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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*誘いの手ー19

「落ち着いた? 」
「・・・うん」
落ち着いたけど、凹む。和叔父さんの顔が見れないで、俯いたまま返事する。
「はい、酔い覚ましの水」
あ、と顔を上げたらバッチリ目が合って途端に顔が赤くなった。
「いらないっ」
がばっと両手で顔を隠す。
「智」
「もう寝るっ。放っておいてっ」
和叔父さんに呆れられたかもしてない。キスされて気持ちよくなっちゃって、ムスコまで暴走させて、服とか汚して・・。
「さとる」
髪に手が置かれ、肩、背中と何度も撫でられる。

気持ちが、落ち着いていく。

「智。こっちを向いて? 」
「・・和叔父さん、怒ってない? 」
「何・・、ああ、さっきのこと? 全然。智の方こそ、嫌じゃなかった? 」
「気持ち、良かった。
ねえ、俺、変じゃない? 」
「ちっとも。
僕も昔、したことあったんだよ」
「嘘っ?! 」
驚いてまた顔が上がる。
「おやおや。僕だって思春期の頃は好奇心旺盛だったんだ。アブナイ・・、エロ本とかも読んだりしたんだけど」
笑ながら言う和叔父さん。
「信じられない」
「拓也はよく知ってる。でも、聞きに行かないでくれると嬉しいな」
はい、お水、とグラスを差し出す。

冷たくて美味しい。レモンみたいな匂いがした。



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『プリズム』

『プリズム』34*風が吹くー88


ひろさんのことが気になって、自分の色々を後回しにしてた。

「あれ? 」
妙なのに気づいたのは、シャワーを浴びてる時。
隅っこに、砂粒? ぽいのが

・・・、まさか

「カビ生えてんじゃんー! 」
黒い点々を見つけてしまい、それからは自分より風呂場の掃除。結局一時間かけてバスタブも壁も鏡まで! 磨いてしまった。

ひろさんを呼ぶ前に見つけて良かった。


「っくしぃっ」
「どうしたんです、新井さん? 風邪? 」
俺のくしゃみを、丸山くんが珍しい物でもみるように聞く。
「ん~、引いたかな」
「早めに治した方が良いですよ。夏の風邪は長引くと厄介です」
「うん、ドリンクでも飲んでどく。で、今日は」
「はい、これなんです」
見せてくれたのは、
「紙・・、だよね、 これ」
手渡されたのは、細い針金が透けて見える‘紙’だ。
「‘ねり紙’って言うんです。この間ペーパーショウに行ってきて見つけたんですよ」
「面白いね」
「ほかにも色々あって、今度仕入れようと思ってるんです」
パソコンで見せてもらうと、
「紙なのに、ハンガーまで作ってるんだ」
「和紙ってすごいですよね」
しばらく二人で盛り上がってた。



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『プリズム』

『プリズム』34*風が吹くー89

「そう言えば、高輪くん、どうしたの? 仕入れ? 」
聞いたら、丸山くん、大きなため息。
「居ません。・・・新井さんのせいです」
「ええ? 俺? 」
なんで?
「最近は連絡もしてないけど」
「だからですよ」
余計分からない。そんな顔してたのか、丸山くん、教えてくれた。
「・・織部さんたち、です」
「ああ! 綾乃さんと穂乃花さん。ここにもよく来るらしいね」
「はい。よく来て、新井さんの話して、時々買い物して帰ります」
普通だと思うけど。
「高輪、咲也くんと仲良くなりたいらしい、って言うか」
「いいんじゃない? 咲也くんも」
もう一度ため息ついて、
「高輪、嫌われてる・・みたいなんです」
「なんで? 」
「・・前の旦那さんに似てるんだそうです。咲也くんから見て」
う~~ん。
「無理にしなくても、そのうち慣れるんじゃないの? 」
「どれ位かかるか分からないじゃないですか。高輪、案外せっかちなんですよ」
「・・なんとなくわかる」
「で、結婚する前に仲良くなっておきたい、んだそうです」
「結婚? 」
高輪くんが・・、誰と? 
首をひねっていると、ドアチャイムの音。
「こんにちは」
「いらっしゃ・・穂乃花さん」
サッと相手しにいく丸山くん。反応、早すぎないか?


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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がって

「今日はなんですか? 」
嬉しそうに話しかけてる。穂乃花さんもニコニコしてるし。いつの間に仲良くなったんだ?
「うん、咲也の・・あれ? 新井さん? 」
「あ、久しぶりです、穂乃花さん」
「お久しぶりです」
返ってきた言葉に棘があるような気がしたんだけど。
そして穂乃花さん俺を睨むように見て、丸山くんをぐいぐい引っ張って外に出る。
(どうしたんだ? )
気になって見てたら、丸山くんが宥めてるようだけど俺を指さしながら怒ってるみたい。
で、丸山くんを振り切るように俺の所へ来て、
「新井さん、姉さんのこと放ったらかしにして、よくここに来れますね! 」

いきなり言われて、ただビックリするしかできない。

「え? 姉さん、って、綾乃さんのこと? 放ったらかしって? 」
「しらばっくれるつもりですか? 」
「穂乃花さん。新井さんは・・」
「丸山さん、黙っててください。今は私が新井さんと話してるんですから」
「・・はい」

おーい、丸玉くん? そこは引き下がるとこじゃないだろ?

「新井さん」
「はいっ」
「姉さんのこと、どう思ってます? 」
「どう、って」
「姉さんが子持ちだからヘラヘラしてるんですか? 」
「それは違うよ。でも、」
「姉さんは新井さんのこと好きみたいです」

それは、困る

俺の表情を読み取ったのか、バン! と両手でテーブルを叩き、
「はっきりしてくれないと高輪さんも丸山さんも、私だって困るんですよ! 」

か・・顔が近いよ、穂乃花さん。。 あれ、でもさ

「穂乃花さんまで困るの? 」
真顔で聞いたら、穂乃花さんが真っ赤になった。


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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー2

「そ、それは・・どうでもいいでしょっ。今は姉さんの」
「穂乃花さん。新井さんにちゃんと話した方がいいんじゃないか? 」
「直斗さん。でも」
狼狽(うろた)えた穂乃花さんに丸山くんがアドバイス。助かった、と思ったけど、
「穂乃花さん・・。直斗さん、って、丸山くんの下の名前、だよね? 」
「あ・・」
やっちまった~顔の丸山くんと口に両手を当てる穂乃花さん。

「えーと、つまり二人は付き合ってるの? 」
「そうです」
おお、即答。
「いつから? って聞いてもいい? 」
「穂乃花さんたちが上司の方に贈る・・」
「姉さんが」
穂乃花さんの突っ込みに、
「そうだった。お姉さんの上司に贈るプレゼント探しに来てくれた・・、違う。
去年のクリスマスの時、高輪がお姉さんを助けて、それから」
「それから二人が付き合い出して、私が世話焼いてると」
「高輪とお姉さんの問題だから、と俺が穂乃花さんを」
「そ。私に ’ご忠告‘ してくれたのよね、直斗さんわ」

それで。
納得できたけど、丸山くんたちって、
「漫才みたい」
笑いをこらえる顔が微妙に引きつってる。
「何それ」
穂乃花さんも笑いだした。
「・・思い出した。高輪くん、綾乃さんの恋人役してるんだっけ」
「それが本気になったの」
「あ~~」
「でも、『俺のせい』って? 」
「それは」

チリリン。
「いらっしゃいませ」
丸山くんが接客しに行く。



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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その240

昨日の、携帯端末が繋がらなくなった! の騒ぎにはビックリしましたね。
インタビューなどを見ていて、本当に端末機器が生活の一部、自分の一部になっているんだなあ、と思いました。

私は、使いこなせていないのと該当機種ではなかったこと。地方に住んで車をよく使っているせいもあってか、それほど苦労はしませんでした。 ですが、通勤や買い物、電子マネーなども使ってる方たちは大変だったでしょうね。
印象的だったのは、
おまわりさんに一生懸命に目的地を聞いている人。待ち合わせ場所でようやく会えて喜ぶ人。公衆電話の長い列。
つい、「昭和の私たちも頃は~~~ 」って画面のこちら側で言ってしまってました。(苦笑

以前は普通だったのに、今では珍しくなってる。
このビックリ箱にも書いたと思うのですが、電話のダイアル式が分からない(回さず、数字を押す)、公衆電話の使い方が分からない人たちを見ると、年代差を両肩に重みとして感じます。

でも、いい機会だと思って経験してみて。
と、これも画面のこちら側から、応援。

でも、私も端末の中にしか入れてない情報があるから、この際だし、手帳に書き出すとかデータの移し替えとかしておこう。
・・・これも断捨離 ?


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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*誘いの手ー20

夏休みに入って、俺は佐田さんの会社に行くようになった。

内海には、
「なんだよ。俺、おまえと二人分でバイトの申し込みしてたのに」
なんてぼやかれたけど。一応聞いたら、眼鏡をかけてウエイターっぽいことをするバイトらしい。
「たまに写真撮られるから、眼鏡は必須なんだ。ああ、目が悪くない奴は伊達メガネだ
から」
「勘弁。優菜ちゃんに疑われたくない。おまえこそ葵さんに文句言われないのか? 」
「言わせない。それに、バイトの内容言わなきゃいいだけさ。
ってか、おまえのバイトの方が疑われるぜ? 」
「なんで? 」
「~~・・・。分かって無いならいい」
「意味わかんないよ。あ、おまえもやりたかった? 」
深―いため息をついて、
「全然いらないし。・・あ。おまえの叔父さんの番号教えてくれ」
「へ? 」
「だから、おまえの大好きな和叔父さん。そのバイト、知らないんだろ? 親友の俺が教えてやる」
「もう知ってるよ」
「はん? 」
「面接の仕方とか色々教えてもらったんだ」
おかげで受かった。と言えば、
「おまえの叔父さんもお人よしだな」
皮肉っぽい笑いを作る。
「ともかく。連絡したいことができるかもしれないし、教えろ」
「えー。じゃ、まず、和叔父さんに聞いてからね」
「はいはい」

::和叔父さん。内海が叔父さんの携番とか知りたいんだって
::内海くんが?
::嫌なら言って
::大丈夫。嫌じゃないから教えてあげて



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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー3

その夜。

「いらっしゃいませー。禁煙席デスカ? 」
「あ、いえ、待ち合わせなんですけど」
「新井さん、こっち」
呼ばれて、席に着く。
「すみません、こんな時間に」
「いえ、俺もこれくらいが都合が良かったんで」
「あら、私の都合は無視? 」
俺と丸山くんの謝り合いに、穂乃花さんが絡む。
「そ・そうじゃないです。」
「穂乃花さん、もう酔っぱらったんですか? 」
見れば、空のビールジョッキが3個並んでる。丸山くんはそう強くない・・はず。
「酔ってないわよ。それより姉さん」
「うん。ちゃんと聞きたい」
酔っ払いに逆らうのは危険だ。しかも今回は穂乃花さん。どう転ぶかわからないから、お店での話の続きに素直に同意した。

「・・・でね、高輪さん、『お姉さん、もう結婚しないつもりかな? 』 なんて私に聞くのよ? 
見てるこっちからすれば、二人ともお互いに気があるのにいつまでグズグズしてるの? だったのに。
だから、『さっさとプロポーズしないと、姉さん、お見合いさせられるわよ』って焚きつけたら・・、聞いてる? 新井さんっ」
「はい、聞いてます」
ちょっと手羽先を齧ったら穂乃花さんに怒られた。 でも、腹減ってるんだよな。
「穂乃花さん、目の前に食べ物があるのに、無茶言わないで。俺も新井さんもちゃんと聞いてる」
「ここの手羽先が美味しいのは、私も知ってるわよ。でも、もう無いじゃない」
すいませーん、手羽先、お替り~。 と注文し、
「そしたら高輪さん、本気で焦ったわ」
くすくす笑う。
「『お見合いさせられる』? 綾乃さんが? 」
「そ。姉さんと私もね」
「「ええっ?」」
俺と丸山くんの声が揃った。



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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー4


「穂乃花さんっ、それ、ほんとですか? 」
俺より先に丸山くんが聞く。
「ホントー。だって私聞いたもん」
「誰に、何を? 」
「んーと、お父さんたち」
「穂乃花さん、」
丸山くんがさらに聞こうとしたのに被せるように、俺が、
「もしかして、俺の父さんと織部さん? 」
「そう! 新井さんと、仲のいい・・苑田さん。で、私たちも二人だから~~」
「・・まさか、Wお見合い?! 」
「当たり。・・・っく」
ビンゴ、と指さされて頭を抱える。
「父さん、何考えてんだよ・・」
俺にはちゃんといるのに。

「ま。結果として咲也が新井さんに懐いたから喜んだみたい」
「じゃあ、穂乃花さんは苑田さんと、ってことですか? 」
丸玉くんの眉が下がる。
あー、勝てないかも、って思ったのかな?
「大丈夫だよ丸玉くん。俺たちは相手がいるから」
「は? 」
「父さんが先走ってるだけで・・」
「ちょっと待って」
穂乃花さんの割り込みに、俺たちは固マル。

目が据わってませんか? 穂乃花さん。


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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー5

「つまり新井さんはぁ、付き合ってる人がいる」
体ごと俺の方を向いて、指さす。
「そうです」
「なのにうちに来てBBQした」
「・・まあ」
「私たちを天秤にかけた? 」
「違います」
「じゃあ、乗り換える気だった? 」
「いいえ。俺は、・・俺とひ・・苑田さんは、珍しい肉が食えるBBQ‘だけ’が目的でした」
「本当に~? 」
「はい」
横にひろさんがいるのに、よそ見なんてする訳がない。
穂乃花さん、じーっと俺の顔を見てから、ビールジョッキに手を伸ばす。
「あ、それ、俺の」
まだ飲んでないやつーっ。
ごくごく、と一気に半分くらい空けて、
「よしっ。信用するっ」

それはありがたいんだけど。大丈夫かな? 穂乃花さん。

「穂乃花さん、飲み過ぎです」
丸山くんが立ち上がり、そうっとジョッキを取ろうとした。
「それより直斗さんっ。あなたはどうなのっ」
うわ、今度は丸玉くんに。
「好きですよ」
キッ、と立ち上がって、丸玉くんに噛みついた穂乃花さんに真顔で答えてる。
「知ってるわよ・・っ」
あ、赤くなった。
「結婚したいくらい大好きです」

ポカンとなる穂乃花さんと、俺。
ひょっとして、今、プロポーズした? 丸玉くん。

「だから、もう止めましょう。酔っぱらいます」
「ちょっ、駄目」
「これは新井さんのじゃないですか」
「直斗さん」
「ほら、手を放して」
「待ってよ。分かった、手を放すからっ。
・・今なんて言った、の? 」


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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー6

最期のほうの声が、頼りなさそうに弱くなって聞こえる。顔を見れば、酔いが醒めたみたいな。
「好きです。 って」
「違う。そのあと」
「『結婚したいくらい 好きです』」

うわー、丸山くん!
顔が赤いけど真面目に繰り返した。
か・かっこいいけど、聞かされる俺が恥ずかしい。。

「それ・・プロポーズ? 」
「違います」

へ?

「・・私のこと、からかってる?! 」
「いいえ。まだ穂乃花さんのご両親に挨拶してないから」
目が三角になってた穂乃花さん、丸山くんの返事を聞いて、一瞬何を聞いたのかわからない顔して・・、理解したらドスンと椅子に座ってしまった。

うん、俺も脱力。
丸山くん、天然だ。

「穂乃花さん? 大丈夫? やっぱりお水貰おうか」
「いらない。
気が抜けちゃった・・」
テーブルに顔を押し付けた穂乃花さんだったけど、
「ねぇ、聞いてもいい? 」
「何ですか? 」
「私と、結婚したい? 」
「もちろんです」
「なぜ? 」
「穂乃花さんが好きだから」

「あ~、俺、ちょっとトイレ」
聞いてられなくて席を立った。



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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー7

丸山くん、真剣に穂乃花さんが好きなんだなあ。
どこでも、誰に対しても堂々と言えるのはちょっと羨ましい。

けど、あの流れで綾乃さんと高輪くんの話に戻るのは難しそうだ。どうしようか。

トイレの鏡に映った自分と相談して、
::丸山くん。綾乃さんたちの話は今度にしよう。悪いけど、先に帰る。今は穂乃花さんとよく話し合って。
次は俺が奢るから。
とメールして、店を出た。
どうか穂乃花さんが丸山くんに八つ当たりしませんように。


二日ほどして、再び三者会談。
「ここ、入ってみたかったの」
店内を見回し、機嫌よさそうな穂乃花さん。対して俺たちはとっても居心地悪い。
「丸山くんがいてくれてよかった。一人じゃ居られないよ」
「俺だって。こんなピンクピンクした所、無理です」
ぼそぼそ喋ってると、
「直斗さん、ピンクじゃないわよ」
「いえ、イメージが」
ああ、それよくわかる。
女の子がいっぱいでお菓子の匂いがしてるから。
「でも、甘くないパンケーキもあるから平気でしょ」
「そ・うですね」

メニューを見ながら、サラダも付いた定食っぽいパンケーキを頼む。
穂乃花さんはもちろんスペシャルなパンケーキセット。
ともかく食べてから話し合いだ。



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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その241

昨日は済みませんでした。 🙇

人災も、忘れた頃にやってくる~~。
・・という訳ではありませんが、昨日は完全に ’金曜日’ だということが頭から抜け落ちていました (苦笑
自分、大丈夫か?

以前書いたかもしれませんけど、私は曜日ごとに違う色の服を着るようにしてます。
学生のように時間割がある訳でもないので、例えば、ゴミ出しの日は〇曜日。と覚えるのです。 が。。
時々あるのですよ。 洗濯したけど乾いてない! 今日は出かけるのでお出かけ用の服。 とか。
うっかりそのままにしてると曜日まで ?? に。 ヤレヤレです。


さて、年末ですね。
大掃除の目標を立てている方も多いでしょう。 私もその一人です。
ただ、「大掃除完了! バンザーイ! 」 のゴールを阻む強敵が、こ・れ。  「あっ、これ懐かしい~~」 。
要る・要らないを振り分けるため、物置や洋服ダンスを開けるたび出てくる物品の数々。

思い出と、過去。 特に服は、私ってこんなに細い時期があったんだ・・...( = =) トオイメ目 と。

現実に戻るのは結構大変。加えて日が短くなってて。寒いとやる気もしおれがち。
まあ、最終的には大晦日も元日も昨日や今日と変わらない日。 って思ってしまえばそれまで。  でも。
頑張って、少しは綺麗にしていい気分で年越ししたいなあ。


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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛」誘いの手ー21

「え? 」
「どーした? 智」
背中を向けてLINEしてたんだけど、返事に驚いて出した声に内海が反応する。
「ん~・・。いいよ、って。
まず俺から和叔父さんにおまえの番号送るから」
「それより、俺とおまえのラインでグループ作って、招待すればいいだろ」
「あ、そっか」

内海の方が詳しいから全部任せて、
「んじゃ、やってみっか」
「りょーかい」
::和叔父さん、来られた? 
::これでいい? 
::ようこそ。和弘さん
内海からは手を振って挨拶してる動物のスタンプも付いていた。
「これでいつでも連絡できるな」
「うん」

そのあと、内海とアロマを探しに行く。
「でもさ、調べて見たらタマネギが効果あるみたいだぜ」
「タマネギ? 」
「そ。プラモしてる人とかもやってるらしい」
「ふ~~ん。今度、佐田の社長さんに提案してみる。サンキュ」



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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー8

「咲也くんが問題だ、って言ってましたよね」
俺の問いかけに、
「そう。新井さんと苑田さんの時もそうだったけど、咲也、明るい雰囲気の人の方が好きなの。だから高輪さんにも最初警戒して」
「そうだね。あいつちょっと暗いし」
「落ち着いてる、って言った方が良いわよ。直斗さん」
「すいません」
よろしい、と頷き紅茶を飲む穂乃花さん。
「高輪さん、辛抱強く咲也の相手してくれてようやく慣れてきたんだけど、ハードルができちゃったの」
「ハードル? 」
「高いたかーい、よ」
と思わせぶりに俺を見る。

え? 

「・・まさか、肩車? 」
「あいつも頑張ってるんですけど、新井さんほど体力無いから長い間出来ないんです」
「子供って容赦ないから、『たかおにちゃは、もっとしてくれた』 って言われて、高輪さん、落ち込んでるの」
二人で、はあ~っ、とため息。

なんでそんなに揃うんだ。

「高輪さんには高輪さんの得意分野があるんだし、そこで勝負すればいいのに、無理して」
「・・現状は分かったけど、それは高輪くんが体力つければ解決するんじゃない? 」
「俺もそう言ったんですけど。あいつ、負けず嫌いで」
会社に居た時を思い出してしまって。 どこか辛そうに呟く。

ああ、そうだ。
あの時は苑田さんが間に立ってくれた。・・・俺にも何かできることがあるだろうか?

「それで、俺が何かできる事、ある? 」
「あります」
穂乃花さん、もうプランを持ってそう。
「新井さんじゃなきゃできないことが」
そう言われたら、やるしかない。



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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー9

日曜、また織部さんの家に招待された。 というか、してもらった。

「あー、たかおにちゃっ! 」
「っと。やあ、咲也くん。こんにちは」
咲也くんが、部屋に上がった俺の声に気付いて飛びついてくる。
「いらっしゃい。ようこそ」
と笑いながらのお母さん。
「すみません、何度も」
「いえ、こちらも冷凍庫が空くのは助かります」

今日は、穂乃花さんの提案で俺と高輪くん、丸山くんの三人でハンバーグを作る手伝いに参加することになっていた。

「咲也くん、こんにちは」
「咲也くん、久しぶり」
俺の後ろから高輪くん、丸山くんが入ってくるのを、驚いたように見てる。そして俺のデニムをぎゅっと握った。
「どうしたんだい? 」
「た、た」
俺たちの組み合わせに驚いたのだろう、目が真ん丸だ。
「ああ、高輪くんも丸山くんも俺の友達なんだ」
「ホント? 」
「本当さ。仲良いんだよ。ほら」
と高輪くんの肩を引き寄せる。
「な? 」
「う・・うん」
「咲也、高輪さんたちが中へはいれないわよ。こっちへ来なさい」
綾乃さんが呼んで、咲也くん、パッと行ってしまった。

でもまあ、上手くいった、かな?



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遅くなってしまってすみませんっ!

『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー10

「こんなに作るんですか? 」
「多すぎませんか? 」
「・・野菜、多い」
台所に案内されて見た途端、全員の足が止まった。
テーブルには、ハンバーグの材料。そして俺たちの担当は・・。

「助かるわ~。玉葱、いつも大変だったの」
はい、エプロン。と差し出す穂乃花さんの顔がニヤついてる。そりゃそうだろう。ピンクとか、フリフリが付いてるんだ。
「もうちょっと、・・シンプルなのが無かったですか? 」
「無いわ。ウチ、女ばっかりだから」
「諦めたほうが良いですよ、新井さん。シンプルなのはお父さんのしかないです」
言いながら、高輪くん、さっさと地味めなのを身に着ける。
「あっ、高輪ずるいぞ」
「早い者勝ち」
「わ、俺も」

織部さんの家のハンバーグは、玉葱・人参・豆腐が入る。一番大変なのは玉葱のすりおろし。
で、俺たちにその大仕事が当てられた。
しかも、庭。
「くっそー、ここで一生分泣いてしまいそうだ」
「そこまではいかないけど、三年分くらいは」
「あーーっ、もう駄目だっ。すいません、ちょっと、鼻かんできますっ」
丸山くんが戦線離脱。
「あと、何個残ってます? 新井さん」
涙目の高輪くんは、いつもより三枚目。
「えーっと、一、二・・、七個」
「・・頑張りましょう」
「丸山くーん。戻ってこーい」

三人でワイワイやりながら、なんとか全部やり遂げ、
「穂乃花さん、終わったよ」
「はーい、ありがとう。中へどうぞ」
「たかおにちゃ、泣いた? 」
穂乃花さんの横から咲也くん。俺たちを見上げて、
「たなかわさ、も、まっか」
「はは、そうだね」
「て、あらって。かおさわったら いたくなるよ」
「そうだね。ありがとう咲也くん」
高輪さん、嬉しそうだ。



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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー11

すりおろした野菜にさっと火を通し、水気を切った豆腐、挽き肉と混ぜる。生パン粉や卵をつなぎにしてまとめ、三等分。
今食べる分と、冷凍する分、同じく冷凍の、スパイスたっぷりの分が、山のように出来上がっってく。

「ウチとは違うやり方だ」
高輪くんがチーズ入りハンバーグを作りながら言う。それに綾乃さんが、
「そうなの? 」
「ええ。玉葱のみじん切りと合わせるだけです」
「卵やパン粉は? 」
「入れた・・と思うけど」
ああ、いい雰囲気だなあ。と見てたのに、
「俺ん家はおふくろがチャレンジャーで、たまにスゴイの出た」
丸山くん、空気読めずに割り込む。これには穂乃花さんが、
「へえ、どんな? 」
「油揚げに入ったのとか、トマト入りとか」
「面白そうね」

丸山くん、完全に穂乃花さんの手の内で転がされてる。

「ぼくもやるー」
一応大人しく見てた咲也くん、とうとうやりたくなったみたい。綾乃さんのエプロンを引っ張って言い出した。
「チーズいれたい」
「いいわよ。公哉さん、一緒にしてもらっていいかしら? 」
「もちろん。あ、椅子がいるね」
普通に・・、当然のように高輪くんが支度する。椅子を自分と綾乃さんの間に置き、
「咲也くん、ここでしようか」
と誘った。
が。

「・・たかおにちゃ、としたい」
和やかだった空気が止まる。

「さ・咲也くん、高輪くんがチーズ入り作ってるから、教わって」
「たかおにちゃは? しないの? 」
「うん。高輪くんのほうが上手だし、一緒に作って・・、出来たのを、もらうから。ねっ」
言い訳めいた言葉で俺なりに説得してみた結果、俺と高輪くんを見た咲也くん、
「・・・わかった」
と返事してくれた。
助かったーーっ。



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雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その242

今年は、7月あたりから、 平成最後の という枕詞が多くなりました。
年中行事は何も変わらないのに、この枕詞が付くと妙に名残惜しい感じになります。


そういえば、現在世界で広く使われているのはキリスト生誕年を紀元とする「西暦」ですよね。
これ、昭和や平成のような「元号」ではなく、「紀年法」 というものだそうです。
いわゆる「元号」は中国発祥の文化。
中国文化の影響を受けた朝鮮半島やベトナムでも過去には元号が使われていたそう。
ですが・・、本家中国でも元号は廃止され、現在、元号を公式に使っているのは日本だけ。 不思議ですね。

イスラム教圏では、預言者ムハンマドが迫害を逃れてヤスレブに移住(聖遷)した年を紀元とする ヒジュラ暦 が使用されているとか。
ほかにも世界各国にいろいろな紀元があるのですって。

たとえば、こんな感じ。
平成23年 (昭和86年、大正100年、明治144年)
皇紀2671年 (神武天皇即位紀元)・・・・・・・・・・・明治時代から昭和の戦前まで使用していた神武天皇即位年を紀元とする「皇紀(神武紀元)」。今でも使っていたら、の話。

西暦2011年 (キリスト生誕紀元)
創世紀元5772年 (ユダヤ紀元)
ヒジュラ紀元1433年 (ムハンマド聖遷紀元)
主体紀元100年 (金日成生誕紀元)
民国紀元100年 (中華民国樹立紀元)・・・・・・・主に台湾で

潮の干満差の激しいところでは、太陰暦(月の状態で作る暦)も大事。 だから中国は旧暦でお祝い事をしたりするんだなあ。
ペルシャ湾に面するメソポタミア文明でもやはり太陰太陽暦が採用されていたんだそうな。


時代が変わり、日本では呼び名が変わっても、年末のあわただしさは変わりません。  明日は晴れたら窓掃除、の予定です。


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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛」誘いの手ー22

バイト初日、会社が休みの土曜日だった。今度も社長さんが出迎えてくれて、なぜか社内案内してもらう。
早くバイトの内容を教えてもらいたかったけど熱心に話してくれるからついて歩いた。

「ここは塗料を置いてあるんだ」
少しひんやりしてる部屋には、あまり見たことない四角い金属の入れ物がたくさん並んでる。
「これ、塗料なんですか? 」
「そうだよ。一斗缶(いっとかん)と言うんだ」
「俺、初めて見ました。塗料って、丸い缶とかスプレーだと思ってたから」
「はは、そうだね。普通の人が使う量は少ないからね」
言われてそうか、と思う。ここは会社で、きっと使う量も俺の想像より遥かに多いんだろう。

「さて、これで案内は終わりだ。 どう思ったかい? 」
「どう、と言われ・ましても」
使い慣れない言葉遣いに噛みそうになる。
「初めて見せていただい、たので・・、あ、塗料の部屋が少しひんやりしてました。
あれは温度管理とか、して、なさってるんですか? 」
社長、嬉しそうに笑って、
「特にしてるわけではないが、あの部屋は北側なんだ。一番涼しいんだよ。
塗料は空気に反応して硬化・・、硬くなる。種類によっては表面に膜を張ったりもするんだ」
「そうなんですか。初めて知りました」
こんな風に知識が増えるのは楽しい、かもしれない。でも、
「あの。それで俺、じゃない、私の仕事は? 何をすればいいんでしょう」


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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー12

「もう少しでできますからね」
「咲也、お皿を並べるの、手伝って」
「はーい! 」

部屋の中から呼ばれ、咲也くん、元気に返事して走ってく。
「咲也くん、ちゃんと手を洗ってね」
「はぁい」
高輪くんの言葉にすなおに答える様子は、さっきまで一緒に遊んでいたのもあるだろう。
俺たちと追いかけっこをしたり転がったりしていたから、芝生が全身にくっついてる。
案の定、
「きゃあ、咲也っ。こっち来ちゃ駄目っ」
「お父さーん、咲也、着替えさせて」
など聞こえてきた。と同時に部屋の匂いも。
「あー、良い匂いだー」
「腹減ったなぁ」
久しぶりの運動に大汗をかき、へばっていた俺の腹の虫が鳴る。続いてぐぅ~っと鳴ったのは、
「あ・・」
と顔を赤くした高輪くんだ。タイミングよく、
「出来ましたよー。どうぞ」

「面白かったね」
口の周りにケチャップをつけながら咲也くんが話しかける相手は、高輪くん。
「たなかわさん、ぼくとゴロゴロしたんだよ」
「咲也くんは上手だったね」
「(たなかわさん、)ぼくよりへただったの」
ははは、と笑い声がおこる。これならそう心配することも無さそうだ。二人がもっと仲良くなってくれたら良い。
なんだか気分は親戚のおじさんだった。



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『プリズム』

『プリズム』35*角を曲がってー13

遅くなってすみません!! 認証の定期更新に引っ掛かってました。。(ノ_<)


「きょうはありがとう」
「いえ、こちらこそ。お土産までもらって」
そう。あのハンバーグは俺たちの分の合わせて作っていたんだ。帰りがけ、織部さんのお母さんに、
「これは皆さんの分よ。保冷剤入れてあるけど、早めに冷凍庫に入れてね」
と袋を三つ差し出される。

「いっしょにかえろっ」
「咲也、買えるんじゃなくて‘お見送り’でしょ? 」
玄関で待っていた咲也くんと綾乃さん。
最も、俺と丸山くんはオマケなんだろうけど。

「ねえ咲也。また公哉さんたちと遊びたい? 」
「うんっ。たかおにちゃとたなかわさんと、なおっちゃん! 」
「えー、俺、なおちゃん? 」
「あ。穂乃花が『直斗さん』って呼んでたからじゃない? 」
「・・そっかー」
やや眉が下がる丸山くん。高輪くんは別の意味でへこみ中。
「咲也くん、高輪くんのことは、『たなかわさん』なの? 名前で呼んであげないの? 」
俺が聞くと、
「おかーさんがよんでる」
やや棒読みの答え。あらら、もしかして妬きもちか?
「でも、俺と間違えやすいだろ? 高輪くんだって困るんじゃないか? 」
すると、
「こまる? たなかわさん」
立ち止まって見上げる。高輪くん、真剣な咲也くんにしゃがんで目を合わせ、
「咲也くんが難しかったら、いいんだよ。俺は、待つから」
自分にも言い聞かせるようにゆっくり言う。その想いは・・、伝わっただろうか。



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『プリズム』

『プリズム』35角を曲がってー14

俺が、穂乃花さんたちの問題(か?)にかまけてる間に、ひろさんのマンション立ち退きの期日が来ていた。
あれからひろさんは何も言ってくれないけど、無事に終わったんだろうか?
会社では当然聞けないから、ハンバーグにかこつけてLINEを入れた。

::苑田さん、一緒にハンバーグ食べませんか? 

返事が来たのは半日ほどしてから。
::どこで?
::俺の所で
::了解。明日の夜なら空いてる
::分かりました

やった! 下西さんの邪魔も入らないし、いろいろ話せる!
楽しみの前には仕事をしっかり終わらせないと、ひろさんにバレてしまうから、頑張ろっと。

部屋で待ってると、ドアの開く音。
「お帰り」
「ただいま」
いつもと変わらない風をしてたけど、
「腹減った。もう出来てるのか? 」
とキッチンに直行。
「ハンバーグはまだ。焼きたて食べて欲しいから」
「そんなに美味いのか? 」
興味深々で椅子に座った。

「どう? 」
「うん、旨い。織部さんの家のレシピ、教えて欲しいくらいだ」
「あ、それは聞いてくるの忘れた。今度連絡してみる」
「それで? 穂乃花さん、どうしたいんだって? 」
「綾乃さんと高輪くん、穂乃花さんと丸山くん、は俺から見てもお似合いだと思う。で、俺たちは本当にお見合いのこと知らなかったからそのまま知らない振りして、応援すればいいんじゃないか。って結論」
いいよね? 
「・・事後承諾だが、ま、いいだろう。俺は何かするのか? 」

雑談のビックリ箱

雑談のビックリ箱その243 とお知らせ

今年は、いつにもまして早く過ぎた1年だったように思います。

寒くて暑くて、雨に台風・地震など、自然の猛威が次から次へやって来たこと。
スポーツの世界などで、信じられないことが明るみになったこと。

異常気象が普通になってきてしまったような、不思議な、不安なこの頃。
天候が不安定になると、人の心も不安定になるのでしょうか。
それとも、多くの人が言うように、年齢を重ねるにつれ、時間の流れが速くなっていくようになるのでしょうか。

小さい頃は休みが来るのは楽しみだったのですがねぇ。。
今は休みが来るたび、予定を消化するのに忙しい日々。

新しい年がどこへ向かうのかは分かりませんが、時間は止まってくれませんものね。
いつか時間に追われる生活から、時間を使い倒せるようになりたいです。


そしてお知らせ。
年末年始、12月30日~1月6日まで お休みをいただきます。
皆さまもリアルで多忙なことと思います。 どうか体調を崩されませんようお気をつけてお過ごしくださいませ。
良いお年をお迎えください。


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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*誘いの手ー23

「まあ、そう慌てないで。
能見くんはこの仕事初めてで、シンナーの匂いとか嗅いだことも無いだろう?
娘からそう聞いてる。それに・・、失礼だが体力もあり余ってるようには見えない。急に体を使うと筋肉痛になるよ」
「・・はい」
後半は体を見て言われ恥ずかしくなる。でも、
「仕事は体力だけでやるものでは無いと思いますけど」
「ははっ、そうだな。申し訳ない」
言い返したら、なんて言うか・・、大人の余裕? で謝られた。

悔しいなあ。内海みたいに体、鍛えてみようか。

結局、品番と数が実物と合っているかチェックする作業をして、初日は終わる。
「今日は、ありがとうございました」
「こちらこそ。また来てくれるね? 」
「はい。明日もよろしくお願いします」
タイムカードを初めて押して、会社を出る。
角を曲がって会社が見えなくなってから、大きく伸びをした。

夜、内海から連絡が。
::今日どうだった? 
「うーん、まあまあかな。っと」
言いながらLINE。
::あとどれくらいあるんだっけ?
「ちょっと待ってよ? え、と、二週間だから、あと十三日」
日付だけ送ると、
::りょっ(了解)。終了日に打ち上げしようぜ
「えー? 気が早すぎ。いいけど」
じゃあ、その時はオゴれよ。と送り、踊るスタンプが返ってくる。
楽しみだな。
そうだ、和叔父さんにも報告しとこう。



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