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『耳から始まる恋愛』

『耳から始まる恋愛』*転がって、目が変わるー 20

「智が優菜ちゃんから離れたら、少なくとも優菜ちゃんは安全だ。今、一番危険なのは佐田さんだ、ってことは」
「分かってる。優菜ちゃんのおか・・、ご両親も気付かないんだ。佐田さんの、、変なとこ」
俺が大きく頷いたのに、
「だから『二人はもう関係ない』ようにして、佐田さんの注意を逸らすんだ。
もちろん優菜ちゃんが賛成してくれれば、だけどね」
「でも・・・」
頭を抱えてソファに沈み込んだ俺。
「智。
まさかこんなことがあるなんて僕も思ってなかった。けど、今は彼女のことを一番に考えてあげないと」

答えようがなくて黙ったままの俺の横に座って肩を抱き、そっと撫でてくれる。

少しして落ち着いてきた。
そうだ、今一番にしなきゃいけないのは、優菜ちゃんを守る事。
「・・・うん、分かった。優菜ちゃんと話してみる。
ただ、さ、今日じゃなくても・・いいよね? 」
情けないけど、声が震える。

まだこんなに好きなのに、別れなくちゃいけないなんて・・・・

「もちろんだよ。
それと、忘れないで。僕はいつも、いつまでも智の味方だから」
やさしい笑顔。
が、近付いてきて・・・
「!? 」
何が何だかわからないうちに、唇が、重なって、
「・・・っん」
舌が、入ってくる。頬の内側をなぞり、俺の舌を絡め取って強く吸い、また口の中を。
「ンぁ・・っ、ん、・・っぅ、ふ」
感じてしまって、声が漏れる。

なんで?
なんで俺、感じてるの?


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