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『プリズム』

『プリズム』32*指輪ー37


そのあとも、蝶の形をした花火や大きく広がる花のような花火、ひゅうう~~っ、と音を立てて飛んでいく花火など次々と上がる。最後には、‘ナイアガラ’ と呼ばれる花火まであって、周囲の人と同じように歓声を上げ、拍手し、盛り上がった。

「凄かったね、ひ、、苑田さん」
帰り道、興奮が治まらず話しかける。
「ああ、終わり近くの大きな・・、二尺玉、ってやつが、特に。花火が空から降ってくるなんて、初めて見た。
そうだ、成木くん、これ、ありがとう」
「あ。俺も。 助かったよ。ありがとう。あんなに降ってくるなんて思わなかった」
「いえ。風向きによって降る量が違いますから。今年は多い方でした」
そう、成木くんが言ってた通り、大きい花火が上がるたび、粉のような燃えカスが落ちてきた。
何も持ってない俺たちに、彼が手拭を貸してくれ、払いながら終わりまで見ていた。というわけ。
更に、
「母が用意してますから、家まで来てください」
「そこまでしてもらえないよ。服も汚れてるし」
「だから、用意してるんです。どうせ電車も終わってるし、ホテルも満杯。タクシーだって二時間くらい待ちます」

嘘。

「来る時の人や、会場を見て思わなかったんですか? 」
いや、すごい人だなとは思ってたけど。


花火大会の、イメージです。
2017花火  

2017花火

2017花火






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コメント

No title

花火が🎆空から降る
お腹にドーンと音が響き
大きく花開き、キラキラと輝き、儚く消えさって…
最後のナイアガラ迄、余韻が暫く続き
さぞかし圧巻だったでしょう(*⁰▿⁰*)

オバちゃんは横/浜で見た時アスファルト(道路上)に
体育座りでシリは痛かったけど目は潤みましたわ〜
灯篭を縦に繋げたような変わり種の花火が印象に残ってます。

煤で汚れる位置で苑田君と一緒に観れた
それだけでも良い経験したわね!
知り合いのおじさまも、又お客人連れてと言うくらい
成木君案外社交的?ww
そして花火大会からの〜流れは手慣れたもんみたい(^。^)

楽しみ成木君宅(*⁰▿⁰*)www
ところで…吉田さん…一緒じゃなかったのかな?

Re: No title

うさメリさま。 ようこそ。


> お腹にドーンと音が響き
>
> 最後のナイアガラ迄、余韻が暫く続き
> さぞかし圧巻だったでしょう(*⁰▿⁰*)

「そーなんです! も、音と花火がパッと開くのもほとんど同時だったり、衝撃波(?)も体に感じて、すごかったんです! 」
地元の花火大会を少々パクリました(笑)。 実際風向きによっては、花火に使われていた花火玉の皮とか、火の粉とか飛んできていましたので。 


> 灯篭を縦に繋げたような変わり種の花火が印象に残ってます。

私は、こちらへ来てからほとんど町の花火大会しか見てないのです。盆踊りなどもあって、いつも参加する側だったので。。
灯篭を縦に繋げたような 花火。  それはまだ見たことがありませんねー。


> 煤で汚れる位置で苑田君と一緒に観れた
> それだけでも良い経験したわね!

めったにできない経験ですもん。しかも隣には苑田(ひろさん)がいる! 花火の光で見る横顔をこっそり見てたでしょうね。 


> 楽しみ成木君宅(*⁰▿⁰*)www
> ところで…吉田さん…一緒じゃなかったのかな?

来てますよ。
「高齢者がどうとか言って、一人で出かけて行ったよ。ふん(と言いつつ嬉しい)」
あらあら。



ありがとうございました。
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