『耳から始まる恋愛』
『耳から始まる恋愛』*不思議な二人ー8
R、に入ります。今日はまだABC・・のAくらい?ですが、年齢に達していない方、苦手な方はご遠慮ください。大丈夫!な方はスクロールして、どうぞ。
昌吾さんはクスッと笑って、
「わかったよ。そんなおまえを鑑賞しながら休もう。」
「し・・・」
ビールでもあるかな、と背中を向けると備え付けの冷蔵庫を開け、中身が空っぽだと分かると外へ出ていく。
俺は突然、取り残された。
一人になると、静かになる。それほどここは音の出るものがなく、聞こえてこない。体の自由を取り戻そうと身動きしたけれど、なかなかうまくいかず苛立ち、何故か泣きそうになった。
「・・・・・しょうごさん・・」
どこへも行かない、戻ってくる。と思っても、こみあげてくるものが。
「紫朗?」
ハッとして顔をあげる。ドアの開く音は聞こえなかった。
「どうした?」
帰ってきた、とじっと見上げていたら訝しげに名前を呼ばれる。
「・・・・、お帰り・なさい・・・」
咄嗟に出たひとこと。
「・・・・。泣いていたのか?」
「いいえ・・」
「おまえを置いて行くわけがないだろう?何にもないから仕入れてきただけだ。」
コンビニ袋のガサガサ言う音がする。
「・・はい」
「そんな顔を」
見おろしていた昌吾さんの指先が俺の顎を掬うように持ち上げ、顔が近付く。
舌が口の中を優しく強引に侵略していく、その感覚に声が。
「・・・しょうご・さ・・・・ん」
「めしよりおまえが先だな」
唾液で濡れた唇を親指でなぞられ、体の奥がカッとなった。
「立てるか?」
「大丈夫で・・・」
「おっと」
無理に広げられた脚が痺れてふらつく。ガタタッと椅子が音を立て、テーブルに体を預け
るような姿勢に。
「その格好もそそるな。」
「誰のせいだと、っ・・・は・んっ、」
昌吾さんとテーブルに挟まれ動けないのをいいことに、この人は俺の脇に手を入れテーブ
ルに乗せてしまう。
さらに、シャツを引き出し肌を晒した。まさか?
「こ・ここで・・は、ぅっ」
「テーブルの上だと食べ物になった気分か?」
口の端だけをあげて笑い、本当に歯を立ててくる。
「あ・・んぅ。・・・んぁっ、あぁっ」
じん、と痛みが走ったあとざらりとした感触。何か所も繰り返され、そこから疼きが全身
に広がって一点に集まっていく。
「だ・・・だめ、です・・」
自身の、硬くなっていく雄を感じる。だが、昌吾さんはまだ何も脱いでいない。
(汚してしまう、のに)
昌吾さんはクスッと笑って、
「わかったよ。そんなおまえを鑑賞しながら休もう。」
「し・・・」
ビールでもあるかな、と背中を向けると備え付けの冷蔵庫を開け、中身が空っぽだと分かると外へ出ていく。
俺は突然、取り残された。
一人になると、静かになる。それほどここは音の出るものがなく、聞こえてこない。体の自由を取り戻そうと身動きしたけれど、なかなかうまくいかず苛立ち、何故か泣きそうになった。
「・・・・・しょうごさん・・」
どこへも行かない、戻ってくる。と思っても、こみあげてくるものが。
「紫朗?」
ハッとして顔をあげる。ドアの開く音は聞こえなかった。
「どうした?」
帰ってきた、とじっと見上げていたら訝しげに名前を呼ばれる。
「・・・・、お帰り・なさい・・・」
咄嗟に出たひとこと。
「・・・・。泣いていたのか?」
「いいえ・・」
「おまえを置いて行くわけがないだろう?何にもないから仕入れてきただけだ。」
コンビニ袋のガサガサ言う音がする。
「・・はい」
「そんな顔を」
見おろしていた昌吾さんの指先が俺の顎を掬うように持ち上げ、顔が近付く。
舌が口の中を優しく強引に侵略していく、その感覚に声が。
「・・・しょうご・さ・・・・ん」
「めしよりおまえが先だな」
唾液で濡れた唇を親指でなぞられ、体の奥がカッとなった。
「立てるか?」
「大丈夫で・・・」
「おっと」
無理に広げられた脚が痺れてふらつく。ガタタッと椅子が音を立て、テーブルに体を預け
るような姿勢に。
「その格好もそそるな。」
「誰のせいだと、っ・・・は・んっ、」
昌吾さんとテーブルに挟まれ動けないのをいいことに、この人は俺の脇に手を入れテーブ
ルに乗せてしまう。
さらに、シャツを引き出し肌を晒した。まさか?
「こ・ここで・・は、ぅっ」
「テーブルの上だと食べ物になった気分か?」
口の端だけをあげて笑い、本当に歯を立ててくる。
「あ・・んぅ。・・・んぁっ、あぁっ」
じん、と痛みが走ったあとざらりとした感触。何か所も繰り返され、そこから疼きが全身
に広がって一点に集まっていく。
「だ・・・だめ、です・・」
自身の、硬くなっていく雄を感じる。だが、昌吾さんはまだ何も脱いでいない。
(汚してしまう、のに)
コメント
No title
『それではスペシャルディナーを食する事にしよう』
と、スプーンもフォークも箸もない、舌と指先で堪能♪
やった事無いけど、指で食事を摘まんで食べるって案外美味しいらしいし❤
このディナーは格別に美味しいでしょうねぇ ( ̄∇+ ̄)ジュル
こんな顔されたら昌吾さんの本能に拍車がかかってしまいますよねぇ
泣き顔に戸惑うも、その顔にも欲情してその顔見たさに
愛情表現がヘンタイ傾向になってくるのは今後も避けられないのかも 腐腐
覚悟しないとネ!紫朗くん!!
名前もわかったし、”ショウゴさん”がどんな感じの人かもわかったし
智君も何を置いても木曜日のオシゴトは外せなくなっちゃうんじゃないかしら?ww
毎週木曜日には、智君も(汚してしまう) ププッ
でも一人で汚すのは、ちょーっと空しいかもねぇ…
と、スプーンもフォークも箸もない、舌と指先で堪能♪
やった事無いけど、指で食事を摘まんで食べるって案外美味しいらしいし❤
このディナーは格別に美味しいでしょうねぇ ( ̄∇+ ̄)ジュル
こんな顔されたら昌吾さんの本能に拍車がかかってしまいますよねぇ
泣き顔に戸惑うも、その顔にも欲情してその顔見たさに
愛情表現がヘンタイ傾向になってくるのは今後も避けられないのかも 腐腐
覚悟しないとネ!紫朗くん!!
名前もわかったし、”ショウゴさん”がどんな感じの人かもわかったし
智君も何を置いても木曜日のオシゴトは外せなくなっちゃうんじゃないかしら?ww
毎週木曜日には、智君も(汚してしまう) ププッ
でも一人で汚すのは、ちょーっと空しいかもねぇ…
Re: No title
うさメリさま。 ようこそ。
>このディナーは格別に美味しいでしょうねぇ
それはもう、極上でしょう。なにしろ潤んだ目で見上げられ、「おかえりなさい」 ですもんね~。
>覚悟しないとネ!紫朗くん!!
「私・・、俺、は、それでも・・。昌吾さんがいい、なら。」
「紫朗・・(フッ)。そんな事を言うと夜が待てなくなるぞ。頬を染めて言うな。」
・・・昌吾さん?!
>智君も何を置いても木曜日のオシゴトは外せなくなっちゃうんじゃないかしら?ww
当分は通わなくてもいいかもしれませんよ? ってくらい強烈だったと思います。でも、通わずにいられないかと(苦笑)。
一人でスルのは淋しい・・・ね。早く見つけないと。智くん。
ありがとうございました。
>このディナーは格別に美味しいでしょうねぇ
それはもう、極上でしょう。なにしろ潤んだ目で見上げられ、「おかえりなさい」 ですもんね~。
>覚悟しないとネ!紫朗くん!!
「私・・、俺、は、それでも・・。昌吾さんがいい、なら。」
「紫朗・・(フッ)。そんな事を言うと夜が待てなくなるぞ。頬を染めて言うな。」
・・・昌吾さん?!
>智君も何を置いても木曜日のオシゴトは外せなくなっちゃうんじゃないかしら?ww
当分は通わなくてもいいかもしれませんよ? ってくらい強烈だったと思います。でも、通わずにいられないかと(苦笑)。
一人でスルのは淋しい・・・ね。早く見つけないと。智くん。
ありがとうございました。
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