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『プリズム』

「おまえは」
「一食浮く、って言ってたし。いいじゃん」
まさかあんな大きい会場だなんて思わず、鳴和家のBBQにおじゃまする、くらいの気分だった。
「ひろさん、あさって大丈夫だよね? 」
「まあな」
断れないようにしたのはおまえだろうが。と文句を言われたけどもう少し一緒に居られる。見られないように俯いてにやついた。


「何か持って行った方がいいのかな」
「BBQか? 」
「そう。どうせなら喜ばれたい」
「果物はどうだ」
「くだもの?  って苺とか? 」
「いや、バナナとか林檎」
「いいけど」
「焼くと美味いんだ」
「焼けるの? 」
驚いて聞く。
「ああ。
大貴くんや恵美ちゃんも喜ぶんじゃないかな」
ひろさんが言うならきっとそうだろう。 よく知ってるなあ、ほんとに。
「んじゃ、買って持って行こう」


「・・、崇」
「明日は何も無いんだから」
「何も無い、ってどこを触って、やめな・・・、っ」
「どこって、ひろさんのイイ所しか触らないよ」
「はっ・・、ぁ」
並んでベッドに入り、上を向いて寝ながらあさっての話を。 くっついていたら、昼間の燻りもあって我慢も放棄。
今なら何をしても大丈夫、とばかりにひろさんの胸に手を伸ばし、シャツの上から指の感覚を頼りに敏感な場所を探り当て、押す。
「ったくこの手は」
手首ごと掴まれ、ひろさんの顔の前に持っていかれ・・、
「こうしてやる」

ゆっくりと口に近付け、あ・・、と思った時には人さし指が咥えられていて。

「・・っ」
ぞく、と何かが背中を駆け抜けた。
舌がぺたりと指に押し付けられ上下し、舐め回される。関節の皺を伸ばすように舌先がくいくい動いて、思わず眉が寄る。
気持ちいい。




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苑田の意外な反撃。
新井くん、わんこになってます(笑)。

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