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『プリズム』

『プリズム』26*G・Wの再会ー17

思ったより時間に余裕ができて、帰りにサル園にも寄り、もりだくさんな一日になった。

帰りの電車の中、デジカメの写真を見ながら
「楽しかったな、崇」
「うん。 ひろさんがそう思ってくれるなら俺も嬉しい。 また来よう」
「ああ」
初めての登山がいい思い出になってる。 よかった。


翌日は思った通り筋肉痛。その翌日は、雨。
ゴロゴロのんびりして、
「あ、そうだ、貰った写真」
思い出してスマホを取り出す。
「ひろさん、終わったら言って」
「うん・・・」
ノートPCで、一昨日の山登りの写真をアルバムにしてるひろさんに声をかけるけど、
生返事。

「・・・・・こんなに撮ったの? 」
画面いっぱいに写真が並んでるのを肩越しに覗きこめば、
「いいじゃないか。初めてだったんだから」
ぶっきらぼうにも聞こえる返事が返ってくる。
「違うよ。俺、山に登る時はそれだけだったから写真なんて撮ってなくてさ。
あ・・」
目で追ってて、木や風景の写真の中に俺の横顔を見つけた。ひろさん、知らないうちに撮ってたんだ。それと、俺が撮ったひろさんの写真も。
「・・いいな、こういうの。ひろさん、ありがと」
うれしくてぎゅっと抱きつく。

「まだ、タイトル決めてないんだ」
少し、赤くなった顔を画面に向けながら、指を止め呟くひろさん。
「高尾山、その1。 は? 」
「・・・・・」
黙ったまま、ひろさんの指がゆっくり動いて、

‘初めての高尾。 皐月(五月)’

とタイトルが打ち出される。
「あ、こっちの方が良い。」
「・・崇」
「なに? 」
「耳元で喋るな」

へ?




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 確かに。 「へ? 」 ですよね~~。
今まで普通に話してたのに(ププ)。

新井くん、どうするかな?

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コメント

No title

タイトル付けの情緒の差 性格が出ますねww

新井君どうするかな?ってますみ様♪
本人全くそんな気起こってない様子でしたけどね
苑田君にボソッと言われ
二日も経てば筋痛も和らぎ、
赤くなってる顔を見ればそりゃぁねぇ~ 
苑田君はまだ筋痛が残っているかもしれないと気遣う事無く(←あ、してた?)
筋痛に上乗せしてしてしまうんじゃないかと 腐腐腐

じゃ、とりあえず、久し振りにお向かいのマンション確保しておきますか!?
こういう日の為に、食べ物、見る物をいれて運ぶように
私はリュックを買ったのですよ! 両手使えて楽々♪ www

Re: No title

うさメリさま。ようこそ。


> タイトル付けの情緒の差 性格が出ますねww

新井くんにしてみれば記録。苑田にとっては思い出。 ってことになるんでしょう。
高尾山もそうですが、どんな季節でも見どころがあるので、増えていくでしょう、このアルバム。


> 本人全くそんな気起こってない様子でしたけどね
>
> 赤くなってる顔を見ればそりゃぁねぇ~ 

のんびりごろごろ。苑田と一緒なら、それで満足な新井くんだった・・ですが(笑)。
今回は苑田が知らずにスイッチ押しちゃいました。


> じゃ、とりあえず、久し振りにお向かいのマンション確保しておきますか!?
>
> 私はリュックを買ったのですよ! 両手使えて楽々♪ www

はい、確保してください(?!)。
ただ、長丁場になるので(今は昼間。本番は・・っと、内緒)、気を長くしてお待ちくださいね♡

リュック、便利です。 もしかしてうさメリさま、新井くんたちの横で探してました? (タイトル・それぞれ一歩ずつ、の後半、スポーツ店で3/2頃)



ありがとうございました。

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Re: タイトルなし

鍵コメさーさま。 ようこそ。


10数年前の山登り・・。私よりずっと最近ではないですか! 翌日筋肉痛になるほどの登山は、もう記憶もおぼろ・・。
しかし彼らには登らせる(笑)。

はい、筋肉に追い打ちしちゃいます~。大丈夫、20代と30代。 まだまだ若いっ。
きっかけを作ったのは苑田ですが、新井くんも発情の沸点が低い?
しっぺ返しをくわないように気をつけなさい、ってさ―さまからも注意してあげてください。  無理か・・・。



ありがとうございました。
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