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ssもの

SS ―― 見咎められて 

R-18,入りました(笑)。 年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。 大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。















 続く・・、かな?

















座った向かいのひじ掛け椅子に靴を履いたままの片足を乗せ、フラガナスは舌なめずりしながら見ていた。
その椅子には一人の青年がひじ掛けに両足を乗せて股を開いている。
制服のボトムの前立ては開けられ、局部を露出させていた。

「フラガナス・・・」
「誰が止めていいと言った? 続けろ」
「お・願いです。もう・・」
いつもは穏やかな表情をしている顔が、今は自慰を強要される恥辱に歪み、声も震えている。
が、懇願はフラガナスを逆に増長させるだけ。
「おまえの不始末を見逃してやるんだ、これくらいでありがたいと思え」
「そんな」
「嫌なら俺はおまえのしたことを報告するまでだ」
「あれは貴方が・・、っう」
反論しかけたファレストが声を呑む。フラガナスの靴の先端が、ファレストの硬く立ち上がった雄を包んだ手ごとグリグリと押し込んだのだ。
「俺の靴を濡らすなよ。濡らしたら舐め取ってもらうぞ」
それとも、と意味ありげに言葉を切る。
ぶるりと体を震わせた相手を見る視線は、獲物を弄ぶそれだ。


フラガナスがファレストに目を付けたのは、同じ寮に入ってきてから。
学年が一つ下の、珍しい時期にやって来た編入生は、その容姿と育ちの噂であっと言う間に校内に知れ渡り、注目されていた。
もちろんフラガナスもその一人で、機会を窺(うかが)っていたのだ。
(こんなに早く手に入れられるとは)
ほくそ笑みながらも、
「あと三分」
追い詰めることは止めない。
ああっ・・、と絶望的な声をもらし、ファレストは再び自分のモノを扱き始める。
「・・ん、んっ。 ぁ、っはぁ・・っ」
「見られて興奮するとはな。やはり育ちが違う」






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ssもの

SS ―― 見咎められて ・2

まだ少しRがあるので下げておきます。 R-16? 7? 年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。




















嘲りの言葉に目を伏せ、唇を噛むその様子に、フラガナスは己の欲望が立ち上がるのを感じている。
今まで手に入れた中で最高の獲物になる、と確信していた。
次にファレストを呼び出す材料にと、二人で向かい合わせに座った時からさり気なく胸ポケットのペンに触れ、内蔵されている音声付き録画装置を作動させてもいる。
(俺の呼び出しに応じなければ、コレを使う)
今日これだけで終わらせるつもりなど爪の先ほども思っていない、フラガナスの常とう手段。
難癖をつけ、弱みを握った相手は両手の指以上。自分の気が向いた時いつでも呼び出し、飽きるまで抱くか、仲間内での慰み者にするのが彼のやり方だった。


「そら、どうした? 」
「ぁ・あっ。や、やめてくださ、ひ」
フラガナスの靴先がゆらゆらと前後に揺れ、粘つく水音をさせながら透明な体液で濡れていたファレストの手が偶然、先端を包み込んだ位置で止まる。
その隙を逃さずフラガナスは足を伸ばし、靴底全体でファレストの股間を踏んだ。

「イヤ、あ・あぁあ・・ッ!! 」

耐え切れず自身の雄を握りながら白濁を噴きあげ、眉を寄せて達する。
喉を晒して一段高く上がった声は、フラガナスに満足の笑みを浮かべさせた。
だが、これで終わる筈もなく。


「俺の靴を汚したな」

肩で喘ぐファレストは、自分の服の胸元まで精を飛ばしたことも気付いてないほど意識を飛ばしている。目元まで上気し、荒い息を吐く唇は半開きで、まるで咥えさせられるのを待っているかのようだ。

「時間も守れず、俺の靴まで汚した。 許すわけにはいかん」
繰り返した言葉にようやく意識が戻ってきたらしい。潤んだ目がフラガナスを捕らえ、
瞬きする。
まるで流し目のようで、顎を鷲掴みすると衝動に突き動かされるまま口腔を貪るように犯した。
「んぅっ、む、・・っ、んく」
弱く頭を振り、逃れようとするのをさらに押さえつけ、容赦なく舌でかき回す。
フラガナスが口を離した時、ファレストはもう抵抗する気力もなく、くたりと椅子に体を預けてるだけだった。






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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-21

手足をバタバタさせて喜ぶんで、ずるっと手が滑る。持ってる位置が腰のあたりから腋の下まで移動してしまい、本気で焦った。なのに、
「もっとー! 」
とリクエスト。ずり落ちたのも気にしてない。
「ねー、たかいっ」
まっすぐに見つめられて負けた。
それから二十回くらい‘高いたかい’をやらされ、、
「崇さん、ありがとう。咲也、お終いにして焼いたパンを食べましょうね。それとも焼きおにぎりがいいかな? 」
と迎えに来た綾乃さんが受け取ってくれた時には疲労困憊。でも、
「おにりぎ! 」
ってお母さんの綾乃さんに両手を出して返事し、抱っこされてから、
「たかおにいちゃ、ありがとー! 」
と満面の笑みで俺を見てくれた。
「ああ。お腹い、っぱい食べ、ておいで」
両膝を掴んではあはあいいながらも、気持ちいぃ。

「ご苦労さん。ほら」
「あ、ありがと、ひ・・、範ひ、ろさん」
ホットタオルを貰って顔の汗を拭き、口の開いたビール缶を受け取るとそこへ座り込んだ。
「は~っ、旨い」
「頑張ったな」
「うん。 って言うか、いつ止めればいいのか分かんなくって」
「おまえらしい」
クスッと笑うひろさんの目が優しくて、疲れも吹っ飛ぶ。

咲也くんがBBQ方へ行って、BBQグリルは火を落としたらしい。替わりにテーブルの上にホットプレートが置かれ、お好み焼きが作られ始めたようだ。わいわいきゃあきゃあ、賑やかな声のあと、
「た・かしおにいちゃ! でった(できた)! 」
咲也くんが俺たちを呼ぶ。
「おー。今行くよ」
えいやっと弾みをつけて立ち上がった。





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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-22

「楽しかったわね」
「ああ、織部さんたちはよくホームパーティもしているし、手際が良い」
帰り道、満腹になった俺たちは駅の近くのコーヒーショップで一休みしていた。
「範裕さんのバナナベーコンも好評だったし」
「そう、それ。
範裕くん、一体どこで覚えたんだい? 」
「覚えた、という訳ではないです。前にBBQに誘われた時やっていて、珍しかったんで記憶に残っていただけです」


俺もビックリしたのは、ひろさんが作った焼きバナナ。
お好み焼きを焼いてるそばで、バナナにベーコンを巻き付けているのを咲也くんが不思議そうに見ていた。
大人たちは興味深々。
「本当は網焼きの方が美味しいそうなんですけど」
と言いながらホットプレートに乗せる。待つことしばし。

「おいしそうな匂いがしてきたわ」
と穂乃花さん。
「バナナ半分にベーコン一枚、が良いらしいです。まあ、種類によって味が違うのでお好みですね。
織部さんのお宅にベーコンがあったので思い出したんですよ。・・そろそろいいかな? 」
「たべるー! 」
程よく焦げ目がついたのへ、まっ先に手を出す咲也くん。
「だめだよ・・っ。まだ熱い。咲也くんは少し冷ましてから」
咄嗟に止めた範裕さん。咲也くん、むうっと唇を尖らせ膨れたけど、熱いのは分かったらしく大人しくなる。

ひろさん、そのあと右手を庇うような仕草をしてた。





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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-23

「・・ぁっ」
「ひろさん? 」
「な んでもない」
コーヒーカップを持った手がビクッとして、カチヤッとガラスがぶつかる音がする。
「ちょっと、熱かっただけだ」
「そう? 」
大丈夫と笑うけど、やっぱり変だ。


「どーしてもっと早く言ってくれないんだよっ」
「大したことないと思ったんだ」
「赤くなってるじゃないか! 」
ひろさんのマンションに戻ってきてから見たら、肘から下、一〇cmくらい赤い筋が走ってる。こんな火傷、どうして黙ってたんだ?!

「咲也くんが、きにするだろ? 」
オリーブオイルをそーーっと塗って、ラップを巻いて冷やすのを手伝いながら文句を言ってると、ひろさんがぽつりと呟いた。
え? と顔を上げる。 ひろさんの真面目な顔があった。



一方、新井家では。

「母さん、織部さんのとこのお嬢さんたち、どう思った? 」
「お二人とも良いお嬢さんだと思いましたよ」
「そうだろう? 」
何故かご機嫌な父さんが、母さんと話していた。
「穂乃花さんもそうだが、綾乃さんだってまだ若い。崇たちと話も合うようだったし」
「・・おとうさん。あれ、お見合いだったんですか? 」
呆れたように母さんが問い詰めると、
「まあ、見合いってほどでもないが、知り合うきっかけにはなった、うん。これからちょくちょく会って仲良くなればいいんだ」
「どちらかを崇のお嫁さんに、ですか? 」
「崇と、範裕くんにだ」
「範裕さんにも? 」
「二対二だからちょうといいだろう? 」





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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-24

片付けの終わった織部家では、家族で話をしていた。
「美味しかったわね、バナナベーコン」
「メロンに生ハム、みたいなかんじだったけど、案外クセになるかも」
「咲也が喜んでたわ。あの子、男の人は怖がること多いけど、あの人たちには喜んでたし」
ねえ、咲也。と母親に話しかけられた息子は、絵を描いていたのを止め、
「うんっ。たかいおにいちゃ、すき! 」
「たかい、じゃなくて崇おにいちゃん、よ」
穂乃花が笑いながら訂正する。
「ん。たかおに、ちゃ」
こっくり頷いて、自慢げに言い返した咲也に家族が大笑い。
「あ~あ。崇さん、落ち込みそう」


「ひろさん、大丈夫? 」
「ああ。おまえがいてくれて助かった」
湯船に浸かるのは諦め、シャワーで入浴することに。お湯が火傷に当たったら痛いだろうと、その場所をタオルで巻いて、もう一度ラッピング。それを見たひろさんがふふっと笑う。
「どうしたの? 」
「ん・・。おまえにしてやったことを思い出したんだ」
そう言えば、丸山くんと事故に遭って、ひろさんが駆けつけてくれたんだ。捻挫の足を保護してシャワーを浴びて、そのあと・・・。 

「もう二年くらい前になるか? 丸山くん、高輪くんと仲良くしてるかな」
ひろさんの声が、俺の思い出してたエロい記憶を破る。
「あ、、うん。仲良く会社、辞めるって」
「辞める?! 」

あれ、言ってなかったっけ?

「そうか。高輪くん、新しく始めるのか」
「うん。丸山くん、一緒にやるって」
どうせなら、と二人でシャワーを浴びながら最近聞いた話をする。 あの時の俺と違って、ひろさんは腕を水やお湯に当てられない。片手じゃ洗いにくそうで、洗ってあげたくてうずうずする。





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本文

雑談のビックリ箱その170

今日、カーラジオで 「私はサンダルを30足(組?)持っています」 というミュージシャンの話を聞きました。

サンダルかぁ。 私は1足しか持ってないなあ、と思いながら帰宅。
で、家の中に入って、「あ、これもサンダルだった」  そう、室内用のサンダル、履いていたんです~。笑

かかとの無いものやイボイボのついた、’健康サンダル’。思い出せば色々履きました。  でも、ほとんど屋内。
外で足を入れる機会がめっぽう減りました。
海も、こちらで私が歩く砂浜は足が埋もれることもなく、車が走れるほど固い砂浜。ビーチサンダル履かなくても、ヒールの靴で全然歩けるんです。

そうそう、ク/ロッ/クスというものもサンダルの仲間でしたっけ。 元はヨット用のデッキシューズだったとか。だからあの形なんでしょうね。
そしてミュール。 実物を見ると、オシャレに縁遠くなった目には、「キレイなつっかけ(言い方が古っ)」 に見えます💦💦
違いが分かる! 的コーナーでは、

足の甲の部分がきっちり閉まっている
・かかとは覆われていない
・つま先は覆われているものとオープンタイプがある   となっていました。 かかとがパカパカするやつ、なんですね。

じゃあ、ベル/ばらの靴なのかしら・・? はい、正解です( ´艸`) ・・マリーアントワネットは愛好者だったようです。


サンダル、エジプトで履かれていたのが壁画にも残ってて、足の裏を保護する目的から始まったらしいのが分かります。
人間には肉球が無いですもんね。
あ、、サンダルは、

・紐やバンドで足に固定するだけで甲は覆わない
・かかとは覆われている場合もある          だそうで。

小ネタとしては、「ビーチサンダルは日本発祥だった! 」 があります。。


今年は久しぶりにサンダルでも買ってみようかなー、と思ったりもしてます。 お洒落なのは、きっと10歩も歩いたら足が痛くなってくるでしょうから、履きやすそうなのを・・・。





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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*思い出して-46


「今日があったかくて良かった」
朝の天気予報を見てたら、‘今日は十六日。三月も半分過ぎましたね’って言ってた。
それを聞いて、予定を確認。 夜はフリーでついてると思った。


半年ぶりくらいに来た例の公園。
ベンチに新聞紙と保温素材のシートを敷いて座る。カムフラージュ用に就活用の雑誌を
手にしながらも、意識はヘッドフォンに集中してる。
「今日はどんなカプかなあ」
集音マイクを向け・・、

――やっと来てくれたね

入った。

――約束、守ってくれるんだろうな?
――勿論。

今回も、男同士みたいだ。

――何? 信用できない?
――あんたの噂、色々聞いてる。
――俺の助けが要るんだろ? だから連絡してきた。違うかい?

会話が途切れる。
でも、これ、なんだか変だ。

――こっちへ来い。 そんな顔したって、条件を飲んだのはおまえだ
――・・っ。

・・まさか、脅迫されてる、とか?
俺、録音とかしちゃってるけど、大丈夫なんだろうか?

――本当に、俺がおまえに抱かれれば、劇団
――ああ。出資してやるし、売れるようにしてやる






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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-25

「ひろさん、頭、洗おうか? 」
とうとう見かねて口を出したのは、シャンプーをボトルから出そうとした時。
ひろさん、片手では上手く出せなくて、頭に直接かけようとしたんだ
「そうだな、頼む」
頷いて座るひろさんに全身シャワーを出して、後ろに回った。
「痒いところとか、無い? 」
「大丈夫。気持ちいぃくらいだ」
目を閉じ、そう答えるひろさんの顔が鏡に映る。ほんのり笑う顔に俺もホッとして、どうせならとマッサージもしてみた。

「流すよ」
声をかけ、シャワーを当てる。泡の筋が体を伝い、なんだかエロい。でも、
「ありがとう。助かったよ。 おまえは? 洗えたのか? 」
の声に、また気持ちがカクンと落ちる。心配してくれるのは嬉しいんだけどさ、悶々が溜まってきてるんだよ、俺。
「狭いから俺は先に出てる。ゆっくり洗ってこい」
そう言ってシャワーを止め、立ち上がるひろさん。相変わらずしなやかな動きについ目が行き、鏡の中の裸にムラムラっとしたのに、捕まえる前にこっちを向いて髪に鼻を近付け、
「BBQの匂いが髪についてる」
と言い残してするっと出て行ってしまった・・・!






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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-26

「もう出たのか? 」
浴室の戸の開く音に、目を丸くして俺を見る。そして、
「ちゃんと拭け。まだ寒いんだから」
バスタオルを頭からかけてくれて、いつもの笑顔。

だから俺、突撃。

「っ、崇! 」
驚く顔を見ながら首筋を舐め上げた。浴室より洗面台の鏡の方が大きくて、俺が背後から肌着のひろさんを羽交い締めにしてる姿が全部映ってる。
「こんなシャツ着てると、勘違いしちゃうよ? 」
ちょうど指の関節が両方の小さな突起に擦れる。肌色のシャツを着てるから、まるで素肌の上を撫でてる気分。
このシャツ、白より透けて見えないから、ひろさんはよくYシャツの下に着てる。
気が付いてないのかな? 裸よりエロく見える、ってこと。
そして髪を乾かしてヘアオイルをつけていたのが分かる、杏の匂い。風呂から出たばかりで、いつもより高めの体温。

これで興奮しなかったら、俺はよぼよぼの爺さんだ。

「・・った、く。こん・・ぁ、な元気、咲也くん・・っ、と遊んで、使い果たした、とお、った(思った)、の・・んぅ」
「ひろさんと一緒に居る、のに、どうして、元気でいちゃいけな、いんだ? 」
「そ・・っは、おまえが、思ってるだけ・・っ」
手を動かしながらひろさんの尻に俺の硬くなったムスコを押し付けたら、びく・・っと体が跳ねた。





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その他

すみません。 少し、遅れます。

 リアルでちょっとバタバタしてます。片付き次第、UPします・・。

『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-27

今日からRがつくのに、遅くなってしまい、申し訳ないです!m(__)m
R-16? くらいだと思います、が、年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。


























立ったまま、こんなことするのは滅多に無い。それもあって俺はひろさんを放せなくなる。
「放、せ」
「やだ」
赤くなりながらも鏡越しに俺を睨む。けど、それって威力ないよ。
「風呂から、ぁ、出たばっかりで・・、盛る・・」
「風呂上がり、のひろさんて、だ・れにも、見せたくないくら、い、エロい」
俺はバスタオルを腰に巻き、ひろさんは下着の上下だけ。この格好で腰を揺らしながらシャツをまくり、ボクサーパンツの中に手を入れる。そこは刺激に敏感だから、もう硬さを増していて、しっかりした感触があった。
「 あ 」
親指を先端に、ほかの指は筒のようにして雄を握り、扱く。んんっ、と、唇を噛んだ顔が、俺を煽る。
「俺のに追い付きそう」
「ば・・っ、触ったら」
「もっと、してもいい? 」
「・・駄目だと・・(言っ)ても、止める気、無いく、ぅっ」
バレてる。
「うん。ひろさんが、欲しい」
耳に口を近付け、言いながら半分ほどを甘噛みする。はあっと息が漏れた。
息もいいけど、声が聞きたい。

「ぁあ、崇、っ」
「見てると、変だけど、興奮する。ね? 」
鏡に映るひろさんの体が、俺の指でくねる。肌色のシャツが腕の形に盛り上がり動くのが生き物みたい。
ベッドの中だと分からないことが見えて、きっと俺、鼻息が荒くなってる。

あっちもこっちも弄ってたら、ひろさんの膝が抜けた。





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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-28

咄嗟に片足を股の間に入れて支える。
「や・・・っ! 」
「あ、、ごめんっ! 」
鋭い声は、俺が両手にも力を入れたから。胸はともかく、ひろさんのソレは握りしめるもんじゃない。
今日のひろさんは腕だけでも痛いのに、なんてことしちゃったんだろう。

でも。

「ごめん、痛くして。
その分、優しくする。掴まって」
「ぁ、なにす、・・っふ」
ここにローションは無いけど、ヘアオイルがある。手を伸ばし小さな瓶を取った。そして、こっちを向いた顔にキス。
「・・ぁ、たか、っん、ふ・・ぅっ」
そっと舌を出して唇を舐め、開いた隙間に潜り込ませる。迎えてくれたひろさんが絡ませてきて、腰がズクンとなる。

何度シても、ひろさんにドキドキしてるな、俺。

いつもよりゆっくり、角度を変えては口の中を味わうように動かしてたら、ひろさんの腰が揺れた。
「ひろさん? 」
「お・・、おまえの、せい、だっ」






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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その172

植木鉢をさがすようになりました。

後先考えず、挿し木したり株分けしたり球根を買ったりなど・・するから、です。(^_^;)
最近・・、と言っても去年ですけど、ネットで見かけて「欲しいっっ! 」と買ってしまったのが食用クルミとカシス。
’植木鉢でも育てられます’ の一文に見事につられ、ポチッとしてしまったのでした。。

彼ら(?)が家に来てからが大変。
庭は定員オーバーなので植えられない。 分かっていたので植木鉢探しにGO! でゴザイマス。
移動させる可能性が高いので、テラコッタなど素焼きのものは残念ながら却下。プラスチックで探していると、いろんなタイプがあるんですねー。
寸胴鍋みたいな形でも、底の方に細長い穴――スリット、が開いてるもの、ケーキ型のように、底がバコッと抜けて、植え替えしやすいもの(ア/ップ/ル/ウェアー/ 果樹/鉢 31/0型 :パー/クレーン(株))。
実用一点張りで探していた時、ふと見つけたのが、 睡蓮鉢! 最初、 「何でこんな所に火鉢があるの?? 」と思ったんです。
形がそっくりなので。 でもちゃんと、ホテイアオイや睡蓮が入っていて水の上にプカプカ・・。

我が家には猫兄弟がいるので、万が一溺れでもしたら、と思うと手は出ませんでしたが、友人には、メダカも入れて楽しんでいる人がいます。

さて、大きめの果樹用鉢を買って帰ったワタシ。次は虫や鳥たちとの戦いです。  実を食べるのが目標ですから、負ける訳にはいきません!  
そしてプランターには、グリーンカーテンと実用目指して、胡瓜も買うぞ! と意気込んでます。

ただ、空っぽの植木鉢もいるんですよね。
年月が経つとポロポロ崩れてくる。 不思議な事に、植物が生えてるもの(たとえ雑草でも)は、頑張ってる。 生き物の力は強いなー、と感じます。








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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*思い出して-47

思わず息を呑む俺の耳に、

――分・かった。
若い男の声が、とても苦く聞こえる。

――結構。ではまず、脱いでもらおうか
満足そうな声の男の命令にこっちまでビクッとしてしまった。
芸能界の噂でよく聞く、 ’仕事が欲しかったら‘・・、みたいなのが、現実に起きている。
かと言って、助けに行ける訳も無いし、警察に連絡なんかも・・、出来ない。

〈聞き続ける気か? 〉

心のどこかが俺を詰問する。

〈録音なんか止めて、帰れ〉
〈無理やり体を繋げるのを聞きたいのか〉

そんなの聞きたいんじゃない。でも、手が、足が動かない。


バサッと布を投げる音にハッとして耳をそばだてた。
――・・やはりな。私の目は確かだ。
満足そうな男の声。
――あんたに満足されても嬉しかねぇ
――一周してもらおうか
――は?
――ぐるっと回れ

何させるんだ?

――うん、前も後ろも申し分ない。
――うっせ
――そう言うな。ほら、乾杯だ。

年上の男の声がニヤついて聞こえ、不快になる。
(でも、役者の彼は劇団のために我慢してるんだろうな)
俺ならきっと無理だ。

チン、と小さな音が聞こえ、ごくごく飲んでる音が続く。





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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-29

今日はどこまで進むのでしょうか?
Rになればいいなと思うのですが・・、どうでしょう(^_^;)。 いちおうR-16くらいになると思うので、年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。




























怒ったように言って、向こうをむいてしまった。
そうだね。いつも欲しがるのは俺。けど、欲しがらせてるのは ひろさんなんだよ?
言ったらさらに怒られそうだけど。

だから代わりに首筋にチュッとキスして、はっきりわかる胸の粒を手のひらで押し回した。
「ぁ、あ。たか・・っ」
両手で洗面台を掴み背中が撓る。腰が突き出されてできる体の線は、同じ男なのに艶めかしくていやらしい。
その背中を撫で上げながらシャツをまくり、肌を密着させた。少し湯冷めした肌が温かく感じる。
「ひろさん」
前を緩く扱き、さらに腰をこっちに引くのを見すましてスルッと下着をおろした。雄に引っかかってるけど尻の方は剝き出しになる。
「あ、な」
「すべすべ」
「馬鹿、やめろっ」
「嫌だ」
耳たぶや内腿とは違う柔らかさを揉むのも好きだ。
「ん・・っ」
「感じる? 」
小さく身震いして声を我慢してるから、それなら、と、
「崇? なにして・・、っ」
杏の匂いがあたりに広がり、手に広げたオイルのぬめりがひろさんの狭間に塗り付けられる。
「ん、は・・っ」
中指が辿り着き、窄まった秘部をくるりと回る。そのまま何度も回し、指を増やした。





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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-30

スミマセンっ! 予約の時間設定間違えてました――💦💦
R-18になりました。なので年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。


































「たかし・・」
誘うような、期待してるような声がこぼれた。ああ、ひろさんは、この声をこんな顔で言うんだ。
くう、と指の先端がオイルのぬめりで潜る。あ、と口が開いて、舌がのぞいた。俺のと絡んでた時とは違う物に見えるから不思議だ。
指の関節で擦るように出入り口を浅く出し入れさせ、一番長い中指で届くだけ奥に入れて前後に動かし、声を上げさせる。
「ああっ、あ、んうっ」
三本一度に入れて回したら中を絞るようにしてまた背中を反らせた。
「っつう」
痛いけど、感じてるひろさんに興奮する。
「ひ、あ! 」
ギュッと眉を寄せたのは、俺があの小さなしこりを指先でグリッとしたから。
ひろさんの雄も硬度を増して脈打ち、とろりと溢れたもので手が濡れる。

も、駄目。

「ひろさん、入れるよ・・っ」
腰を引いて、もうがちがちの雄を押し当て、
「ぅ、ぁ、あ、ああっ、た・・・」
「ひろさ・・っ、中、熱。。っ」
ずっ、ずっ、と小刻みに入れ、張りのある場所を中に入れたあとは一気に奥まで埋め込んだ。
「ンン・・ッ」
さざ波みたいな震えのあと、締めつけが弛む。それを逃さず、引いて、倍のスピードで奥へ。
「は・・っぁ、あんっ。崇っ」
そんな声で、顔で、俺に応えてくれてるの? 

初めて見る嬌態に、血が沸騰するかと思った。

「うあっ、た・・っか、・・ぁんんっ。そっ、強・・いっ」
両手で腰を掴み、夢中でひろさんの中から快感を引き出し、高見に追い上げ追いかける。
「ひろさん・・、ひろっ、さんっっ」
優しく、は、飛んで消えて、激しく求めていた。






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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-31

前半、苑田視点のRがあります。~~ から ~~ の間です。 R-18なので年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。
























~~ 今日は子守りまでして疲れただろうに、頭を洗ってくれた崇の気遣いが嬉しくてドライヤーを使いながら顔が弛んでいた。
明日から仕事だから、
『BBQの匂いが髪についてる』
注意したのは余計なお世話だったか、と思い、軽くビールかワインでも飲もうと言おうとしてた。なのに。

何が、
『風呂上がりのひろさんて、エロい』
だ。おまけにヘアオイルまで使うなんて。 

俺の文句は、崇の、体を揺さぶる突き上げに声にならず、出たのは、
「あぁあ・・っ、やっ、深・ぃい・・っ。も、っう」
「いい? ひろ、・・っさん。欲しい、って言って」
「しぃ。・・・欲し、い、っ」
思い出したら赤面しそうなこと。
その姿を崇に鏡で見られて堪え切れず、下着の中に白濁を溢れさせていた。
崇も、熱い想いを俺の中に迸らせる。

事後、もう一度浴室に戻りシャワーを浴びた。 洗面所の掃除はもちろん崇にさせる!  ~~


「はー、疲れる」
社食で昼飯を前に大きく伸びをした。
営業での年度末は二回目だけど、この年度末は前回より疲れている気がする。
「はっはー、営業は数字だからな」
「北森。・・わ、やめろ」
伸ばした手を握った北森がそのまま振ろうとするので慌ててやめさせる。
「それくらいでバテてたら負けるぞ」
「誰に? 」
「あっち」
親指で示す方には、苑田さんと中畝さん。
「俺なんか付いてくのに必死。中畝さん、苑田さんに食いついてくんだぜ。オソロシイったら」
から揚げ定食を食べながらぼやく。
「おまえも、やる気だしてアピールしとかないとヤバいぞ」
「アピール? 」
「おまえなー。・・絹里さんに、だよ」





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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-32

久し振りに聞いた絹里さんの名前。俺たちの中ではとっくに終わってる事だけど、外部の人は何も知らない。

「俺とおまえ、よく喋ってるから総務の女子たちが煩いんだ。用があって行く度、
『新井さんは絹里さんに冷たすぎる! 』
とか言われて、俺まで冷たい目で見られるんだぜ」
「それは・・悪かったな」
「本気で思ってるならさっさと婚約発表でもして・・・」
言いかけて、ごふっ、と噎せる。
「どした? 」

「あら、北森さんと・・新井さん。こんにちは」
ぎくっ。この声は。。
「お隣、空いてるのね。ちょうどよかったわ」
俺の後ろを通りかかり、北森と俺に気付いて声をかけてきたのは、総務の(お局)小林さん。
断る間もなく俺の横へ座り、にーーっこり笑いかけてくる。
「少しお話したいんだけど、いいわよね? 」
きっと、蛇に睨まれた蛙、って、こういう状況なんだ・・・。
「あ、じゃ、俺、もう終わりますからっ」
まだ半分も食べてないのに、あたふたトレイを持って席を立つのは、目の前の北森。
薄情者っ、逃げるなー!

小林さんと二人きりにされた俺は、そのあと散々お説教され昼飯を食べた気分にならなかった。

午後、どうしても総務へ行かなきゃならない用事ができて、のろのろ足を運ぶ。
「すいません」
「はー・・、い。あ、待ってください、替わります。絹里さーん」
「はい」
呼ばなくていいです! ・・這いえなくて、席を立った絹里さんが俺を見つけて目を丸くした。

「では、この書類にお願いします。記入例を添えましたので、参考にしてください」
「ありがとう」
書類を揃えてもらって帰ろうとしたら休憩タイムの音楽が流れる。迷ったけど、
「絹里さん、話できる? 」
「・・少しなら」






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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その173

日本に多いものの一つ。 プラネタリウム
私も小学校の頃と大人になってから、行ったことがあります。

日本はアメリカに次ぐ世界第二位のプラネタリウム大国で、プラネタリウムを備えた施設は全国に約300あるそうなんです。
そして、世界一きれいな星空が見えるプラネタリウム(多摩/六都/科学/館)や、世界一大きなドーム(名/古屋/科学/館。内径32m! と言ってもよく分からないけど💦)もあるとか

科学館にあることが多いプラネタリウム。
日本初は1937年に大阪/市立/電気/科学館(現・大阪市立科学館)に設置されたドイツ製のもので、当時は星空への関心というよりは、電気を使ってこんなことができるという意味合いで設置されたとのこと。
見に行った人たち、驚いたでしょうね~。そうそう、あの 手/塚/治/虫先生も大好きだった! そう。 きっと目をキラキラさせて通ってたんだろうなあ。


歴史は古くて、紀元前から。
天球儀から始まって、時計仕掛け、電気式に。投影機械もピンホール式、レンズ式、デジタルと進化。今はハイブリッド式投影機になりつつあるそうですよ。
(詳し~くやると1回では終わりません。苦笑)


ところで、とあるプラネタリウムには、変わった見物席があるんです。
(人工)芝に寝転がって見られるとか、雲に乗ったみたいなクッションのあるシート、とか。。
そこ、池袋の「サンシャインシティ」屋上にあるんですって!  ・・チッ、遠いな。 あ、いえ、つい心の声が。(*^_^*)


皆さまのお近くに、プラネタリウム、ありますか?





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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*思い出して-48

役者くんとパトロン候補のおじさん、とうとうギブアンドテイクが始まります。。 


――では、寝室に。
いやらしさが滲み出てくる声が促す。役者くんの声は無い。でも、足音が二つ近づいてくる。
ここから聞くと、玄関より寝室の方が近いんだ。

――で、どうす・・・、っ
役者くんの声が途切れ、少ししてクチュ、チュという音が連続する。
――ぅ、っく、は・んっ
荒い息遣いで、キスしてるんだと分かる。

―― っ、何、飲ませたっ!?
――おっと、吐き出すな。麻薬じゃないから安心しろ。
――ん、ぐぅ

ドサッとベッドに倒れ込む音。

――暴れられたら困るんでね。君は空手か何か習っていたそうじゃないか。鼻でも折られたらかなわんからな。

・・ふ。睨んでも無駄だ。
――あんた、最て・・、あ?
――効いてきたか

きいてきた? 何かしたのか?

――体が、熱くなってきただろう? そして
――さ・触ん・な・・っ!
――刺激に敏感になる。そう、こんな物で触ってもね
――・・・ァ、あっ。やめっ
――そうそう、ココは締めておかないと
――うあぁっ、放せっ、・・く
役者くんの切羽詰まった声と、パチン、と何かが填められる音。
――ほほう。似合うじゃないか。見てみたいか?

まさか・・、手錠かなんか?

――うん、やはり赤が似合う。ほら、これでイクのは我慢できるから安心しろ
――外せ
――ああ、外すとも。君が頼んだら
――いうわけ無ぇだろーが
――ああ、これにはちょっとした機能が付いてて楽しめるんだ

機能? 機能って? 
楽しそうで意地悪な声に嫌な予感がする。

――ま、お楽しみは取っておこう。
男は、クスクス笑った。


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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-33

社食でケーキセットを頼み、窓際の席で手帳を取り出した絹里さん、
「チームの打ち合わせ、いつになりますか? 」
「あ・・、えっと」
不意打ちに焦って言葉に詰まる俺に、
「違うんですか? 」
少ぅし呆れ顔。 
そうか、絹里さんにとっても、俺たちの関係はそういうものなんだ、と改めて気が付く。
「ごめん。
昼どきに北森に会って、はっぱかけられて」
「『はっぱ』? 」
「そう。アピールして、中畝さんに負けるな・・ってさ」
目を見張った後くすくす笑いながら、お気の毒に、と言ってくれる。
「確かに、新井さんより中畝さんの方が総務に来る回数が多いです。友人の麻倉さんなんかチェック入れてるんですよ」
「・・知らなかった」
でも、二人が話してる様子を想像して良いことだよなー、と思う。
「話がそれだけなら私は行きます」
「あ、一応聞いてもいい? チームの打ち合わせできない日」
「そうですね・・。三月はちょっと。四月になれば余裕ができると思います」
「わかった」

年度末、新年度の慌ただしさがひと段落した四月中旬、また守谷さんと三人で集まる。
「このステーキ屋、入ってみたかったんです」
しっかりチラシのチケットまで持ってきているのは意外にも絹里さんだ。
「女性が一人で入っても大丈夫そうだけどなあ」
「もちろん大丈夫ですけど、私は食べてる量を見られるの、恥ずかしいんです」

絹里さん、たまにはガッツリ食べたい事もあるんだそう。でも、お店ではなかなか勇気が出ないから自宅でしてるらしい。
今回は俺たちもいるので、安心(?)して厚い肉を頼むとか。

「ほんとにその量、大丈夫? 」
「はい。・・(食べ切れそうに)見えませんか? 」
見えない。
心配そうに聞く守谷さんに俺も同調して頷く。
「男の人ってみんなそう思うんですね。 中畝さんも言ってました」
思い出したのか可笑しそうに口元を押さえて言い、いただきます、と手を合わせた。




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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-34

守谷さんは静かにスルーしてくれたけど、何か言いたげな目で俺を見る。俺は聞かず、答えずでひたすら肉に集中する振り。

食べながら、互いに集めた情報をタブレットに入れて意見交換。
「それにしても付箋の幅広さには驚くね」
「俺もそう思います、守谷さん。それにネーミングもすごい」
「私はこの、目盛り入りのマスキングテープ*買っちゃいました」
「これ、貼ったのが来たら、俺なんか剥がして自分で色々使っちゃいそう」
「『こんなのがあったらいいなあ』の声を、メーカーがきちんと受け止めてるからなんだろうね」
俺には無い守谷さんの視点に、絹里さんも、
「私もそう思います。女性の社会進出や社会情勢も目まぐるしく変わってますし。たまにネットで十代の子たちの色々を検索すると追いつけなくて目眩がします」
って半分は苦笑いで続ける。
俺はそんな事調べたりしてなかったから、ちょっと落ち込んだ。
「新井くん? 」
急に手が止まった俺に守谷さんが問いかける。すると、
「新井さんて、気持ちが行動に反映されますから。少し落ち込んだんじゃないですか? 」
絹里さんが澄まして言う。
「ひどいなあ、絹里さん。
確かに、守谷さんみたいに考えたり、君みたいに調べたりしてなかったから落ち込んだけどさ。
でも、日本は外国から見ると文房具に質と量がすごいんだ、っていうのくらいは知ってるぞ」






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『プリズム』

『プリズム』31*出会った姉妹-35

「それ、時々テレビでもやってますね。外国の皆さんの視点も面白いです」
「そう。それで俺、手裏剣とか紙鉄砲の折り方とかつい検索しちゃったんだ」
「『手裏剣や紙鉄砲』? 」
「ぱっぱと出来ると、おおーっ、って言われる。外国の人にも喜ばれるし」
「実践したんですか? 」
「いや、、テレビで」
ぷっと吹き出す守谷さんと絹里さん。
「新井くん。そんなオチはつけなくても・・」
「そうですよ。新井さん、外資系の会社に営業しに行ってたのかしら? って本気で思っちゃいました」
「あー、それいいかも。そのうちどこかでやってみよう」

今日は結局折り紙の話になってしまって、鶴を折っても嘴がなかなかきれいに出来なかったことなどで盛り上がり、お開きになる。


「新井くん、ちょっと付き合ってくれないか」
「はい、いいですよ」
帰りがけ、守谷さんから誘われバーに寄り道。
「久しぶりにビールを飲みたくなって」
「俺にもあります。発泡酒じゃなくて、ビールが飲みたい! って言う日」

「ここは面白いグラスがあるんだよ」
守谷さんが注文して、変わった形のグラス・・というのか、コップというのか・・と瓶ビールが来る。
「見ててごらん」
トクトクビールが注がれ、泡が盛り上がってきて。
「う・わあ」
まるで富士山みたい。
「ね? こんなグラス、ビールを注ぐのも楽しいだろ? さあ、飲んで」





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