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『プリズム』

『プリズム』*エピソード・3

二杯目の紅茶を飲みながら写真に笑いかける。
静代。
あなたの考えてることを聞かされた時、私は泣いてしまった。
抱きしめてくれたわね。
その温もりに縋った私を、全部受け入れてくれた。


「私もあなたが好きよ。だから子供を作りましょう。その子たちが結婚したら、私たちは本当に一つになれる」
「本気で・・言ってるの? 」
「もちろんよ。
あなたは違うの? 和美」

まっすぐに見つめられて。

「いいえ、違わない。
私もあなたと、一つになりたい・・! 」



「・・・結局、私たちは、一つにはなれなかった。
でも、私たちが出来なかった恋愛を、パートナーとして暮らすことを、あなたの子供たちはしてるわ。
だからもう、自分を責めないで、静代」
そうっと写真の頬を撫でる。

隆裕くんは、純粋過ぎた。
範裕くんは・・、
「巡り合わせがよかったのよね」
いい顔で笑ってるわ。
きっと大丈夫。

「さて。もうそろそろ帰って来る時間。証拠隠滅しておこう」

和美さんのひとり言(?)、お終いです。。


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