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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*思い出して-59

「智?! まさかそんな事する気なのか! 」
和叔父さんはどう思う? って聞こうとしたら、、駄目だよそれはっ! と両肩を鷲掴みして俺を・・止めようとする。
「智が犠牲になるなんて、絶対駄目だ! それくらいなら僕が何でもしてあげるから! 」
「ま・・、待って、和叔父さんっ。落ち着いてっ。
俺が、する訳じゃないんだから。た・・例えばの話だよ・・っ」
掴まれた両肩が痛い。怖いくらい真剣な目が、俺の目を捕らえて離さない。
「・・・、違う、のか? 」
何度も繰り返し言って、ようやく顔が和らぐ。
「違う。だから和叔父さん、落ち着いて。ね? 」
痛いよ? と和叔父さんの腕に手を添える。
「・・・ごめん。 智の口から聞いたら、何も考えられなくなって。
智がそんな事、出来る訳無いのに」
赤くなって手を放し、もごもご話す・・んだけど、
「俺だって、仲間のために何かしたい、って思う事あるよ」
つい反発。そしたら、
「友達思いはいいことだけど、智が犠牲になって・・、だけはやめてくれ。
僕が知ったらその友達は排除するよ」
「和叔父さん? 」
「智を踏み台にするような人間は、必要ないから」

初めて見る、和叔父さんの冷たい顔。

「智」
「・・・な・なに? 」
「困ったことが起きたら、必ず言う、と約束してくれ」
「和叔父さん、に? 」
「兄さ・・、智のお父さんよりは、話しやすいだろう? 」

良かったー、ニコッと笑う顔は、いつもの和叔父さんだ。

「うん。父さん、面倒くさがって話を聞いてくれないもん」
「こら。智のこと、信用してくれてるんだよ。 じゃ、この話はお終い。デザートにしよう」




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コメント

No title

和叔父さん、智くんがしちゃう(と、思い込んでる)
先の先、ずーっと先までを想像しちゃった?
その友達、内海くんの顔を思い浮かべたやもしれぬ?
だから余計に『排除』とか?www

普段見ること無い
智くんには特に見せること無いだろう冷たい顔…
こ、怖いぞー
愛情が深い分、怖さも強い!!
智くんに和叔父さんへの自覚が芽生えてたなら
『愛されてる〜〜💖』と喜ぶやもしれぬが
今の段階ではここまで止まりだぁね。
和叔父さんも使った場所での出来事、
本当の事は口が裂けても言えましぇんしねf^_^;
食後のデザート、智くんワクワクするね!
和叔父さんは智くんをデザートにしたいだろうけど( ̄∇ ̄)腐

Re: No title

うさメリさま。 ようこそ。


> 和叔父さん、智くんがしちゃう(と、思い込んでる)
> 先の先、ずーっと先までを想像しちゃった?

「しましたよ、うさメリさんっ。智が・・、僕の智が、誰かに足を開くなんて想像したくも無かったですけど! 」
うわ、相当怒ってます、和弘さん。


> その友達、内海くんの顔を思い浮かべたやもしれぬ?

「内海くん? 彼にはまだ無理ですよ。フッ☻」
ハ・ハイ、仰ル通リデゴザイマス・・。 こそこそ
「え? 俺のこと候補にしてくれたんですか? うさメリさん! 嬉しいなー💛 学食で良かったら奢りますから」



> 愛情が深い分、怖さも強い!!

もちろんです! 和弘さんは狭く深く愛を注ぐ人なんですから。愛する人が傷つけられようものなら・・・、ゾッとします。。


> 和叔父さんも使った場所での出来事、
> 本当の事は口が裂けても言えましぇんしねf^_^;

「言いませんよ! ・・俺だって、和叔父さんの声で、オヒトリサマしたなんて・・・・」
「「え?! (by和弘・内海)」」
智くんっ! 二人が耳だんぼよーーー!! ストップストップ!


> 食後のデザート、智くんワクワクするね!
> 和叔父さんは智くんをデザートにしたいだろうけど( ̄∇ ̄)腐

「うふふ、そうなんです、うさメリさん。和叔父さんのデザート、レベル高いんですよ♪」
「智がデザート。。いつになるかな...( = =) トオイメ目」
頑張れー、お二人さん。



ありがとうございました。
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