・・って、汗かいた、ら、貼りつく、し、ぃっ! 」
指先で探し当てたわずかな突起を押し回す。ビクビクっと反応して流しのふちを握りしめた。
「和、弘さ・・」
「硬くなってきたよ」
「やぁ」
「ここは嫌? 」
こっちがいいのかな、と手を下に持っていくと、キュッと下肢に力を入れて防御しようとする。だけど、
「さ と る」
一文字ずつ区切りながら息と声を吹き込み、さらに舌で音をたてて耳たぶをねぶると、あ、と甘い声を上げて膝が抜けた。
「おっと」
「や、んっ」
ちょうど僕の手で智の股間を支える形になり、顔を赤くしたのが目の端に映る。
「かわいいね。このまま食べてしまいたくなる」
「・・ここじゃ、やだ」
「そう? 刺激的だよ? 」
手の中で形を変え始めたのがお互いに分かって、声まで恥ずかしそうだ。もっと恥ずかしがらせたいとやわやわと揉み大きくさせてしまう。
「やめ・・、て。かず」
そこで止めてしまうのは、約束があるから。
「『叔父さん』をつけたらダメだよ? もう四回言った」
「意地悪・・っ」
智が喋ると、すでに形を成してるソレが布越しに、もぞ、と動く。その感触が腰に来て、グイッと押し付けた。
「ぁ、止・めて。お願、・・はぁっ」
蜜が押し出されたのかじんわりと広がる湿り気が伝わってくる。
「ココは、もっとしてほしい、って涎がこぼれたみたいだ」
「ゃだ、よォ・・。か・ず叔父さっ」
ハッと口を噤んだ智へ、和弘はにっこり笑みを浮かべた。
「五回目。お仕置きだ」




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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-24

はっきり言ってはいませんがやはりR-16・・? 少し下げます。年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。
















「ちょっと待ってて」
片手で自分の雄を探り、ちらりと舌を出す。
「尿意って我慢できるけど、こっちはなかなか我慢できないね」
「だからそれは・・ァッ」は
下着をずりおろされ、直に肌の触れる感触と滑りで腰を引いてしまう。が、後ろの幹に尾てい骨を押し当ててしまうだけで、崇の手から逃げられない。
口で器用に袋を破り、
「俺のより、ひろさんの方がぬるぬるしてない? 」
わざと、にちゃつく音を聞かせながら雄を勃ち上がらせ、俺を追い詰める。
「っや・めろ」
「止めたら、ゴム嵌められないよ。それでもいいの? 」
阻止しようと両腕を掴んだ時、がさっと足元で音がした。瞬間、二人で固まる。

にゃぁお。
猫が、食べ物の匂いを嗅ぎつけたのかビニール袋を覗き込んでいるようだ。

「ひろさん。動いたら、猫、驚いて鳴くかも。動かないで」
いち早く気を取り戻し、俺の動きを封じて、崇がするすると薄い膜をかぶせていく。
その刺激に、喘いだ。

「・・っは。オッケー。
行くよ」
「・・崇っ」
手を上下に動かされ、目を開けていられない。
「ふ・・っ、ひろ、さん、その顔・・っ、す・・っご、クる」
「ぁ、や」

「おーい、ドロップ、どこや~」

今度は、何かを探す人の声が。
(ああっ)
握る崇の手にも緊張がはしり、俺の方に覆いかぶさってきた。

「どーこ行ったんや。ドロップ~」
ニャー。 足元の猫が呼ばれて鳴いた。
(おまえ、飼い猫なのか? 呼ばれてるんなら早く行け)
声を出したらこちらに来られそうで、念じるだけ。 なのに猫は、足元から動かない。

頼むから、行ってくれ。







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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-25


今日で、終われそうです。R-16? 18まで行きそうかな。 年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。





















気が気でないのに、崇が、
「声出しちゃダメだよ、ひろさん」
言って、膜越しに爪先を鈴口に押し込む。電気が走ったような快感に、とくん、とあふれるのが分かった。
「んんぅ」
「少し、出ちゃったね」
言わなくてもいいことを聞かされ、かあっと全身が熱くなる。
「全部出しても大丈夫だよ。俺、ちゃんと処理するし」
「ば・・」

「ドロップ、来んとご飯、当たらんぞ~」
さっきより近付いた声。続いてしゃかしゃかと何かを振る音がする。
見られたら、と焦るのに、崇はさらに手を動かし、俺は目の前の浴衣を噛んで必死に声をころすしかできない。
(もう、イってしまう・・! )

にゃっ。にゃー。
鳴き声が変わり、目の隅に、白地に茶色のぶちのある猫が速足で移動していくのが映った

「おお、いたか。ほら、行くぞ」
飼い主も猫を見つけ立ち去ったらしい。
ホッとしたのは一瞬で、
「ひろさん、そのまま、噛んでて」
崇が俺の手を取り自分の熱棒を握らせ、自分は俺のを扱いてきた。
「んっ! ふっ、んんー、っ」
「ひろさ、ん、俺のも、シて・・っ」
追い込まれ、嫌とは言えない。ジンジン熱が溜まり、息をするたび崇の匂いに理性がしびれていく。

あ・・―― っ。







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お知らせ

お知らせ。

RM 5:30にブログを確認してました。

拍手数が・・、9992!  もうちょっとで 10000 になります。
なんだろう、ドキドキ・ドキドキしてますー!  でも、講演会があるので出かけないといけない。。 (T_T)

キリ番踏んだ方、良かったら 「私が踏みました! 」 とお知らせください!
そしてもしリクエストがあればそちらもお知らせくださいね♥



『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-26


びく、と体が跳ねて目が覚める。カーテンを引いた部屋の中はまだ暗い。
一体何に目覚めたのか考えていたら、

みゃ~ォー

猫?
ここはペット禁止のはずだけど、ずいぶん近くに聞こえる。
呑気に思い、もう少し寝ようと身じろぎして、あっと気付いた。…夢。途端にぶり返す射精感を必死に宥め、ベッドサイドに置いてあるティッシュBOXに手を伸ばす。
「・・っく」
何とか間に合い、解放感と息を吐き出した。

「崇のやつ、なんて夢を見せるんだ」
シャワーを浴び、身支度を整えながら何度も呟く。
どうせ見るなら、もっと穏やかな夢が良かった。寝床で排出しそうになって目覚めるなんて恥ずかしすぎる。
「文句言ってやる」
ドアの鍵をかけながら決意表明した。 ~~



十月。運動会や、社会体育大会があちこちで行われ、備品や景品で文具もたくさん使われる。そして台風もやって来て、いつの間にか倉庫に行く回数が増えていた。

「宮本―。また、頼みたいんだけど」
「新井か? ちょっと・・、待っててくれ」
棚の向こうで誰かと話をしていたらしい宮本に声をかける。了解、と答え、リストを見直して、
「勝手に探してるよ」
と言い足す。
「分かったー。  ・・え? 何か不足してる? 中畝さん」
ああ、中畝さんも来てるのか。その時はそれだけだった。
多少配置は変わっていても、以前いた職場。スムーズに物品を取り出し、
「あとは、こっちの棚・・、あ」
「・・新井くん」
棚の両端で顔を見合わせた俺と中畝さん。
「な・中畝さん、これ」
宮本が焦って俺たちの視線を遮るように体を入れた。






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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-27

そっか、社内の噂、信じてるんだ。クスッと笑って、一応は感謝して、
「えっと、後はどれだったかな」
声に出して違う棚を探しに行く。中畝さんも、
「宮本さん、これも欲しいんですが」
何やら物品の名前をあげている。宮本も、受け答えながら一緒に移動した。

「これで忘れ物は無いかな」
漏れが無いか、チェックリストと照らし合わせる。 あ。
「あっぶない。忘れると大変なのがあったんだっけ」
小物を入れる籠を持って、棚の列を回る。名賀都商事(うち)でも最近扱い始めた’面白文具‘のコーナー。
立てても使えるペンケース。ゲルインクを固形にした蛍光マーカー。
最後に手を伸ばしたところで、物が目の前を通り過ぎようと・・、
「・・新井くん? 」
がしっと掴んだのは、中畝さんの手。
「俺も要るんですけど」
「残念。別のを探してくれないか」
「いえ、指定されてるんですよ。この形のを、って」
「僕だってそうだ」
「譲ってください」
「ほかの場合ならね。でもこれは以前から宮本さんに頼んでいたんだ」
言いあってるうちに中畝さんの内ポケットで電子音が鳴る。つい手が緩んで、その隙にしっかりガードされ、
「時間だ。それじゃ、お先」
持っていかれた。

「新井、すまん」
俺たちをはらはらしながら見守っていた宮本が片手を立てて謝る。
「中畝さん、おまえに頼んでいた、って? 」
「あ・・、まあ。本当は明日だったんだが、今日近くへ行くからついでに、って言われてさ」
「ふーん」
「わ、わざとじゃないと思う」
やけに両手を振りながら答える宮本。
「いいけど」
空になった仕分け用の箱をじっと見る。中畝さんの顔がちょっと嬉しそうだった、と思い出し、口惜しくなってくる。
「宮本」
「な・何だ? 」
「これ、いつ入る? 」
「すぐ発注かけるけど・・、明後日? 」
「頼む。俺の方はそれでも間に合う、はずだから。来たら連絡してくれ」
「分かった。至急ってやっとく」
「うん。 そうだ、色違いがあるだろ? それも」
「お、おお」
「じゃ。外回り行ってくる」





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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その136

おにぎりとおむすび。

どちらも同じ物、なはずですが、いろんな意味分けがされていて調べてみると面白いです。 こんな分け方も。
*おにぎり・おむすびという言い方は縁起を担いだもの。
おにぎりは「鬼切り=禍を退ける」  おむすびは「お結び=良い縁を結ぶ」から来ている

*日本人は山を神格化して、その神の力を授かるために米を山型(神の形)に象って食べた・・・のが始まり
*神の力を授かるために米を、山型(神の形)にかたどって食べたものが「おむすび」。つまり「おむすび」は三角形でないといけなくて、「おにぎり」はどんな形でも良いというの説が濃厚

東日本・西日本で呼び方が違うだけ。 も言いますけど、こんな分け方もあるんですね。


今は海苔も動物やキャラクターを作れるように切り分けてあったり、具材も数え切れません。
天ぷらが三角おにぎりのてっぺんから、ドーン! と突き出てるのを見たときは、カルチャーショック~~!! でしたよ。
そうそう、ツナマヨや、オムライス風も見たときは、目がテン。。  いえ、食べると美味しいし、気に入ってはいるんですけど。

自分で作るときはほとんど三角。中身は梅干し。 ←食べるのはほぼダンナ様なので(笑)。
私が食べる時? なーんでもっ。さすがに卵焼きを入れたことは無いですが、焼き肉も入れたことあります。 ふふ
まん丸、俵型、四角。

真っ白も、海苔も、とろろも。ふりかけ(?)したのも酢飯でもオッケー。   でも一番は、 「おいしいよ!」の声かなー。







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ssもの

『耳から始まる恋愛』 * お揃い・彼シャツー2

し・・っかりRがつきます。R-18でしょうね。なので、年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。





























「和弘、さん・・。電気、消して」
「だめ。お仕置きなんだから」
ベッドの上、肌を晒す智が泣きそうな顔で僕を見上げてる。そうだね、電気をつけたままするのは初めてだ。
それに、脱がせなかったワイシャツの袖の釦を互い違いにかけたから、両手は頭上で交差して動かせない。

「智の顔がよく見える」
両脚を割った間に入って馬乗りになり、まずは触れるキス。繰り返すうちに口を開け、もっとして、とねだってくる。角度を変え、深く合わせ、舌を絡ませた。
「ん・・ふっ、ぁ、あん。和ひ、ろさん」
手を使えず、ただ受け入れるしかない智に色々したくなって、
「おねだりしてごらん。何が欲しい? 」
言いながらわき腹を指で撫で上げた。身震いして喘ぎ、
「そんなの、言えなぃ・・」
予想した答えが返る。
「じゃあ、何もしないでおこうかな? 」
え? と見開かれた瞳。その中に映る自分に口角を上げ、視線を動かした。

形のいい耳。キスしてぷくりとした唇。唾を飲んで動く喉仏。
噛み痕を残したくなる、白い二の腕。胸元に視線が当たるのを感じた智が、
「や・・っ」
と体をよじらせる。
「どうしたの? 僕は触ってないよ? 」
「だって、見てる・・」
「うん。智が何も言わないから」
仕方なしに見てるんだ。と言えば、
「意地悪」
「して欲しい? 」
顔を赤くして黙る。
ほくそ笑みつつ撫でるように色素の濃い部分を眺めていると、小さな胸の粒が硬さを増してきた。
顔を近づけ、ふっ、と息をかける。
「んぁッ」
背中を反らして反応したから、唇が触れる前に離れ。
「片方だけじゃ不公平だ」
もう一つは、わざと舌を出して舐める真似をした。
「か・ず弘、さんっ」
「何だい? 」
唇は動くが声は無し。首を横に振って体を移動させ、さらに視線を下へ。臍が上下して誘っていたが、我慢。
智の雄は胸より薄い色あいだ。入れる側になったことがほぼ無いせいだろう。それでも勃ち上がってるのはオトナの形をしている。視線を浴びて、とくんと脈打ち透明な蜜を溢れさせた。
「いやらしい」
顔を見て言うと唇を噛んで横を向く。その仕草も可愛いのだと、知らないんだろうね。
「智のココは、どうしてこんなにいやらしいのかな? ほら、見てごらん。電気の光を滑りが反射して・・・」
「言わないでよ! 」
睨むように見返すけど、目が潤んでいては効果が無い。
「智が何も言わないし、触ってないんだから喋るくらいいいだろう? 」
「俺の・・、こと、ばっかり」
「ほかの誰かの事を言ってもいいの? 」
「・・・。やだ」
「なら、文句言わない」
「・・て」
「うん? 」
「触、って」
「どこを? 」
「全部・・っ。俺の全部、触って・・! 」
「よくできました」
欲望と羞恥が入り混じった目から涙がこぼれ、それを吸ってキスをする。
「たくさん触ってあげる」

「あ、ああ・・っ。そっこ、うぅンっ」
「ココも気持ちいい? 感じるところがたくさんあるんだね、智には」
二の腕の内側、やりたかった腋の下近くの白く柔らかい場所を強く吸い上げ、ペロリと舐める。
処理をしてない体毛をツンと引っ張り、指を胸へ滑らせて乳首を弾く。
「やんっ、ぁ。しないで・・」
身悶える体の中芯も、「こっち」とばかりに蜜の玉を作っては転がす。
「すごく濡れてるよ。ほら」
指先に掬い取った滑りを、智の目の前で広げ糸を引くさまを見せてあげれば、
「ぃやぁ・・」
見せないで、と横を向く。浮き出た首筋が淡いフェロモンを発し、思わず唇を押し当てて、服に隠れるぎりぎりに痕を付けた。
「はっ、ん。あ・・、痕、」
小さな痛みに顎をあげても、つけられた場所を気にする。誰かに見られるのが嫌なのか。
では、気にならないくらい理性を飛ばせてあげよう。

「かず・・、和弘さ、あッ」
「うん? もっと音が聞きたい? 」
「違っ、ぅ、ふっ」
湿った水音を立てるのは智の濡れそぼった屹立。包んだ手に力を入れると弾けそうにヒクヒクする。手を放せばすぐにも達ってしまうから・・、
「なにする・・、っ、ひあっ」
たまたま、ベッドのサイドテーブルに置きっぱなしだったネクタイを、智の雄にきつめに巻き付け縛った。
戒められてくねる体から、フェロモンが滲む。
「本当にいやらしくなってきたね、智」
「そんなことなっ、やあぁ」
形の揃った双つの実を揉まれて髪を乱して声をあげる。 嫌だと言っても、快感が混じってるよ?
「次はここを’触って‘あげようね」
ローションもオイルも要らない。自身の蜜が窄まりに溜まるくらいになってる。僕も必要ないんだよ。



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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-28


倉庫での一件、
「おっかなかったよ~~」
と宮本が同期と飲んでて喋ったせいで、尾ひれがついて広がった。そして例にもれず俺の耳には全く入ってこない。

「新井くん」
「はい、小野山課長」
呼ばれて、デスクワークを中断し立ち上がる。前に立つとしげしげと見られ、うん、と一つ頷かれる。
「ちょっと話がしたいんだが、時間はあるかい? 」
「・・はい。二十分くらいなら」

小会議室に誘われ、
「どうやら君の耳には入っていないようだから」
と前置き。
「噂が流れてるんだ」
「・・・中畝さんのことですか? 」
思い当たるのはそれしかない。
「うん。社内の倉庫でつかみ合いの喧嘩をした、らしい。と。どこまでが本当か聞いておこうと思ってね」

つかみ合い? ・・ってもしかして、
「あれが? 」
宮本、見てたはずだけど。
俺が言い出すのを待ってる小野山課長。頭の中で文章を纏め、
「あの、ですね。 
外回りに持っていく物品を探しに行って、たまたま欲しかった物が中畝さんと被って、しかも一つしか残って無かったんです。多少取り合いみたいになりましたが、それだけです」
それでも取られて悔しかったのが顔に出たんだろう、
「では、次は取られないように」
小野山課長、笑って肩を叩いた。


「宮本―」
「うわっ」
倉庫へ行けば、宮本が俺を見て首を竦める。
「おまえさぁ、話すのはいいけど、ちゃんと事実を話せよな」
「いや、話したよ、見たまんま。たださ、聞いた連中も俺も酔っぱらってたから・・・」
どう伝わったか分からない、ってことか。






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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-29


「また三木元さんに突撃されそう」
「ああ、社内報の仲人」
おまえも知ってるのか、あの、ジンクスっぽいの。
「ん? 何か言ったか? 新井」
「いや、絹里さんには当たりだな、と思って」
「そうだよ。絹里さんを幸せにできるのはおまえしかいないんだからな」
激励を笑ってごまかし、物品をもらって仕事に戻った。
(中畝さん、大丈夫かなあ)


浦野商事は、湯島さんが副部長なっていた。
「今はまだ仮よ。沢口課長が休職中なの」
「あの人がノイローゼになるなんて思わなかったですけど~」
とは廊下での立ち話に割り込んできた水木さんだ。
「水木さん、そういうことは」
「『社外の人に、喋っちゃいけない』んですよね? 湯島副部長。でも、新井さんくらいにはいいじゃないですか」
ペロッと舌を出す。 変わってないなあ。 と、油断してた。

「そうだ、新井さん、フィアンセを取られそうになってるんですって? 」
いきなり爆弾投下されて、咳き込む。

「どっ、どうして知ってるんですか?! 」
「え~、だって、友達がいるんです。名賀都商事に」

嘘。。

「Lineですけど」
・・水木さん、とんでもない情報網もってる・・・・。





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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手ー30


「水木さん、情報収集もいいけど、社外秘は漏らさないでね」
「はーい、分かってます」

え? 湯島・・副部長、さん? 今何とおっしゃいました?
顔に出たんだろう、湯島副部長さん、
「私は苦手なんだけど、水木さん、使いこなしてるから頼りになるの」
「湯島副部長、そんなこと言ったって、タブレット使うのは私より上手じゃないですか」
水木さんとにっこり笑う。 そ、そうなんですか。
浦野商事を出る時、ふらついていたような気が、する。

「俺も、苦手なんて言ってないで、ネット始めようかな」
じーっと画面見てるの、好きじゃないんだけど。

社に戻り、試しに検索してみる。
「・・・。たくさんあってわかんない」
ずらずら出てきて頭が痛くなる。北森なら教えてくれるかな。

誘った居酒屋で北森に話をすると、
「なんだ、おまえまだしてなかったのか? Line」
「タダより高いものは無い、とか言うじゃんか」
「まあなあ、俺も使いこなしてる訳じゃないし。でも、便利いいんだぞ」
「俺も少し見たけどさ~。友だちがどうのとか」
「あー、それな」
色々聞いたり聞かれたりしたけど、やっぱりまだあやふやな部分が残る。






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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-31


廣済堂へ行くと丸山君が、
「新井さん、ちょっと」
と俺を引っ張って階段の陰へ。
「高輪が、辞めるんです」
「え? あの何でも出来た彼が? 」
「ええ。で、誘われてんですよ、俺」
「誘われた? 」
「あいつ、自分で会社起こして・・」
「じゃ、社長!? 」
「しーーっ。大きい声出さないでください」
きょろきょろ周囲を見回す。
「あの、後で連絡入れて良いですか? 」
「うん。あ、じゃあ名刺、渡しておくね」
プライベート用のを出すと、
「わ、これ、カッコイイ。頼んだら俺にも作ってくれますか? 」
「構わないけど、名賀都(うち)で作ると枚数多いよ? 」
個人で作るならネットで探した方が、と言うと、
「新井さん、真面目だなあ。言わなきゃ、解んないですよ、俺」
「そんな騙すような事、しない。それに、友だちだろ? 一応」
聞いた丸山君、ギュッと目をつぶり、ゆっくり開けておれを見る。
「そんなこと、言ってもらえるなんて思いませんでした」

廣済堂からの帰り、丸山君の話を苑田さんにしようか、迷った。
あの時、ファミレスで四人で話していたことが高輪くんのターニングポイントになったんだとしたら。何となく責任みたいなのを感じたから。


「セレクトショップ? 」
「です。 俺も最初、やっていけるのかそれで? って思いましたもん」
待ちあわせたのはカジュアルフレンチの店。丸山君が見つけて、試しに入ったランチですっかり気に入って通ってる店らしい。
「お願いしたのは俺ですから」
「でも、給料同じくらいだろ? 」
で、割り勘と、飲み物だけ奢ってもらうことにした。

高輪くん、センスが良いから同僚や上司、時には女子からも頼まれて見立てることがよくあるんだそうだ。
「服のコーディネイトや組み合わせ、果てはプレゼントまでやってたら、そっちの方に目覚めちゃった、らしいです」
分かる気がする。






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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その137

地域特有の野菜や食べ物。

有名なのは桜島大根や丹波の黒豆。魚沼産のコシヒカリ。 山形のサクランボ、佐藤錦。 赤穂の塩もそうですね。
まだまだたっくさん、数え上げたら夜が明けるくらいあります。
蟹の中でもタラバガニになると、場所によって松葉ガニ、越前ガニ、 間人(たいざ)ガニ、(丹後半島の西寄り、夕日ヶ浦温泉などのある網野辺りでとれる蟹。少ししか獲れないので幻の蟹、と言われるそう)と言う名前になって。

その地域にしかない、そこに行かないと食べられない。出会えない。 と以前は思い込んでました。

では、丹波の黒豆、の種を別の地域で育てると、○○産・丹波の黒豆。 になるのかな?
味が違ったりするんでしょうか。。 食べ比べたことは無いので判りませんけど。


交通手段や技術の発達で、それこそ世界中の物が手に入る時代。メディアで取り上げられる 『ここにしかない』 と言うセリフは磁力を持って私たちを引き付けます。
いつかやってみたい。
「これを食べるため、だけに来たの♥」 「このためだけに時間作ったんです♡」 

私の住んでる地域にもあります。
しゃくし菜、という葉物の塩漬け。年を越した物を塩抜きし、油揚げなどと炊き合わせる『おくもじ』というもの。

ほかの地域には、どんなものがあるのでしょう?  また、あの番組でも見ようかな~。 ひ・み・つ・の○○ショウ ♬





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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』 * お揃い・彼シャツー3

何とか、終わり、ました。。 消化不良の方がいらしたらごめんなさい。  R-18です。年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。






























指が触れると反射的に締まるそこは、イソギンチャクのようだ。違うのは、ぬらつくそこで円を描くと不規則に緩むこと。
「あ・・ぁあっ」
両足でシーツを蹴り逃げようとする腰を引き戻し、つぷ、と指を挿しいれる。
「あ、ひぁっ」
「久しぶりだから、きつくなってるね」
指一本でも食い締める力が強い。でも、
「ぃっ、そこ、や・だ・・っ」
すぐ探し当てたしこりを弄られると、びく・びくっと反応するんだよね、きみは。

「あぁん、っ、ひうっ」
「まだ、指だけなのに。ここもココもはしたない」
「や・・っだ、てば、はんっ。ぅ」
くちゅくちゅ、と後ろも音を立てる。せめて腕で耳を塞ごうとする動きが媚態に見えて、
「智。僕を煽るなんて、どこで覚えた? 言いなさい 」
わざと聞いて、喋れないようキスをする。そのまま下の歯の裏側や頬の内側を強く愛撫し、唇の端から漏れるくぐもった声を楽しみ、
「言いたくないなら、これは解かない」
僕の腹を突く熱棒の先端に親指を当て、強くこすった。
「ゃああっ! やんんっ、め、ぇッ。・・っく、イっちゃ」
軽く達したのかぶるるっと震え、息を詰める。体を強張らせたあと、肩で喘ぐから、
「イっちゃったの? でもまだ足りないみたいだ」
「違っ。ぃやあっ、それ触らな・・ふ、くぅ」
内側を探る指を増やし、硬い幹の下、しとやかに濡れた双の果実を手の中に入れ転がすように揉んであげた。
「マッサージしてるんだ。たくさん出せるように」
近い二ヵ所を攻められて全身がうっすら上気していく。目を細めて見てたら、
「かずひ・・、お願ぃ」
「なにを? 」
一度唇を噛んで、
「お・願い・・。もう、だめ。。欲しい」
「どこに、何を? 」
ぐるりと指を内側に擦りつけながら聞き直す。ああっ、と顎をあげて悶え、
「して・・っ。も、やだ。かずひろさ、のっ、入れて・・ッ」
涙のこぼれた目で腰を揺らし、求めてきた。

本当に、可愛い。

僕は涙を指で拭い、智の雄からネクタイをほどいた。自分の中芯をすり合わせる。
「泣かなくてもいい。僕のだってこんなに智を欲しがってる。
あとちょっと待って」
受け入れるには早い。
「嫌。待てない・・っ。早く、ちょうだいっ」
「智・・っ」
びん、と理性の切れる音がした。

「ひ・あぁ・っっ! 」
指を引き抜き一気に奥まで埋め込んだ。そのまま強く揺さぶる。
「あ・んんっ、か、、和ひろさ、・・強っ」
「欲しいと、言ったのは・・智だ、よっ」
パン、と肌を打つ音にも煽られ、グラインドしてしまう。
「やあ! 擦らな」
小さなしこりをカリで抉ると、背中を撓らせ内側もうねりながら応えてくれる。
眉が寄せられ、唇から喘ぎがもれ、頬が染まっている。
明かりの下で初めて見る智は、とてもきれいだ。

見惚れながら奥を突いた。何度も。

「め・・、だメッ、も。・・く、イッっちゃ」
びく、と大きく体が跳ねた。ほぼ同時に腹部に温かいものが広がる。
内側がうねるように締り、僕も、
「さと、る・・っ」
奥の奥へ熱い迸りを放出し、智を抱きしめた。


二日後の朝、智はまた僕のシャツを着て出て行った。
「今日は、飛び込み営業、するんだ! 和叔父さん、応援してねっ」
そう言って。

「今日は何回言うのかな? 『和叔父さん』を」






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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手・離す手ー32


「自分で最初からやるとなると大変だよ? 」
「それが・・。あいつ、シュミレーションやってみたり、実際の店舗見に行ったりしてるようで」
「そこまで本気なんだ」
丸山君が頷く。
「『初めて自分からやってみたいと思うことが見つかった。』なんて、こう、勢いがあるんです。応援したくなる・・・」
ナポリタンを食べながら話していた手が止まる。
「一緒にやってみたい? 」
「・・・自分でも分かんないんです。
仕事、梨田課長に褒められるようになって、でも高輪にも共感できる。グダグダしてます」

返す言葉が探せず、運ばれてきたメインの肉を黙って食べた。

「あのさ」
「はい」
肉を食べながら、心に浮かんできたことを口にする。

「俺も会社の歯車で、今はそこに生きがいを感じてる。一方で高輪くんを羨ましいとも思う。それに、俺の言ったことで二人が困ったことになったら、俺は自分を許せない。
言えるのは、
俺は、丸山君の味方だ。決断を応援する。
くらいだ」

「・・・参ったな」

じっと聞いていた丸山君、ひとこと言って肉にフォークを突き刺した。がぶっと食いついて咀嚼する。
ここで答えを出せるなら悩まないだろう。俺に置き換えてみればすぐわかる。

ただ、言いだしたのがひろさんだったら。
俺は迷いなく付いていく。

「新井さん。話を聞いてくれてありがとうございます。
俺、もう少し迷ってみます。自分がしたい事の一番はなんなのか。高輪だってブレてる俺に来られても嬉しくないだろうし」
頭を下げた丸山君は、スッキリした顔になってた。




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10000拍手記念SS

10000拍手キリ番・鍵コメさーさまからのリクエスト。

こんばんは。 今日から少しの間 『プリズム』・本編 はお休みします。
このブログを読んでくださる皆さまからの拍手が10000回を超えた記念、ちょうどのキリ番を踏まれた 鍵コメさーさま からのリクエスト、新井くんムラムラシリーズが何とか出来上がったので公開させていただくことに。

Rが多め・・、です。リクエスト、一つ目は 雨で服が濡れて~・・からのむ腐腐。  今日はまだたどり着いてませんが(汗)。
ではどうぞ。
  

「うっわ、気の毒」
夕方、駅の改札を出たら、外はゲリラ豪雨の最中。車道と歩道の間の水たまりをよけようとして、リーマン同士がぶつかった。片方がその拍子に鞄を落としてしまい、急いで拾い上げようとした時、さらに悲劇が。
バシャーーッ、と車がしぶきを飛ばして通り過ぎ、咄嗟に鞄を守った彼は半身を濡らしてしまう。
濡れた髪をかきあげたのは。
「苑田さん!? 」

「助かったよ」
「俺だってまさかひ・・苑田さんだなんて思わなかった」
近くのホテルに飛び込み、服や書類を乾かす間俺のスマホで各所へ連絡を取った苑田さんは、そのまま泊まることに。
俺は着替えなんかを頼まれて、一度帰ることになった。
「いくら七月だからってずぶ濡れになったら寒いし、温かくしててね」
「ああ。早めに来てくれ」
「了解」

(ひろさんのシャツが濡れて体に張りついてて、なんかエロかったな)
風呂場で服を脱ぐのを手伝ったとき、薄く透けて見えた胸元。体が冷えたせいか乳首が少し尖って、ツンと布地を盛り上がらせていた。おまけに体を冷やしたひろさんは少し肌が白く、熱いシャワーを浴びコーヒーを飲んで体温が戻ったらほんのり色づいてきて、俺はなんだかムラッとして。
(仕事中だ、って思い出さなきゃよかったのに)
電車のドアにごつっと頭をぶつけ、反省した。

「ひろさん」
「早かったな。・・仕事は? 」
「やだなー、ちゃんと終わらせたよ」
ついでに俺の分の着替えも持ってきたのを見て苦笑い。そりゃあ俺たちは社会人だし、仕事優先だけど、
「俺、信用されてない? 」
拗ねてしまう。
「はは、悪い。今日は俺の方が迷惑かけたから気になって」
とか言いながらひろさんは、ここで出来る仕事を、ずっとしていたらしい。
「終わりにしてご飯食べようよ」
「もうそんな時間か」

クリーニングに出した服は、明日出社する前には仕上がる予定。靴も鞄も手入れを頼んだ、のはひろさんらしい。

「ホテルなんだ、その設備を使わなくてどうする」
ですね。でも俺には思いつかない。
「食事は? 」
「服も無いしルームサービス」
はい。ごもっとも。

「おいし~~」
頬張る俺の顔を見て、ひろさんがクスリと笑う。首を傾げると、
「おまえは、本当に美味そうに食べて、いい顔をする」
「それ、褒め言葉だよね? 」
「もちろん」
少し油がついた唇が動くたび昼間の濡れた姿を思い出し、下半身がどくどくする。
ナイフとフォークの食事が終わるころには、ムスコが、別の欲を満たしてくれと布地を押し上げていた。




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10000拍手記念SS

10000拍手キリ番・鍵コメさーさまからのリクエスト。 ②

今日はRになります。 R-18なので、年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。 大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。
新井くん、ホテルだし遠慮しなくて良いからね(いつもだけど。笑)。































食べ終えた食器を下げてもらい、欠伸をするひろさん。俺は気付かれないよう、
「シャワー浴びてくる」
と浴室へ。カラスより早く戻ってくると、椅子に座ったままウトウトしてる。
チャンス。
「もう、眠い? 」
「う・・ん」
「連れてったげようか? ベッド」
「それくらい大丈夫だ」
「俺がしたいの。いいだろ? 」
立ち上がりかけた側に行き、ほら、と肩を出す。
「なら、掴まるか」
よっ、と立ち上がった腰に手を回し、
「崇? 」
感付かれないうちにベッドへなだれ込む。
「おいっ」
見上げる、少し怒った顔に、
「だってさ、ひろさん、昼間っから俺のこと煽るから」
「誰が。煽ってなんか・・っ」
「ここが、誘ったんだ」
バスローブの合わせから手を入れ、胸の柔らかな粒を撫でる。
「んっ・・、よ、せ」
「止められないんだ、もう」
「明日も、仕事で」
「一回だけ」
それ以上は言わずに唇を塞いだ。

ひろさんがいやいやと顔を横に振るのを髪で感じる。そう、俺は手と口でひろさんの胸を弄りたおしていた。
「ぁ・あっ。や、めろ・・っ、そ、っこば・か・・、っ」
うん、自分で思ってる。どうして今日はココに拘ってるんだろうって。
「俺にも、わかんないよ」
「ゃめっ、喋る・なっ。・・んハァッ」

平日の夜。ホテルの部屋。いつもと違う状況で見た、いつもと違うひろさんのエロい姿。
それらが全部、二つの胸の粒に集約されて俺をしつこくさせてるのかもしれない。
(ひろさんも感じてるし)
反応のしかたが違うのを、二人して気付いてる。それが余計恥ずかしいのか、必死になって引きはがそうとするんだけど、そのたび歯を立てたり、強く摘まんだりして抵抗してた。

意地になるひろさんも、可愛いんだ。

「んあァッ」
「ひろさん? 」
声が、変わった?
ひろさんの弱点は俺が見つけた腰骨だけじゃ、無かった?

「ひろさん、ここも弱いの? 」
べろっと乳首とその周囲を大きく舐める。
「や・・っあ、やだ、するなっ。崇っ」
俺の体の両脇で足を動かし、逃げようとするのを、指の間で硬く立ってる粒を挟むことで阻止する。
「ひッ、やだ、や・・っだ、もう」
全身に汗が浮かんできたのか、肌が離れると空気に触れるのが分かる。そして、腹の間にあるひろさんの雄がクッと容積を増した。
「・・出そう? 」
「・・か・ら、そこで、喋・・な、っんんー・・」
腕をつかんでた指が食い込み、熱いものが広がっていく。

イっちゃったんだ。

荒く息をするひろさんに、俺も、
「挿れさせて」
熱っぽく耳に息をかけ、バスローブを大きく開いて吐き出された白蜜を指に掬う。
「一度、だけだ、からな・・」
「うん」
指で襞を押し分け、埋めればもう、
「う・わ」
驚いて声が出てしまう。だって、
「すご・・」
「それ以上、言ったら、・・止め、るから・・なっ」
「言わない」
急いで応え、指を二本捻りながら入れた。
「はあぅっ、い・・」

傷つけたくない、イイ気持ちになってほしい。けど俺も限界で。。

「ぁぁああ・・っ! 」
入れた欲棒も中も熱くて、突き上げて、引き出しても少しも冷めない。
「い・・、ィいっ、そ、擦・・て、は、ぅんん・・っ」
手と足でしがみつき、俺を求めてくれるひろさんに、俺も欲しいだけひろさんを貪って、、果てた。






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10000拍手記念SS

10000拍手キリ番・鍵コメさーさまからのリクエスト。 ③

前回の新井くんはいかがでしたか?
今日は少ーし苛めっ子の新井くんです。とある教室へ行くんですが、その目的が~。。  どこへ行ったんでしょうね?





「んとにもう、鈴谷(すずや)の奴、いきなり誘うんだから」
ぶつぶつ言いながら、新井は駅を出た。
「新井」
改札口近くで呼んだのは、いきなり俺を呼び出した大学の同級生。多少懐かしさもありオッケーしたんだけど。
「まだ時間あるし、飯食って行かないか」
「当然、おごりだよな」
「う。 そ・このファストフードで」
「あっちにカレー屋あるんだけど」
「匂いが残るから・・」
「はあ? 」
「頼むよ。おごるからさ」

腹を満たし、行った先は、とあるビルの三階
「『ロープと紐の縛り方教室』? 」
「そう。この間見ちゃってさ。おまえ、山岳部で紐とか結んでただろ? 俺、ブキ(不器用)だからさ、覚えて教えてくれよ」
「あのね・・・」
来てしまったものは仕方ない。と諦めたけど、まさかこんな縛り方を教えてもらえるとは。。

「・・では、これで基本の結び方は終わりデス。次回からはコースに分かれますが、質問はありマスか? 」
講師の問いかけに、グループで来ていた女性の一人が、
「あの、亀甲縛りって教えてもらえるんですか? 」
一瞬、聞き間違いかと思った。こう続くまでは。
「ハイ、特殊な結び方を習うコースがあるので、そこへ進めば習うコト、できまス」
ざわっと部屋がざわめく。 そして鈴谷も
「おいっ、亀甲縛り、って、アレだろ? 」
興味津々、興奮気味に小声で俺に言ってくる。
「多分」
「コース、取ろうぜ。なっ」


「えーっ、と、この穴の部分に紐を通して、・・・こっちへ引っ張って」
自分の部屋で復習してるのは、もちろん亀甲縛りだ。
あのあと、ほとんどの人がコースに申し込み、俺も半分引きずられるようにして鈴谷と申し込んだ。質問した女性は、
「私、漫画描いてるんです。あ、趣味で。それで、どうやって描けばいいのか理解らなくて、いっそのこと習いに行こうかと思って」
あっけらかんとしてる。 その考え方はついていけないけど、俺もしたい人がいるから、そこには触れないでいた。

現在縛られてるのは2Lペットボトル。なかなか迫力のある姿になってる。物でも人でも縛り方は変わらないから、練習には良いと言われた。うん、段々があって、紐をかけやすい。次回はペアになって、お互いに縛り合うんだそうだ。
「仮に人体で行う場合、力加減を間違えるといけませんからね」
万が一泥棒とかを捕まえた場合に、と至極真面目に先生は話すんだけど、アダルトな方面で有名な縛り方だから、やってる俺たちはニヤニヤが止められない。
「もう少ししたら、先生の’合格‘もらったら、ひろさんに」
・・あ、興奮してきた。収まれ。


「苑田さん、土曜日、予定ありますか? 」
「別に」
確認しておかないと、と聞いた水曜日。
「おまえは、何かあるのか? 」
「ちょっと、練習の成果を見て欲しくて」
「練習? 」
「はい」
俺の顔を見て、くすっと笑って、
「分かった。たまにはおまえのところへ行こうか? 」
「ほんと! ・・ですか? 」
「ああ」
やった!
テンション上がって金曜日までの三日、仕事に力が入りまくりだった。



「た、崇っ。これ、外せっ」
「だーめ。‘練習の成果’見てもらわなくちゃ」

金曜の晩、二十二時過ぎて俺の部屋に来てくれた。付き合いがあって、飲んできたとのこと。
ほろ酔いのひろさんは警戒のガードが緩くなる。俺にとってはグッドタイミング!
紐の結び方を習ってきたといくつか見せた後、
「これは特別なんだ」
とひろさんの首に準備してあった縄をかけ。
「服は邪魔だから脱いで」
「ふぅん」
「あ、下も。手伝うから」
「・・うん」
気付かれる前に、完成。





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