FC2ブログ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー72

「食べた~」
これ以上入らないと両手を後ろに付く。お餅やらお節やらで喉元まで食べ物が詰まってる感じ。
「狸に勝てそうな腹だな」
「わっ、押さないで」
口から溢れそう、と言ったら、
「それならデザートは無し」
ひろさん、どこからかお菓子を取り出す。
「何? それ」
「お正月限定の和菓子。花びらもち、と言うらしい」
薄くて丸いお餅みたいな中に、棒状のものとピンクのもの。はくっとひと口食べて、
「うん、上品な甘さだ」

俺は、食べてる口元をガン見。口の動きも、指先を舐める仕草にも、生唾が湧く。

「欲しいのか? 」
うん、ひろさんが。
「しょうがないな」
頷いた俺に、新しいのを出そうとする。違うよ、俺が欲しいのは、
「そっちがいい」
「これか? 」
食べかけでいいのか? と差し出した手首を握り引き寄せる。
「たか・・」
開いた唇に自分のを重ね、口の中に残っていた味をあじわう。
「ん・・っ」
頬の内側をこそぐように舐められ、ひろさんが鼻に抜ける声を上げた。



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ


スポンサーサイト



『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー73

その声に欲が出て、もっと触りたいと体を寄せようとした俺に、
「変わらないな、おまえは」
分りやすすぎ、と離れた唇の間で笑う。そしてひろさんの方からキスしてきた。
舌を絡ませ、吸い合い、互いの呼吸を肌で感じる。
「・・っふ、ん、・・っ」
「ん、っん・・、ぁ、ふ」
角度を変えるたび、ちゅ、と小さな音が鳴り、どんどん高まっていく。
「ひろさん、・・」
「コタツは」
「ベッドなら? 」
「・・、食べた後を片付けてない」

目元を赤くし、フェロモンを漂わせながらひろさんがけん制するように言って、二人で吹き出した。コタツで盛り上がるとたいがいこんな会話になるんだ

そして俺がいつもの倍のスピードで片付けるのも、お約束。
ひろさんはその隙に寝室へ。
これから先は2パターン。九割九分はオッケーなんだけど、たまーに、『やっぱりやめる』なんてガックリする展開になる場合があって、今でも寝室へ入る時は心臓が嫌なバクバク。

「ひろさん」
「もうちょっと待て」

えええ?!



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ


『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー74

ひろさん、ここまで来て ‘お預け’ は無いよね? 俺、悪いことしてないよ!

何か動いてる気配はするけど、何してるんだろう?
気になって立って待ってると、
「・・いいぞ」
言い終える前に戸を開け。

「・・。ひろさ、ん。それ」
「『正月くらいは着物きなさい』、って和美さんが。まあ、浴衣は寝間着代わりになるから」
くるりと回る。確かに浴衣だけど、違和感が。
「・・触ってもいい? 」
「ああ」
そろそろ近付いて、浴衣に触る。

「あ」
「柔らかいだろ? 」
「うん」
「これはガーゼ素材。さっと羽織れるし帯で結ばなくてもいいから、って」
「和美さんが教えてくれたの? 」
「おまえの分も、ってお年玉袋に入れてくれた」
・・・そんな大きなお年玉袋、あるんだ。 想像して笑ってしまう。
そうだ、和美さん、そんな面白いことする人だった。
「でもひろさん、それだけだと寒くない? 」
「ちゃんと下に着てる」
夏じゃないんだから。って聞くと確かめたくなる。
「見せて」
「自分で着ればわかる。ほら」
差し出された大きなお年玉袋。その動きで見えた襟元の肌色が俺のスイッチを入れた。



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー75

「ひろさん・・っ」
大きく踏み出した一歩でひろさんを抱きしめる。いつもならこのままベッドに行けるのに、
「崇。俺はお前が着るの、楽しみなんだけど? 」
って、背中をポンポン叩く。
それって、俺にとっては命令と同じ。
「。。分かった」

「うん、似合う」
寝室にあるクローゼットの鏡を見ながら、ひろさんが頷く。映ってるのは、花柄の浴衣と草の模様の浴衣を着た、俺たち。
ひろさん、花柄の浴衣も似合うんだ。
「『一人で着てもいいけど、二人になったら対になるのよ』 って和美さんが言ってたのは、こういう意味だったのか」
いまいちピンとこない俺に、
「こうすれば花が咲いたみたいになるだろ? 」
と、俺を前に立たせ、後ろから腕を回してきた。
「・・ほんとだ」
俺の胸元に、まるで草むらに花が咲いたようになってる。

・・って、ひろさん、なにしてんの?!

「ちょっ、そんなとこから手を入れないで」
襟の合わせ目から手を入れ、俺の胸を撫でまわしてるっ。
「いいだろ? いつもおまえがしてるんだから」
「それはひろさんを、好きだから、で・・、っ」
きゅっと、探し当てた乳首を摘ままれ、ビクッと体が跳ねた。



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その217

毎日見ているはずなのに、ふと気づいたら。。

建物が取り壊され更地になった場所を見て、「ここ、こんなに広かったっけ? 」 とか思う事、あります。
作られたもの、形あるものは壊れるのが自然な流れなのに、いきなり目の前に現れたような気になってしまうんですね。
だから人は、写真に撮ったりするのかな?

記憶はいつの間にか変わってしまったりするから、記録しておきたい。

それは、人間が持つ特性の一つなのかもしれません。


家の中で、とんでもない所から出てきた 忘れ物 は、ここに居たのか! と懐かしくなったり恥ずかしくなったり。
私の記憶にある、’家の中であり得ない場所でじーっと見つかるのを待っていたモノ’ は、財布と家の鍵。
財布は半月、家の鍵は1ヶ月くらい私が発見してくれるのを待っていました。
そりゃもう見つけた時は、「あんたなんでそこに居るの?! 」 ですよ。 自分で置き忘れたのに・・・。。


そうそう、ふと気づいて二度見した、最新のものがありました。 木の電信柱。
知らない方もいるかもしれません。調べてみたら、まだ現役で頑張ってる彼の仲間は各地にいるようです。

昔も今も、彼らの根元はワンちゃんたちの情報発信地の一つ。 さぞかし大変だったでしょう。雨風のほかにもある意味’敵’がいたんですから( ´艸`)

連休の間、出かけた先でたくさん写真を撮っていたのを整理しながら思いついた感想です。



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ


『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*思い出してー87

暖かなタオルが俺の柔らかくなったモノを撫でるたび、どうしてもさっきのことを思い出してしまう。
俺の気持ちいい場所を知ってるみたいに動いた指先。怖いような、ずっと見ていたいような顔。背中がぞくぞくする声。
そして、今まで知らなかった・・、快感。
あの、盗み聞きした記録でヌいた時よりずっと高い興奮度。
和叔父さんがしてくれたからなんだろうか・・

「終わったよ。あとはこれ」
これ? 目を開けてみえたのは、新しいパンツと着替え。ウインクしながら、
「大丈夫かと思ったけど、元気良かったから」
え? え?

・・・。ハッとして目線を下げると、白い汚れが点々と付いた服が。
う・わーーッ!! 俺のバカ!

「あ・あ・ありが、と・・・」
ひったくるように受け取り、急いで風呂場へ。


着替えは終わったけど、汚したのはどこに置けばいいんだろう?
服を持ったままでいると、
「智、出来た? 」
ヒョイと顔を出す和叔父さん。
「お、終わったけど」
なぜか服を背中に回して和叔父さんの目から隠す。その動きにくすっと笑って、
「気になるならすぐに洗うから洗濯機に入れて」
大きく頷き、洗濯機に放り込んだ。

恥ずかしくてすぐにでも帰りたかったけど、終電には間に合わない時間。結局泊まることになった。



↓ランキングに参加しています。ポチッとしていただけると励みになります♪
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー76

「ここ、敏感なんだな」
俺の肩に顎を乗せるようにして、鏡を見ながら言う。くりくりと指で擦られ、硬くなってくのが分かる。
「んあっ、ひ・ろさんだ・・って」
「ああ。おまえに触られると、いつも」
こうなる、と、耳に息と声を同時に送り込み、はくっと耳たぶを甘噛みされた。
「ぅあ」
血液が一気に集まり、腰が重くなる。見透かしたように手が伸びて、
「正月から元気だな」
「ひっ、ひろさ・ん、刺激し」
むくむく大きくなって浴衣の前を膨らませる欲棒を覆う。ほぼ同時に俺の後ろに、硬いモノが押し当てられ、
「俺のも、そうだ」
牡の気配を含んだ声が、もう一度耳に送り込まれる。そして、

「崇、初めての経験、してみるか? 」

思ってもなかった言葉を聞かされた。


~~ 鏡の前に立ち、崇を見る。着物は程よく体を包み、俺より厚みがあるからだろう、決まっている。少し悔しくて後ろから手を回して悪戯してみた。
滅多に見られない表情に、優位に立ちたい思いが湧いてくる。

意地悪な問いかけをしてしまった。 ~~



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ


『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー77

俺背後から手を回し鏡越しに見るひろさんが、別人に見える。でも、この表情はどっかで見た気が・・、
「何考えてる? 俺以外のことか? 」
「っ、違、は・・んっ」
上と下を同時に刺激され、思わず前屈みになる。するとひろさんのが尻の間に。
「積極的だな。ほら、ベッド行くぞ」

それ、俺のセリフ。。

くっついたまま移動はできない、と、どうにか放してもらってほんの五・六歩の距離をよたよた歩き、ベッドに倒れこむ。
「~~・・・」
「どうした? もう限界か? 」

違います。バンバン燃えてる最中です。
仕掛けたのはひろさんなんだからな。途中で泣いても知らないからな・・・、

「わあっっ」
ひろさんっ、俺の尻握らないでよ!

うつ伏せに寝てる俺の、尻を両手でつかんで揉んできた・・!
「案外柔らかいんだな」
「や、う、やめてよぉ・・っ」
「たまにはいいだろ? 」
手を離したと思ったら馬乗りになって襟を引き、項を舐め上げる。

ひろさん、酔っぱらってるの?



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー78

「ひろさん・・、お酒、飲んだ? 」
「飲んでない。今夜はおまえを味わいたいだけなんだけど? 」
たまには経験しろ、なんて、指が背骨をたどって、
「わ、・・ぅ、って」
「お前もスイッチ入ってるから、感じやすくなってるな」
体勢を立て直して、と思うけど、ゾクッとした感覚にうろたえてしまった。
「崇」
「なっ、何? 」
ちょっと腰を浮かせ、と言われ考え無しに動けば、ひろさん器用に片手で帯の結び目を解く。

・・まさか、そのために紐みたいな帯で秒結びにしたの??

「これはいらない」
シュッと音がして、浴衣の帯はあっけなくどこかへ行ってしまい、楽しそうなひろさんが俺に 初めての経験 をし始めた。


「あ・・っ、そこ触った、ら」
「『触ったら』、感じるか? 」
ひろさんの方を向かず首を横に振って、感じてないと言おうとしたけど多分バレてる。顔を見られたくなくてひろさんの方を振り向いてないから。
「わぅっ。・・ひろ・さ、ん」
同じ場所を、確認するようにもう一度撫でられ、体がびくつき変な声が出る。
「俺で感じてる崇の声を聴くのは、初めてだな」
ひろさんの声、今までと違うフェロモンが匂う。聞いて、俺もまた興奮した。



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー79

R・・っぽい部分があるので一応R-16くらいに。 年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、少し下がってどうぞ。











俺の浴衣をまくり上げ両足の間に陣取ったひろさんが、ボクサーパンツの裾から手を入れ、
「これは気持ちいい? 」
さわさわと周囲を撫でながら聞いてくる。

き、気持ちいい、けど。

「言いたくないならいいぞ。ココですぐ解る」
「あ、、っ、ぅああ」
つい、と指が動いてもう復活してる雄に絡まり、思わず腰を引いた。それはひろさんにとって好都合だったわけで。
「さっききれいにしたのに、もう溢れてる」
下着も濡れてる、と言いながら手筒を作ってスライド。湿った水音が欲棒をさらに硬くさせ、意識が集中する。
「もう一回イクか? 」
背中に頬を付け、からかうのへ、
「や、だ。・・ひろさんの、中で・・っ」
ひろさんの顔を見ながら。
驚いたように手が止まる。そして背中から笑い声。
「おまえは・・。 分かった。我慢できるなら脱げ」
しょうがない、と離れる気配。

良かった、これでいつも通り。 と思った俺は、甘かったーー!
ひろさんの 初めて は、まだ終わって無かった・・・。



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その218

国内外の火山活動がニュースになってますね。

普段は気づかないけど、こんなニュースに接するたび、
私たちは生きてる惑星(ほし)の上で生活してるんだなあ・・、と思い出します。

人間を含めた多くの生き物が乗っているプレート ― 岩盤 ― はゆっくり動いている。 
地球の核はマグマというドロドロ・高温の溶岩の塊で絶えず動いている。
遠い未来にはその核も冷えて固まり、生き物全てが死滅する。

このような話を、学生の頃聞いて覚えた・・ような記憶があります。 今は科学の発達でもっと詳しいことが分かっているのでしょうが、さすがに教科書を見る元気(?)はおきません。

もし地球に人間のような感覚・自我があったら、表面を動いている生き物をどう思うんでしょう?
声を発することが出来て、その言葉を私たちが聞き取れたら何を話してくれるのかな?
擽ったい。 うるさい。 良く動いてるなぁ。 傷をつけるな・・!
 
たった一つ、取り替えようの無い場所に生きてるのになんで仲良くできないんだろう。
なぜ、譲り合って、助け合って生きることが出来ないんだろう。


温泉卵とか、美味しいのに。
様々な効能があったり、個性的な色の温泉があったりと、マグマや火山のお陰でできる温泉も楽しいのに、ね。。

そういえば、ハワイ諸島は、プレートの動きをよく表してる現象・・地形かな? ・・として知られているようです。 


にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ


『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*思い出してー88

今日は、和弘 ―― 和叔父さん ---の視点から始まります。 ~~ からです。


~~ 智が、僕の手の中で吐精した翌朝。
早めに起きて朝食の支度をしていると、
「・・・おはよ。和叔父さん、俺の、服は? 」
気まずげな挨拶が背後から聞こえた。
「おはよう。服はまだ乾いてないよ。
それと、もうすぐ朝ごはんができるから箸と茶碗を出してくれる? 」
調理の手を止めず返事する。
「分かった」 

向かい合って食べてる間も目を合わせない。昨夜のことがよほど気になっているらしい。
僕は、楽しかったよ? だって、智がイクのを見られたんだもの。

醤油を取ろうと手を伸ばしたのがほぼ同時で、指先が触れる。
「あっっ」
急いで手を引っ込める智。
カタッと音を立てて倒れるのを放って、智の手を捕まえた。
「か、和叔父さんっ、醤油っ」
「そんなのどうでもいい。
智、どうして僕を見てくれないの? 昨夜僕がしたことは、そんなに嫌だったの? 」
わざと悲しそうに言う。智がこの言い方に逆らえないことを知っていて。
「・・手、放して」
「僕が、触るのも、嫌? 」
「・・・違う、よ」
「じゃあ、なぜ? 」
俯いたまま唾をのむ気配。
「和叔父さんの方が、嫌じゃなかった? 」
「僕が? 」
思いがけない返事に戸惑う。
「どうしてそんな事を? 智を嫌いになるなんて絶対にない」




↓ランキングに参加しています。ポチッとしていただけると励みになります♪
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー80

緩い表現があります。大丈夫・・だと思いますが、少し下げます。 苦手な方はご遠慮ください。











もぞもぞと腰を上げ、染みの付いたパンツを脱ごうとしたんだけど、紐の無い浴衣が邪魔で上手くいかない。見かねたようなひろさんが、
「崇、やってやるから動くな」
「あ・・、うん」

あとで思い出したら消去したい記憶。俺、 『さあどうぞ』 って尻を見せてる格好だったんだ・・・

パンツのゴムに手がかかり、ずるっと勢いをつけて脱がされる。
「わあっ」
バナナの皮・・、いや、枝豆を鞘から出す時みたいにぴゅるっと尻が剥き出しに。ただ、しっかり勃ってる雄が布を引っかけ、前はすごく辛い状態。固まった俺に気付いたひろさん、
「今、何とかしてやる」

笑いながら言わないでよ。

ゆっくり布を外し、指が雄に絡む。いつもと違う触られかたに、
「・・っ、く」
「べとべと」
ひろさんのせいなの、解ってるよね? 俺は早くひろさんの中へ・・、

え?

「カは・・っ」
ひろさんっ・・!
全身に力が入った。
どこ、触ってんの?!

「心配しなくても大丈夫。おまえにもちゃんと感じさせてやるから」
尻を押し広げ、隠れてる場所をなぞってる。

そ・それ、指でつんつん突きながら、言ってほしくない・・!




にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー81

「ん~、やっぱり足りないな」
足りない? 何が? ・・って、俺、逃げるの先だろ! なんかないのか、考えろ。

「・・ひ、ひろさん」
「なんだ? 」
「っ、そ・こ、きれいじゃない、よ。風呂入ってないし」
円を描くようにマッサージしてるひろさんに言う。きっとこれなら止めてくれる、はず。
「だから? 」
「だ、だから、、っは、ん、・・触らな」
「平気」
喋って、力が抜けたのを狙ってたように穴の中に・・指が!
「わ、っあ。 よごれ」
「ない。それより力抜け」
「う、う・・―― っ」
駄目だってば。
侵入に体が拒絶反応。ぎゅっと閉まったそこから、ひろさんの指があることを実感してしまう。
「崇。痛いから、力緩めて。できそうにないなら深呼吸」



吸って、吐いて。もう一度繰り返す。
呼吸に合わせ、ずる、と内側を擦りながら指が出ていく。 変な感じと違和感。
それと、、これって、快感・・?
呼吸に合わせ、ずる、と内側を擦りながら指が出ていく。 変な感じと違和感。
これって、快感・・?

ㇲポン、と指が抜けた。
「ぁん、、」

い、今の声は、たまたま、だ!



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー82

心の中で言い訳しても、出た声は無かったことに出来ない訳で。
「崇、もっとイイ場所、教えてやる」
「いっ、いい・・、じゃなくてっ、結構で・・」
「ほら。これならおまえの心配もいらない」
あわあわしてる俺にひろさんが見せたのは、四角く薄い、よくお世話になってる、例のアレ。
「こ、これ使ったの?! 」
「ああ。裏返しにすれば滑りもいいから」
にっこりして、ピッと袋を破り中身を取り出すと本当に指にはめ、くにくにと動かす。

そこじゃないって。そんな風に使わないでよっ。

「さて、もう一回」
ふふ、と笑うひろさんに、思わず腰を振って抵抗。
「わ・・っ」
バランスを崩したひろさんが背中に圧し掛かり、一緒にベッドに倒れこむ。今だ、と全力で体を動かしひろさんを捕まえた。

「こう、、さん。もう、触らな・・いから、放せ」
揉み合いになり、最後は息を切らしながらひろさんが降参する。
良かった、まだ体力は勝ってる。でも、俺もくたびれてすぐには動けない。
「たかし。俺が、上にいると重い、だろ? どくから、手、はなせ」
「・・うん」
ポンポン、と腕を叩かれ、両手を広げる。 ドサ、と横に転がるひろさん。
汗をかいたのか急にそこだけ体が冷え、慌てて浴衣をかき寄せた。

「・・教えてやろうと思ったのになぁ」
ちょっぴり悔しそうなひろさんの、俺に聞こえるような、ひとり言。
「しばらくはご遠慮いたします」
「感じたクセに」
た、確かに変な声、出したけどっ。
「おれは、ひろさんを喜ばせたいの」
力説した。



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー83

Rな表現があるので、(R-16かな?)年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。

















くすくす笑ったあと俺を見て、
「じゃあ、ちゃんと喜ばせろ」
「ま、待って。浴衣脱いでから」
帯というか紐というか、とにかくそれが無いと動くのに邪魔。それに、破けたら困る。

シャツ一枚で馬乗りになる。
「寒くないか? 」
「すぐ、熱くなるよ」
ニヤッと笑い合って、キスした。
何度も追い上げられてた俺は、けっこう攻撃的になってたらしい。
浴衣を着たままのひろさんに、時代劇定番の ‘悪代官と村娘’ 的な攻め方をしていた。

「ぁ・・っ、あ、やめ、ろ」
「いいじゃん。ひろさん、エロい」
浴衣の前を大きく広げ、シャツは捲り上げてる。下は俺と同じ。
広げた足の間で雄どうしを合わせれば、溢れた蜜でぬらぬら揺れながら刺激し合う。
「ん、・・んぁっ」
「ぁ、くう・・っ」
偶然、カリが筋を擦り、ビリビリッと電気が走ったような快感が起きて声が重なる。
やっぱひろさんの声の方がフェロモン山盛りだ。
そして、その声に俺の雄が硬くなって、ひろさんの中に入りたいと要求してきた。
でも、まだだ。もっと 『喜ばせて』 あげないと。
「ひゃ、あ、ぁあっ」
体を倒し、ひろさんとの腹の間に雄を挟み腰を揺らす。圧迫感でさらに欲棒の熱が上がっていく。
「気持ちいぃ? 」
「ん・・っは、ぁんっ」
耳たぶを噛んで、舐めて、
「ねえ、教えてよ」
また聞く。
「ゃ、息、入れる‥ぅ、んんっ」



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その219

回文。
始めから(通常通り)読んだ場合と終わりから(通常と逆に)読んだ場合とで、文字ないし音節の出現する順番が変わらず、なおかつ、言語としてある程度意味が通る文字列。言葉遊びの一種。

難しい説明でしたが、 やおや(八百屋)とか、しんぶんし(新聞紙)の言葉を指すようです。
もちろん世界中のどんな言葉でも作られ、西暦79年の遺跡跡*からも見つかっているとか。


私が最初に意識した回文は、 「わたしまけましたわ(私負けましたわ)」 という文。
’日本一長い回文’ ・・というのもありますが、読みに行って頭が痛くなって帰ってきました。なんか滅茶苦茶で・・・。

時代小説に出てくる、 ’長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな――なかきよの とおのねふり(ねぶり?)の みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな―― ’ の方がよっぽど分かりやすいです。
お正月、初夢の風習のひとつが、この歌が書かれた七福神の宝船の絵を枕の下に置き、歌を3度読んで寝ると吉夢を見られる。というものでした。
日本語の文は、五七五七七の短歌調のものが多いようで、回文を意識して作られた歌もあるそう。
一例に、 むら草に くさの名はもし 具はらは なそしも花の 咲くに咲くらむ があります。


作ってる最中の人の頭の中、覗いてみたい!
私も作ってみようかな~~、と考えていたら、いつの間にか車のワイパーが浮かび、消えなくなってしまって挫折。。
言葉だけでなく、音楽**にも、驚くことに遺伝子の調節配列などにもみられるそうですよ。



* 紀元79年8月24日の大噴火で有名なベスビオ火山の遺跡 (特に有名なのはポンペイの遺跡。回文が見つかったのは、ヘルクラネウムという街の遺跡です)
**ハイドンの交響曲第47番『パリンドローム』の第3楽章は、逆から読んでも同じ楽譜になる。 J.S.バッハの「音楽の捧げもの」にその例がある。


にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*思い出してー89


前回の続きで和弘さん視点からです。 途中にある ~~ まで。



「ホント? 」
言い切った僕の言葉に、ホッとしたように顔を上げる。目が潤んで、泣き出しそうなのを見て、焦った。
「智?! 」
「だって俺、男なのに和叔父さんがしてくれたので、その、・・し、しゃ精とか、しちゃったし」
聞いて、脱力してしまった。
ふと、疑問がわく。
「智、まさかと思うけど、自分でしたこと・・・」
「あ、あるよそれくらいっ。ただ自分以外でシたことなかっただけで」
思わず言ってしまったのだろうが、朝の話題ではないと気付き、見る間に赤くなる。

ああ、どうしてこんなに可愛い仕草をするんだろう。

「も、もう止めよ、こんな話。
あっ、醤油! 」
テーブルの上には直径七センチくらいの醤油溜まりが出来てしまっていた。
「これ、捨てないといけない・・? 」
「キッチンペーパーに吸わせて煮物にでも使うよ」
「じゃ、俺、取ってくる」
あのさ、手。と言われ、ようやく離す。


智、昨夜と今朝のこと、僕はきっといつまでも思い出すよ。 ~~


服が乾くまで和叔父さんの部屋を探検。 とは言っても、マンションだから押し入れとかはそんなにない。
でも、
「アルバム見っけ。 見てもいい? 」
「どこから持ってきたんだい? まぁいいけど」




↓ランキングに参加しています。ポチッとしていただけると励みになります♪
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

すみません! 遅れます。。


『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー84


上と下の刺激にビクリと大きな震えが走った。はぁ、と零れる息が甘く感じて、唇を重ねる。
「・・、ぁ、たか・し」
「ひろさん」
角度を変え、深く。舌と唾液を絡ませ、混ぜ合い吸い合う。
鼻に抜ける声を聞きながら体を浮かせ、片手で胸を撫でた。
「ん。っぅ、ぁ。・・っ、は」
口の橋から飲み込めなかった分が顎へ伝い落ちるのを舐め取り、もう片方の乳首を咥えた。
「ゃ・・ 」
「イイ、でしょ? 」
「は、う」
舌先で押しつぶしたり、指で挟んだり弾いたりして、見る間に硬く尖る小さな粒を味わって
「ゃあ・んっ。そこは・・、ば、っか、・・い」
トーンが一段、上がった。もう少し。
ひろさんの手が背中に回りずるっと移動して・・・、

あ、え?

「うぁう・・っ」

尻の窄まった所にくぅ~っ、そろ、と、また指が、そーにゅうされた。。
「あ、う、っふ・・・んっ」
「今度はちゃんと、・・感じろ」
俺はいいの! 



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー85

表現は微妙。グレーゾーンな感じですがRなので苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。
















せっかくひろさんがイイ感じになってるのに。でも、この体勢だと防御も出来ない。それなら、
「今日はこっち、いっぱいするよ? 」
「ん、あ・・っ」
べろん、と大きく舐め、また舐める。指で弄ってる方も動き方を激しくする。
「あ、っ、ぁあっ。やめ」
体が揺れて、雄同士も微妙にくっついたり放れたり。それも俺たちを煽った。
「ね、イイ? 」
「お・まえこ・・そっ」
「ぁ・・っ、っつ」
くう、と指が内側を擦ってく。

え・・、なに

「うぁあ、ッ」
びりびりッ、と背中を突き上げる感覚。
「ふ。ここか」
「う・わ、ぁっっ。ひろさ、それ、・・・んはっ」
「いつも俺に、してる、だろ・・っ」

見つけられた、俺の、前立腺

「・・いい顔、してる。エロい」
「たっ、ちょ・・、だっめ、したら力が」
体がビク、として、力が抜けそうになる。マジでひろさんに乗っかっちゃうよ!
「ひっろさ、止めて、っ」
「イイ、んだろ・・っ」
「わうっ」
ぐり、と指が強くその場所を押して、目から火花が散った気がした。




にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー86


崇クン、新境地はどこまで行けたのかな? R-17?くらいでしょうか。。年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。




























思いがけないほどの快感が走って体を支えてる腕の力が抜けそうになり、踏ん張って堪えると尻まで締めて内側にあるひろさんの指を意識してしまう。これ以上されたら、また暴走しそう・・。
「崇、こっち向け」
「え? 」
言われて目を合わせると、顔が近づく。
「ひろ・・、ん」
上と下の唇を順番に挟み、ムニムニ。舌で舐められてホワンとした気分になる。
「・・今日はここまでにしてやる」
崇のエロな顔も見たし俺も欲しくなったから。とワイルドな笑みを浮かべるひろさん。
なんか、悔しい。

「・・っぁ、んう」
「イイ? 」
「んっ、い・・、ィイ、ッ」
今日一番のエロい声を上げ、背中を反らす。
三本の指を呑み込んだひろさんのソコは、出し入れするたびクチュ、グヂュ、と音を立てる。
「も・・、っう、やだ。崇の、・・して」
いつもなら焦らすんだけど、俺だって待てない。
「うん。挿れるよ? 」
両足を肩に担ぐようにして、ずーっとお預け状態だったモノを綻んだ場所へ押し当てた。
ずぐ、ぐぬり。って音がしそうな入り方。
「ぁ。来る・・」
張り出た部分が通る時、ひろさんの体は緊張して、それを和らげる息が忙しなくなる。
は、は・・っ、はぁっ、と聞こえるのに合わせ、ぐっと腰を入れる。
「・・、んくぅ」
あとは一気に奥まで。肌が密着して、動けなくなるまで埋めた。

ここまで長かった・・。
でも、ひろさん。たくさん喜ばせてあげる。だから、いっぱい イイ って言って。



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ

『プリズム』

『プリズム』33*夜から朝までー86


ひとまず終了・・、となります。R-18、にいったかな? なのですが、R-18に。年齢に達しない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫な方、スクロールしてどうぞ。
























いつもより熱いひろさんの内側を擦りながらストロークする。強く、弱く。ゆっくり、早く。わざと途中で止めて、
「っ、崇・・ッ。動け」
「こっち? 」
「っあ、んっ。そ・こも、っ、・・奥も・だ、ッ」
「じゃあ、言って? 」
しこりにカリを押し付けながら強請った。
「あぁぅっ。・・し、つこ・・んはっ」
「気持ち、イイでしょ? 俺も・・っ、すっご、テンション・あがって」
「やっ、あ、揺らす・・っく」
また奥まで挿して、引いて。さっきより粘りが増した水音がして、ひろさんの顔が赤くなる。
「あ。そ・・っれ、んぅぅっ」
「・・っくふ、ぅっ。ひろ・さんっ。締めな」
「知るか・・、っん、ぁ、・・い」
フェロモンまみれの声が一段上がる。腰を回しながら奥歯を噛んで、爆発しそうなのを耐えてると、
「ぁ、イイ・・ッ。もっ、う、た、っかし」
言ってくれた。
「もう、ちょっと? 」
「ん・・、んっ。ひぁっ。そんなっ、・・い、っん」
「も一回・・っ、言って、っ」
「ぁ・・っ、イ・ィっ。だ、めも・・っ。く」
「ん。俺、も。行く、よ? 」
汗で逃げそうなひろさんの腰を引き寄せ、速度をあげた。骨が当たるような感触と、吸い付いてくる内側に、また一段のぼる。
「ぃ・・、いク、っ。いィ、も、、たか・し・・っ! 」
「いいよ、っ、俺も・・―― っつッ! 」
ひろさんが、腹に挟まれた雄から白濁を迸らせ、俺も密着してきた内側の奥に熱塊を撒き散らし、息を詰めて達した。




にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ


プロフィール

ますみ

Author:ますみ
FC2ブログへようこそ!
BLと、雑談をしています。週末オープン。

最新トラックバック
フリーエリア
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
ようこそいらっしゃいました!
よろしければポチっとしてください(ペコ)。

Page Top