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『プリズム』

『プリズム』28*繋ぐ手。離す手-20


すみませんー。 前回最後の方 ~~ から苑田視点で、苑田の夢のお話になってます。
新井くんの夢とどのあたりがシンクロしてるのかな?




~~ 見たのは、どこかの縁日。崇と二人浴衣で屋台を眺めながら歩いていた。スーパーボールを掬い、たこ焼きを食べ、
「ひろさん、かき氷は? 」
「腹が冷えるからいい」
「焼きそば、あるよ? あっ、お好み焼きも」
「よくそんなに食えるな」
「えー、屋台のだから美味しいんじゃないか」
言いながら買い、手に下げる。
「あ! 」
「今度はなんだ? 」
「ひろさん、リンゴ飴売ってる! 」
目が輝いて立ち止まってしまった。
「おまえ、買いすぎ」
「これで終わりにするから」
「はいはい」
「いらっしゃい! おっ、イケメンなお兄さんたちだね」
「ありがとっ。りんごあ・・」
「おじさん。リンゴ飴ちょうだい」
崇の声にかぶせたのは小さい子の声。見下ろすとすぐ横に、女の子が背伸びしてリンゴ飴を見ていた。
屋台のおっさんが優しい顔になる。
「お嬢ちゃん、お金は? 」
「はい、これ」
差し出されたのは百円玉ひとつ。値札は三百円。
「お嬢ちゃん、ほかに持ってないかい? 」
「これだけなの」
見上げる瞳にうーん、とねじり鉢巻きの頭をガシガシし始めたおっさん。
「崇」
とひろさんが袖を引き俺に耳打ちする。聞いた俺も大賛成。

「おじさん」
「はいよ」
「俺たちもリンゴ飴欲しかったんですけど、この子とじゃんけんして、勝ったら、ください」
台の上にお金を置く。怪訝そうな顔して聞いてたおじさん、ハッと気が付いた。
「お、おう。そんなら構わねぇ」

結果はもちろん女の子の勝ち。嬉しそうに持って行った。
そして俺たちは、
「にいさん、こいつはお礼だ」
と、チョコバナナをもらう。







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 新井・・、いえ崇くん、最初はリンゴ飴が欲しかったのね・・。

追加。。派手なチョコバナナの参考にしたのはこちら。  portal.nifty.com/special04/04/07/
全然関係ない所なのでリンクはしませんでした。よかったら見てみてください。 笑えます。
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