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『プリズム』26*G・Wの再会ー19

声を上げようとしたのか口が開く。すかさず深く合わせ、ひろさんの口腔をかき混ぜ舌を絡め取って強く吸う。
顔を押さえてた手の親指で首筋を撫でると体の震えが伝わってきた。
十分に味わってから、チュッと音を立てて離し、溢れて筋を作った唾液を舐め取る。
「ねぇひろさん・・。 しよう? 」
気分満々の俺に口角を上げてニッと笑い、ひろさんの方から顔を寄せてきて・・、ガブッと。
「んっんっ、んん~~っ・・」
唇に噛みつかれた。
ギブアップ、と言いたいのに言わせてくれない。痛くて体も顔を動かせないし、涙まで出てきた。

「これに懲りたら邪魔するな。 返事は? 」
「・・・・はぃ」
気が済むまで噛まれた下唇はジンジンしてる。しょぼんとしながら返事すると、ひろさんちょっと嬉しそう。

「崇、これは? 」
「あっ、それ、鳴和先輩の写真、送ってもらったんだ。今作ってる高尾のアルバムの中に入れたいな ――って」
ひろさんの作業してるそばで膝を抱えて体育座りしながら、俺のスマホをかざして聞くひろさんに答える。
「開けるぞ? 」
「うん。俺もまだよく見てないから、見たい」

「・・弁当まで撮ったのか? 」
「へへー、だって、初めて二人で作ったご飯だもん」
ひろさんとの初登山、俺も楽しくて撮ったスマホの写真には、準備した時から帰ってくるまでが色々。
「俺と違う視点だから面白いな」
「ホント? 」
俺の方を見て、笑って頷くひろさん。ずりずり隣に寄って、
「一緒に見てもいい? 」
「見るだけ、だな? 」
「うんっ」
それなら良し、とばかりに、貼りつくように座っても怒られず、並んでパソコンを眺めた。







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 新井くん、怒られちゃった・・・(笑)。
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